コラム

「おっしゃられてた」ってどこが間違い?知らなきゃ恥ずかしいNG敬語10選

あなたは敬語を上手く話せますか? 敬語は、相手へ尊敬の気持ちを伝えるものです。実際に使って覚えることが一番! 

そこで今回は、マナー講師、イメージアッププロデューサーとして活躍する筆者が「間違いがちなNG敬語」をご紹介します。正しい例文を声に出して繰り返すだけで自然と身につきますよ。

■間違えやすい敬語5選

■間違えやすい敬語5選

NG:「山田様でございますか」

OK:「山田様でいらっしゃいますか」

⇒「ございます」は、「です」や「あります」をさらにていねいに表現。

 

NG:「お客様が参られました」

OK:「お客様がお見えになりました」

⇒「参る」は謙譲語。「来る」の尊敬語は「お見えになる」「いらっしゃる」を使いましょう。

 

NG:「ご案内させていただきます」

OK:「ご案内いたします」

⇒「~させていただきます」というのは、相手の許可をとって何かする場合にのみ使う言葉です。

 

NG:「部長さんはおられますか?」

OK:「部長はいらっしゃいますか?」

⇒役職名に「さん」は不必要です。「いる」の謙譲語は「いらっしゃる」が正しい敬語。

 

NG:「部長がおっしゃられたように」

OK:「部長がおっしゃったように」

⇒「おっしゃられてた」は「おっしゃる+られる」尊敬語の二重使いなので誤りです。

■使いがちなクセ言葉5選

NG:「学生時代は、水泳とかしていました」

⇒OK:「学生時代は、水泳をしておりました」

⇒「とか」は「AやB」の「や」と同類語で複数ある場合に使う言葉です。ひとつしかないものには使いません。

 

NG:「山田のほうは、ただいま外出しております」

OK:「山田はただいま外出しております」

⇒「ほう」は方向を示すときや二者択一のときのほか、物事をぼかす表現として使います。あいまいさを必要としない場面では不要です。

 

NG:「コーヒーでよろしかったでしょうか」

OK:「コーヒーでよろしいでしょうか」

⇒今、確認していることに過去形を使うのは間違いです。

 

NG:「こちらが資料になります」

OK:「こちらが資料です」

⇒「~になります」では、何かがこれから資料に変化するという意味になります。

 

NG:「それじゃ、お茶でいいです」

OK:「それでは、お茶をお願いします」

自分の意見を言わずに、相手に合わせたような表現は、相手を不愉快にさせてしまいます。

 

いかがでしたか?

仕事とプライベートで言葉を使い分けようとしても、つい普段のクセがでてしまうものです。言葉使いひとつで誤解を受けてしまったり、好印象を与えたりします。日頃から意識をして正しい日本語を使うようにしましょうね。

 

文/桜 美月
元ミス松山、イメージアッププロデューサー。愛され美人の立ち振る舞いやビジネスマナー研修講師として活躍中。

画像/PIXTA(ピクスタ)(xiangtao、saki)

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