コラム

「鰐梨」=?「彌猴桃」=?読めそうで読めない果物の漢字5つ

普段口にしているフルーツの名前も、漢字だと意外な字面になってしまうようです。

今回は、身近なフルーツの名前を漢字で5つご紹介します。

意外と読めそうで読めない……なんてことも!?

いくつ読めるのか、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

 

(1)「鰐梨」

「鰐(ワニ)」の「梨(ナシ)」と書くこちら。

見た目や味などから野菜と思っている人も多いそうですが、れっきとしたフルーツです。

栄養価が高く、ヘルシーで女性に大人気。

そんな「鰐梨」の正しい読み方は……

 

「アボカド」です。

「アボガド」と「カ」が濁る言い方は間違いなので注意しましょう。

(2)「彌猴桃」

ずいぶん難しい漢字を用いている、こちらのフルーツ。

「彌猴桃」のほかに「鬼木天蓼」「支那猿梨」と書かれることもありますが、いずれも同じ果物の名前です。

一般の人にも比較的栽培しやすいとされており、ホームセンターなどで手軽に苗木を手に入れることができるそう。自分で栽培したフルーツは、きっと味も格別でしょうね。

そんな「彌猴桃」の正しい読み方は……

 

「キウイフルーツ」です。

(3)「桜桃」

赤く小さな果実「桜桃」。

長く細い茎と、真ん丸な果実が特徴です。

また、全国各地でこのフルーツの種を飛ばす“種飛ばし大会”が開催されているそうですよ。

そんな「桜桃」の正しい読み方は……

 

「さくらんぼ」です。

(4)「酢橘」

徳島県を原産とするミカン科の一種で、出荷段階では未熟果のため緑色をしています。

スーパーなどで見かける「酢橘」も緑色のことが多いでしょう。やがて熟すると、ミカンのように黄色になるそうです。

原産地である徳島県では、このフルーツをイメージしたキャラクターもいるのだとか。まさに県を代表していると言えそうです。

そんな「酢橘」の正しい読み方は……

 

「すだち」です。

(5)「柘榴」

お店では、ジュースやジャムに加工された形で見かけることが多いでしょう。

また、果実の深い赤色は、フルーツの名前をとって「柘榴色」と名付けられています。

そんな「柘榴」の正しい読み方は……

 

「ザクロ」です。

「鰐梨」と同様に女性に人気のフルーツのひとつですよね。

 

お店ではひらがなやカタカナで表記されていることが多く、普段から食べていても、漢字になるとなかなか読み方がわからないものですよね。

また「読めても書けない」というケースは意外と多いものです。読みだけでなく漢字も書けるようになると、さらに一目置かれるかも……!?

 

文/大内千明 画像/Shutterstock(paulaphoto、marcin jucha、Nataliya Arzamasova、Shulevskyy Volodymyr、Africa Studio、Bon Appetit)

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