コラム

本年の目標はLEDライト。 瀬戸晴加コラム#3

SNSから伝わってくる溢れんばかりの充実感・・・・・・。意識したくなくても無意識に気にしちゃいませんか?

毎日毎日友だちのSNSから伝わってくる、溢れんばかりの充実感。別に自分がそうなりたい訳ではなくても、何かしら周りのリア充要素に匹敵するようなオリジナリティ溢れる内容を投稿しないと、自分の存在感を認めてもらえないんじゃないか、スルーされるんじゃないか、そんな思いが無意識のうちに頭の中を支配するようになっていて。日常生活を送る上で常にSNSセンサーがONになっているというか。

それに、KYという言葉も流行ったように(これも死語!笑)、“空気を読まないといけない”みたいな暗黙のルールがあるゆとり世代だからこそ、『みんなやっているから、私もそうしなくちゃ』と、誰に強制されるでもなく、自らこの問題に陥ってしまう子も多いんじゃないかなって……。イベントを楽しむ、大切な人と過ごす、っていう本来の趣旨よりも、皆がしているからそれっぽいことをアップしなきゃ、みたいな義務感でやっていた行動に、一体どれだけの価値があったのだろう……と、考えてしまったんです、このベトナム旅行で(笑)。

なによりも、今回ベトナムで過ごした、何も気にせずのんびり過ごすクリスマスがあまりに心地よすぎて、これからはこういうモチベーションで毎日を過ごしていけたらいいな、と思った次第です。

イベントだからって、何もしなくても良くないですか?(笑)

だから今年は、『LEDライトのように、日々淡々と生きる』。これを、1年の目標に設定しました(笑)。

誰のためにもならない義務感にかられて行動するのではなくて、自分の意志で、本当に必要な最低限のモノ、コトだけにギュッと絞って省エネモードでいきたいと思います! 以上、働く女子の束の間の休暇レポートでした。(ベトナム行ってよかった〜)

 


 

せと・はるか 1990年生まれ、26歳。東京都出身。大学3年生でフリーマガジン『TiaraGirl』の編集長に就任。現在はWebメディア「#Femme byTIARAGIRL」編集長。また、東京ガールズキックボクシングクラブの代表として、女性向けキックボクシングジムのプロデュースを手掛ける。

 

Illustration/foxco212

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