コラム

怒られたとき、注意をうけたとき、批判されたとき…ベストな対応の仕方4つ

仕事でもプライベートでも、誰かから怒られたり、注意をうけたりすることは誰にでもあるもの。

それは、長い目で見たら自分が成長できる大きなチャンスでもあります。

そこで今回は、“大事なチャンスを逃さないためのベストな対応の仕方”をご説明いたします。

 

(1)相手に向き合う姿勢を見せる

物事には何でも、賛成する人と反対する人とがいます。

批判されたり注意を受けたりした際、相手がなぜその意見を伝えてきたのかを理解しないままだと、感情的な言い争いになってしまうもの。

すぐに結論をださなくてもよいので、まずは相手に向き合う姿勢を見せることが大切です。

(2)感情的にならない

怒ったり注意したりするのは、とてもパワーがいること。

上司や先輩が思いきって注意してくれたことに対して、あなたが感情的にずっと悲しんでいたら、“どうせ落ち込むだけだから……次からは注意しないようにしよう”と思われてしまうかもしれません。

年齢を重ねるにつれて、はっきりと指摘してくれる人は少なくなってくるもの。注意してもらえる今のチャンスを逃さないで!

(3)行動だけでもポジティブに!

怒られたり注意されたりして落ち込んでいると、私たちは顔や声にネガティブな気持ちが出てしまいがち。

ため息をついたり、表情が暗かったり、声に元気がなかったり……。

そんなことを続けていると、気持ちがもっと落ち込んでしまうものです。

大事なのは、せめて行動だけでも、自分のコントロールできる範囲で変えていこうとすること。

どんなに気持ちが落ち込んでいるときでも、人に対して「いいよね……」ではなく「いいね!」と笑顔で言える人が周りから応援される人なのではないでしょうか。

行動だけもポジティブに。まずは、口角をあげてみましょう!

(4)注意されたことは心の片隅においておく

いろいろな人が注意してくれたり、アドバイスをくれたりすることで、自分の価値観が徐々にハッキリしてくることも。

今すぐ理解するのは難しいことでも、年齢を重ねてから、ふとしたときに“腑に落ちる”かもしれません。

今はまだ心の片隅に何となくおいておくだけでも、これからの過ごし方は変わってくるはず。

 

怒られたときでも、悲観的に考えすぎるのではなく、注意に対して素直に耳を傾けられるような女性を目指したいですね。

そうすれば、あなた自身がより成長できるチャンスになるでしょう。

 

文/大網 理紗 画像/PIXTA(ピクスタ)(peach、cba、しげぱぱ、nonpii、Fast&Slow) 参考文献/大網 理紗『大人らしさって何だろう。』(文響社)

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