インタビュー

祝・メジャーデビュー!山中柔太朗くんに聞くM!LKの今&これから。

変幻自在の5人組ユニット・M!LKのメジャーデビューをお祝いする、“ちょっぴりオトナ”な5人が見られる短期連載企画がスタート。今回は、ミステリアスだけど時折見せる無邪気な笑顔にキュンとする山中柔太朗くんをピックアップ。

――メジャーデビューおめでとうございます!

最初に聞いた時は、あまりピンと来なかったんです。メジャーデビューしても僕たちがやることは変わらないから、一体何が変わるんだろうって(笑)。最近は課題も増えてきて、やっとメジャーデビューなんだなという気持ちが高まってきました。責任感も強くなっていると感じますね。周りの友達の反応も大きかったです。自分たちよりも驚いて、喜んでくれるので。周囲の反応を見ているなかで“メジャー”という単語の強さに気づかされましたね。

――以前から単独ドームツアーがグループとしての夢でしたが、それは変わりませんか?

そこは変わりませんね。その目標に向けて、メジャーデビューは過程というか。チャンスが広がったと思います。今回のシングルのカップリングに入っている『夢路』という曲は、メンバーで作詞をさせてもらった曲なんです。ドームへの思いも込めました。なので今でもグループとしての夢は変わず、単独ドームツアーへの気持ちはより強くなってきていると思います。

――グループ加入から3年経ちましたが、当時と今で気持ちの変化はありますか?

入った当初は精一杯で、人のことを気にしたりできていなかったんですが、最近は余裕が出てきました。みんなでのトークも、加入当時はなかなか入り込めなかったけれど、今は入り込めるようになりましたし。入った当初は経験値の差も大きかったんですよね。最近やっと、ぱっと見では肩を並べて戦えてるように見えているかな?と思います。じっくり見ればまだまだなんですけど(笑)。到底たどり着けないと思っていた3人の背中が、やっと最近見えてきた感じです。3年前のM!LK加入当時は、先輩後輩という関係で、初めは緊張もしていました。でも最近は僕から「こういうのは良くないんじゃない?」と意見も言えるようになってきているし、3人もそれを受け入れてくれる。自分たちでいうのもアレなんですけど、なんでも言える関係で仲は良いんです(笑)。こんなにメンバーの関係性が気楽なグループは、ないと思いますね。みんなで楽しくやっている時は仕事なのか仕事じゃないのか、わかんないくらいの感じです(笑)。

――今のM!LKを一言で表すと?

「実(みのり)」。夏ツアーをやらせていただいて、最後は涙するシーンとかもあったんですけど、正直なぜ涙が出てきたのかあまり覚えていなくて。最近取材などで当時のことを思い返して、やっとあの涙の理由を思い出せたんです。メンバーの卒業などを経て「M!LKを5人で続けていこう」となったけど、見切り発車な部分もあって。ずっと不安定な感じがしていたんです。でもメジャーデビューが決まって、「これで5人で正式に、M!LKを長く続けていくことができる!」と思ってうれしかったんだって気づいたんですよね。続けてきたことが実ったんだな、やってきたことが無駄じゃなかったんだな、って実感しています。グループの成長としてはまだまだだなとは思いますけど、ちょっとずつ実ってきていると初めて感じられたんですよね。メジャーデビューだったり、来年のパシフィコでのライブが決まったり、一つ一つ目に見える結果ができてきて、達成感もあります。

――山中さんが、この人かっこいいなと思う憧れの人は?

僕はサッカーが好きなので同世代で日本代表の方たちをかっこいいなと思います。久保建英選手は同じ歳で、僕がサッカーをやっていた頃からスペインでもすでに有名でした。当時も今も活躍し続けているのってすごいですよね。メンタルもすごく強いですし。サッカー選手もアーティストも、注目される仕事という意味では同じものを感じます。久保選手はスランプで調子が悪い時期でも、周囲の心配を跳ね除けるような発言をして、それを有言実行できる。そういうところに特に憧れます。僕はあまり言葉に出さない心で燃えるタイプですけど、発言してそれを実行できるほどの強いメンタルを持ちたいです。あと、ずっと憧れているのはBIGBANGのG-DORAGONさん。この世界に入るきっかけにもなった人なので、この仕事を続けながらいつかはお会いしたいと思ってます。

――今の自分に足りないと感じるものはありますか?

わかっていることなんですけど、自分に自信を持つこと。もともと自信があるタイプではないんですけど、最近ちょっとずつ実ってきているのを感じていて。少しですが自信も持てるようになったので。さらに自信がつけば、もっといろんなことに挑戦できるんじゃないかなと思います。お芝居も難しいけれど、たくさん準備をして、監督に褒められることで自信をつけていけたらいいですよね。でも、人に褒められるだけじゃ自信はつかないかなって。自分が積み上げたものがあって初めて自信がつくと思うので、そこは意識していきたいです。

――ではかっこいいなと感じる女性はどんな女性でしょうか?

決断力がある人。僕が優柔不断なので、すぐに物事を決められる人はかっこいいなと思います。身近だとマネージャーさんですね。テキパキいろいろと決めてくれて。こんなこと、普段言ったことないですけどね(笑)。

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2021年11月24日(水)にメジャーデビューシングル『Ribbon』をリリース!

スターダストプロモーションに所属する佐野勇斗、塩﨑太智、曽野舜太、山中柔太朗、吉田仁人からなる5人組ボーカル&ダンスユニット。メンバーの卒業なども乗り越え、結成7年目にしてついにメジャーデビュー! 2021年11月24日(水)にメジャーデビューシングル『Ribbon』を発売する。表題曲「Ribbon」は、恋愛ソングでありながら、M!LKがこれまで歩んできた歴史と、メジャーデビューという節目を迎えた今の自分たちを結び、未来への決意表明を感じさせる楽曲。

Tシャツ¥16,500ブルゾン¥64,900パンツ¥41,800(すべてKONYA/コミュニオン tel.03-5468-5278)スニーカー¥10,340(ニューバランス/ニューバランス ジャパンお客様相談室 tel.0120-85-7120)メガネ¥31,900(アイヴァン/アイヴァン 東京ギャラリー tel.03-3409-1972)その他/スタイリスト私物

撮影/イマキイレカオリ スタイリング/中西ナオ 取材・文/川端宏実 取材協力/所優里 構成/宮島彰子(JJ編集室)

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