コラム

【カメラ片手に立ち話。@sakiiiya】#17 Instagramの次に来るのは…

みなさん、こんばんは。
 
写真についてコラムを書いたり(コレ)、取材を受けたり、セミナーなんかもしている私ですが
 
まだ手をつけていないもの…それは動画!!!
 
 
まず、何から始めたら良いのかも、編集の仕方も、
何が正解なのかもわからない…と、とりあえずわからない事だらけで
 
動画に関しては無知、全くの初心者です。
 
でも、この業界にいると
 
“次に来るのは動画だよ~”なんて、2,3年程前から色んな方に言われ
 
そろそろ動画も勉強しなくちゃな…と思っていた矢先!
 
タイミング良く、私がいつも旅記事を書いている旅メディア『旅MUSE』(http://tabi-muse.com)と動画クリエイターのお友達“ハワード”(https://www.instagram.com/howardfuruta/)のコラボ動画講習会があり、先日6時間(!)の講習を受けてきました。
 
ハワードとは今年JTBさんとのお仕事で出会って
沖縄と信州、それぞれの動画を撮影してもらったのだけど
とにかく素晴らしいから、見て欲しい!
今日はそんな新進気鋭の動画クリエイター、ハワード先生から学んだtipsを少しだけレポートしたいと思います。
 
まだ学生なのに、世界中を飛び回りながら様々な企業の広告動画を撮っている彼から直接動画の撮り方を教えてもらえる機会なんてなかなかない!!と、応募が殺到。
その中から選ばれた方達が、男女問わず20名以上集まっていました。
前編の3時間は、ハワードが動画を撮る上で大切にしている事や
撮り方のポイント、音楽と映像をどのようにして組み合わせているかなどを解説。
 
そして、“これさえ出来れば、絶対うまく撮れる!”と
教えてくれたのが…
 
『奥行きを大切にする事』!!!
 
 
“奥行きさえ意識して撮れば、絶対うまく撮れる!”と
力強く講義中何度も熱弁していました。
 
これを今日のテーマにしよう!と皆意気込み
 
ハワードが今年撮った動画をスクリーンで流しながら
どの場面で『奥行き』を意識しているか確認し
 
いざ、実践編へ。
 
 
近くの新宿御苑に行き、みんなそれぞれ動画を撮ります。
 
まずは、こんな風に撮るんだよ、とハワードが解説。
みんな真剣です。
 
 
この日は、カメラではなくiPhoneの方もいたので、その方達の参考にもなるよう
 
iPhone Xに変えたばかりのハワードに
 
“今日はiPhoneでどこまで撮れるかトライしてみて!”とお願いし
彼自身の作品はiPhoneで撮る事に。
私は、この日撮影モデルになり彼に付いて回ったので
撮影中いくつか質問してみました。
 
Q1
私:いつも撮影が本当に早いけど(パッと撮って終わり)、頭の中に何かイメージが元からあるの?
 
ハ:イメージはないかな。歩いてて、“綺麗だな”と思った瞬間を大切にしてる。そこを切り取って、繋げているよ。
歩いていると『あ!ここ!』といきなり立ち止まり撮影するハワード。
付いて回っている私達からしたら、普通に通り過ぎてしまうような場所も
彼の腕にかかれば、もうここはニューヨークかってほどかっこいい画になります。
 
Q2
私:奥行きが見つからない(或は)奥行きがどんなものかわからない場合は?
 
ハ:なんでもいいから、何かを手前に持ってきて。そのまま写すとのっぺりして見えるから、落ち葉でもなんでもいいから手で持って、レンズの近いところに持ってくる。そうしたら背景が奥行きとして現れてくれる。
 
 
という事で、私も奥行きを意識し撮ってみたのがこちら。
 
まずは、そのまま撮影。
新宿御苑、広くて気持ちいい!の図。
確かに、なんだかのっぺりして見えます。
 
 
次に、奥行きを出してみようと思い使ったのは、ちょうどよくしなっていた木の枝。
これを手前に持ってくると、さっき撮った後ろの画がボケて、奥行きが出ました。
さっきの写真より、やっぱり立体感も出て上手に見えますね。
 
 
Q3
私:人物を撮るとき、画角の中で真ん中に配置するか端に寄せるか。どう決めているの?
 
ハ:背景によって決まる。背景がうるさい時(木がブワーッと生い茂っていたり、あえて人混みの中で撮る時)や後ろに道が続いている時なんかは、人物をメインに目立たせたいから真ん中に配置する。
逆に人物を画角の端に寄せて撮る時のポイントは、人物の顔が向いている方に余白を空けること。
 
 
光と、奥にずっと続く道が素敵だったので、私も写真を撮ってもらいました。

彼が撮ると、こうなります。

奥に続く道の雰囲気を出すため、私をなるべく手前にそして真ん中に配置して、奥行きもしっかり出しています。
 
彼のカメラセンスももちろんですが
何より、これもiPhone Xで撮った写真なのです…画質が綺麗すぎる。
 
 
撮り終わったら、教室に戻ってみんなで動画を編集!
わからない事、知りたい事にはなんでも親切に答えてくれるハワード先生。
 
1日中、撮り方からコツ、編集の仕方までみっちり教えてもらえた動画講習。
 
今最もキテる!と言われているクリエイターにみっちり教えてもらえる機会はなかなかないので、
とてもいい機会でした。
 
 
気になる方は、Instagramをチェックしていれば
次回講習のアナウンスをキャッチできるかも?
 
新しいことを教わるのも、大切だな~と
改めて実感した1日でした。
次の旅行では、動画も撮ってみようかな。
 
Sakie
Instagram @sakiiiya

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