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テラハ出身JJモデル・Nikiがいつでもハッピーマインドの理由 

夢に向かって日々進化し続けるJJモデル。彼女たちの本音に迫り、その魅力の裏にある努力やストーリーを教えてもらいました。今日ご紹介するのは、「TERRACE HOUSE」にも出演していたNiki。いつでもスマイルのハッピーキャラの秘訣とは?

 

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――モデルとして活躍しながら「TERRACE HOUSE」に出演したNikiちゃん。モデルになったきっかけは?

きっかけはファッションスナップ。17歳のとき、梅田を歩いていたら声をかけられて、スナップ写真を見た事務所から声がかかったんです。元々芸能の世界に興味はなかったけど、将来の選択肢は増やした方がいいかなと思って、モデル活動を始めました。

テラハに出演したのは20歳の頃。ずっと出てみたかったけど、私には共同生活は無理だろうなっていう気持ちでいて。でも大学の春休みの2カ月限定ならできそうだし、「行かずの後悔より行って後悔」の方がいいやと思って出演を決めたんです。正直、ハワイに惹かれたっていうのもあるんですけどね(笑)。

でも、期待せずに行ったらすごく楽しくて! 見られるものという意識はあったけど、ストレスを感じることなくいられたし、カメラの前でも自然体だったから多くの人に性格を知ってもらえてうれしかったです。

以前は「テラハのNiki」って言われることが多かったけれど、今は出演している「今日好き(AbemaTV『今日、好きになりました。』)のNiki」と認識されることも増えました。街中でも「〝今日好きポーズ〞で写真撮ってください」と言われることも多いです。

――仕事で悩むことってある?

基本、引きずらない性格なので…仕事で悩むことはないかも! 思ったことは口にしちゃうから溜め込まないし、くよくよもしないですね。嫌なことがあっても黙って機嫌が悪くなる、なんてこともなくて、きちんと相手に伝えます。でもそれは関係を悪くしたいわけじゃない場合がほとんどなので、感じ悪く言わずに笑顔で伝えることは心がけます。そして、言ってしまえばスッキリして、忘れるタイプ。

もともと優柔不断だから、考え込んでも結果が定まらないんですよね。だったらこの時間は無駄じゃない?って気付いて(笑)、うじうじ考えることもなくなりました。それは恋愛も同じで、のめり込むことがないからアップダウンもなくて。人や物に執着しない性格だから悩まないのかもしれないです。

――つまり、落ち込むことがないタイプってこと?

う〜ん、最近引っ越しをしたんですけど…内見もしてココに決めた!っていうお気に入りの物件に先に予約が入ってしまって。そのときは落ち込みました(笑)。そのくらいですね。例えば仕事で「あのときこうすればよかったな」って長く考えるんじゃなくて「次は気をつけよう!」って切り替えるんです。終わったことに執着しても仕方ないなって思って。仕事でもなんでも、悪いことは結構すぐに忘れちゃって、いいことの方が覚えてるんですよね。

仕事でしんどいことがあっても、「こんな経験は一生しないな」って前向きに捉えちゃう派。もし、SNSでネガティブなコメントがあっても、例えばそれが私の知っている人からのものだったら考えますが、全く知らない人だった場合は想像の世界で言われていることになるので…気にしません。

――悩まない、落ち込まない。その ハッピーマインドはどこから?

ストレス発散は、友達とごはんを食べて話す時間。テラハに出た直後は忙しくて毎日がいっぱいいっぱいだったけど、どんなに忙しくても睡眠時間を削って友達と会っていました。あとは大好きなお酒かな(笑)。1日の終わりに美味しいお酒とごはんで「今日も頑張った〜!」ってリフレッシュするのがルーティン。帰宅時間が遅くなって次の日が早くても、このルーティンは欠かせません。忙しいときこそ、自分の生活に「好きなこと」を1つでも入れて、ハッピーマインドに戻れるようにしています。

―― 20 代で叶えたい目標ってある?

私、昔から目標を設定しないんです。ストイックになれない性格なので、具体的な目標はありません。目標を決めちゃうとそこまでの道のりが1本になっちゃう気がして。先が見えない方が楽しいから、いくつまでに○○をするっていうTo Do Listを決めずに、いろんな選択肢と一緒に年を重ねていきたいです。それに私って反骨精神が強いのか、これをやる!って決めちゃうと逆をいっちゃうタイプなので(笑)、ストレスのないライフスタイルが性に合っていると思うんです。

以前も「痩せなきゃ」ってストイックにダイエットしたら上手くいかなくて…。ただ常に新しいことはしてみたいと思っているから、チャンスがあったらこれからも挑戦していきたいですね。

――選択肢を増やすためにやるべき ことってなんだと思う?

今はこうやってモデルやタレントの活動をさせてもらっているけど、私ももともとやりたいことがあったわけじゃなくて「将来、どうしよう〜」というタイプでした。でも絶対誰にでもチャンスやきっかけが入ってくるときってあると思うんです。そのときは、「とりあえず全部やってみる」。その中から一番やりたいことを見つければいいし、見つからなかったら決めなくていいし。

何歳までにっていうプレッシャーの中で仕方なく選ぶんだったら、ちょっと東京を出てみようとか、海外に行ってみようって環境を変えるだけでも選択肢は広がると思います。固定観念に縛られず、いろんな視点を持って、自分が楽しくいられるスタンスも大事。

友達に「今から来ない?」って誘われたときでも「今日はいいや」じゃなくて、もしかしたらそこに何かきっかけや出会いがあるかもしれないから、とりあえず行ってみてアクションを起こすといいかも。

――Nikiちゃんが理想とする女性像ってどんなもの?

頑張ってますアピールを全力でするよりは、余裕な感じを出しながら自然体でいる人が憧れ。私自身も「こんなに頑張ったの!」っていう部分は見せたくなくて、何事もイージーモードで楽しんでるだけだよっていうスタイルを貫きたい。褒められてうれしいのは、外見よりも内面を見てくれているんだなって分かる言葉。「あのときの、あの言葉が面白かった」って言われると上がります! そこは関西人気質かもしれません(笑)。

撮影/小川健太郎 ヘア・メーク/秋山 瞳〈PEACE MONKEY〉 スタイリスト/鳥山悦代〈One 8 tokyo〉 取材/坂本結香 編集/千田真弓
※この掲載の情報はJJ12月号を再構成したものです。

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