学生時代、アメリカに留学していたときに、彼（今は旦那さん）から「顔は綺麗にメイクアップしているのに、ショーツが大きい」と言われてしまって…（笑）。彼はアルゼンチン人なのでTバックタイプが主流で、日本では定番のショーツはとても大きく感じたようなんです。

そこでTバックを買ったんですけれど、履いてみたら毛がはみ出て、可愛くなくって（笑）。そこで初めて、Tバックと脱毛はセットということに気が付いたんです。

そこから医療脱毛に通って、初めて「VIOも肌だ」ということを実感しました。さらに生理時の蒸れや生理痛、その他のトラブルも解消されて、とにかく快適になったんです。
デリケートゾーンに関して日本は欧米よりかなり閉鎖的で遅れをとっていたので、デリケートゾーンにまつわる色々な選択肢を広めていけたらという思いから『トレスマリア』を立ち上げました。

その効果の度合いは人それぞれですけれど、VIO脱毛をすると蒸れにくくなるから、常在菌のバランスが整うと一説では言われていますね。
さらにデリケートゾーンのニオイの原因は雑菌や垢など不衛生によるものがほとんどだから、ケアするに越したことはないんです！
日々マスクをしていると蒸れるし肌荒れしたりしますよね。デリケートゾーンの状況はもっと過酷ですね。

そうですね。あとおりものってツンとした酸っぱいにおいがすると思うっている人が多いのだけれど、デリケートゾーンのケアをしっかりするようになると甘い香りがするようになるんです。酸っぱいニオイの正体は、体外に出て酸化したからなんですよ。

デリケートゾーンは常在菌のバランスが重要だから、肌に優しい弱酸性の専門のソープで丁寧に洗うことですね。乳案菌など常在菌をケアする成分配合だとなおよしだと思います。
あとは、VIO脱毛をしていない人は、毛をかき分けて洗うのもお忘れなく！ショーツをTバックやレース素材など、風通しの良いものにして、蒸れにくい環境を作ってあげるというのもポイントです。

デリケートゾーンは毛でも蒸れるし、毛があることで不衛生になりがち。デリケートゾーンの脱毛をすると、より衛生的で快適に過ごせるとは思います。特にIとOラインの毛は必要のないものだから、清潔に保つという意味でも、脱毛がオススメ。

今はたくさんの脱毛サロンがあったり、医療レーザーも10万円弱で施術を受けられるところが多いので、検討してみてもいいのかなって思います。
「脱毛サロンや医療脱毛に通うのは…」という子は、Vの毛をシェーバーで減らしたり、Iの毛を電熱シェイバーで短くするくらいのホームケアはしてもいいのかなと思いますよ。

アンダーヘアーがある場合は、入浴後濡れたままでショーツを履いてしまうと、蒸れの原因に。そこから雑菌が繁殖なんてこともあるから、タオルドライをして、ドライヤーで乾燥してあげると◎。

あとは清潔にしたいからといって、公衆のビデを使うのはやめた方がいいですね。腟の自浄作用を下げたり、雑菌を身体の内側に取り入れてしまうなんてこともあるんです。デリケートゾーンへの意識を高めて、基本は丁寧に洗うことから始めてみましょう。

毛で覆われたデリケートゾーンを肌の一部だと思っている人はかなり少なくて、脱毛して初めてデリケートゾーンが露わになって、ショックを受ける人は多いと思います。生まれてから何もケアしていなければ、シワシワな状態になってしまっても仕方がないもの。

でもミルクなどを使って保湿ケアをしてあげるようになると、みるみると「肌ってこんなに綺麗になるんだ！」と実感できるほど、ふっくらプルプルになります。
あと、皮膚は摩擦に弱いので、タオルドライ時やトイレットペーパーで拭く時は、なるべく優しく、擦らないようにして欲しいですね。

毎日ケアは欠かさずにするに越したことはないのだけれど、特に生理の前後は、エストロゲンの働きで乾燥しやすいので、デリケートゾーン専用のミルクをコットンに1，2プッシュして馴染ませ、デリケートゾーンをパックして保湿するのがオススメ。パック後は本当に潤いを実感できるはず！

デリケートゾーン周りの悩みが解消されて、毎日快適に過ごせるようにということはもちろん、自分に自信が持てるようになったという声もよくいただきますね。
あとは将来出産の際も、デリケートゾーンが潤っていると痛みが軽減されるなんてこともあると思います。

不衛生や乾燥が原因で、膣炎や膀胱炎を発症することはありますね。デリケートゾーンは蒸れやすい環境なので、雑菌が繁殖しやすく常在菌のバランスを損なうとカラダの不調に繋がるということも…。

腸と膣って近いから、腸内環境がいい人はデリケートゾーンもキレイなんです。なので食生活では、納豆、キムチなど発酵食品を積極的に取って、腸内や膣内の環境を整えることを心がけるといいかも。

あとは、過度なダイエットをしないことも、デリケートゾーンを健やかに保つポイント。寝不足時や体調不良のときは、膣の細菌感染が発生しやすいから、免疫力を高めて健康的な生活を送ることも重要です。

そうですね。日本ではそういうことを言われることが多いかもですね。性に関するトピックは陰でコソコソとするものという概念を、まずは大人から変えていかないととは思いますが。
でも最近、日本でも生理について語られる機会が増えたり、月経カップや生理ショーツなどナプキン以外の生理用品に興味を持つ人が随分と増えてたと感じるので、それはとてもよいことですよね。

欧米では初潮が来たタイミングで、母親が婦人科に娘を連れて行って、ピルの話を教えるなど性教育を学校はもちろん家族全体でしている傾向がありますね。私の夫の家族もそんな感じです。夫が妹にピルを飲むように話をしていたこともあります。将来、幸せな妊娠をするためにとても大事なことです！

あとは鏡でデリケートゾーンを見ることも重要！鏡で見ることを習慣化することで、変調やカンジタ、ヘルペスなどの性感染症にもいち早く対処ができるようになるの。

でも性感染症は放置しておくと、不妊の原因になることもあるというから是非鏡で観察するということをルーティン化してみるのがオススメですよ。
あとは、かかりつけの婦人科医をもつことが大切！変調に気づいたら、早めに診てもらうと安心ですね。また、異常がなくても年に一回の婦人科検診に通うことも、未来のために大切なことです。