恋をするとどうなる? と尋ねると、「結構分かりやすく顔に出ます。だから周りに絶対気づかれる(笑)。だけど恋愛一筋なわけではなくて、恋をすれば仕事も頑張れるタイプです」と話してくれた南さん。一体どんな恋愛観を持っているのでしょう。

「自分からアピールするというよりは、向こうから好意を持っていただいて始まることが多いような気がします。自分から行動するのはなかなか恥ずかしくて…(笑)。なので、いつも受け身。でも、本当に“好き“ってなればLINEとかでさりげなくアピールしますね。ちょっと好きな感じを匂わせる発言をしてみたり(笑)」

好きな男性のタイプについて聞いてみると、「大前提として優しい人! 心が広くて理解力があって、大人な男性が好き。ルックスは、笑ったら目がなくなる、二重よりは一重で横顔がキレイな人。服装はデニムジャケットとかライダースが似合ったり、Tシャツにデニム、みたいな王道シンプルが好き」と聞いたことすべてに率直に答えてくれる南さん。

好きなタイプについての会話で盛り上がったところで、韓国と日本、2つの国で暮らす南さんに、韓国人との恋愛についても聞いてみました。

「韓国人の方とお付き合いしていたこともありますが、韓国の方は比較的紳士な男性が多い印象があります。あとは、嫉妬しやすいかも…? 日本と韓国で遠距離恋愛をしている期間も、すごくマメに、写真付きで相手から連絡が来ていました。韓国では友達同士でも写真付きで連絡をするのが普通だったので特に違和感はなかったのですが、日本とはまた違う文化ですよね」

もうひとつ、南さんの25歳という年齢は、結婚をする人が周りに増えてきたり、あるいは早くに結婚をして、すでにママになっている人がいたり、一方で仕事にやりがいを見つけて夢中で取り組んでいる人がいたり。人生の中で、周りとの差を感じやすい年齢なのかもしれません。そんなタイミングを迎えている南さんに、結婚について聞いてみると、

「地元の友人は結婚が早くて、もう子供がいたりする子も多いです。地元の親友がママになっている姿を見ると、『本当にすごいな』って思います。子供を育てるって、私が想像する以上に大変なことだと思う。自分にはまだ想像ができないことなので、本当に尊敬します。

今は自分が結婚をして子供を生むことは想像できないけど、結婚願望はあって、いつかはしたい。もしそういうタイミングがあれば、いつでもいいと思っています。何歳までに! とか、逆に何歳で結婚して、何歳で子供を産んで…という考えもまったくなくて、極端な話、今すぐにしたっていい。仮にお付き合いしている方がいて、その人と結婚をしたいと思っていて、プロポーズされたらすぐに結婚すると思います。母には『あなたは結婚遅いわよ』ってよく言われますけど(笑)。だけど、タイミングに関するこだわりや思いはまったくなくて、いい人がいればするつもりです」

どんな方と結婚したい? と聞いてみると、「父みたいな人!」とどんな質問よりも早く即答。

「父みたいな人と結婚して、両親のような家庭を築き上げるのが理想です。父は本当になんでもしてくれて優しくて大好き! 父も私のことが大好きだからなかなか離れられないんですよね(笑)。自他ともに認めるパパっ子です」

「撮影でどれだけ遅くなっても、起きて待っていてくれるほど優しいんです」とは、南さんのマネージャーさん談。

「父は仕事の関係で関西と東京を行ったり来たりしていて、東京にいるときは一緒に暮らしているのですが、コロナ禍になる前、私が夜飲みに出かけて帰りが明け方近くになった時も、『今帰ってきたんか〜』って帰ってくるのを待っています。私が帰ってきたことを確認してから父は寝るんです。朝早い時間の撮影でも玄関まで荷物を運んでくれて見送ってくれる。しかもご飯も用意して帰りを待っていてくれて…。すごいですよね。本当に理想の男性!」

最終的には「恋愛、結婚どっちとか関係なく、相手は父みたいな人が良い♡」という結論で、恋愛に関するインタビューは幕を閉じました。

お仕事や美容へのストイックな一面を見せてくれた南さん。恋愛のお話では可愛げのある一面も垣間見え、もっともっと深掘りしたくなるような魅力がたっぷり。日本と韓国、2つの国を舞台に活動していた彼女だからこそ、昨年から続くコロナ禍によって思うような活動ができないこともたくさんあったそう。それでもめげずに、日本からYouTubeをメインにコツコツと努力を重ねていました。最近では、モデルを務めたプリクラ機が先日リリース。今後も活躍の幅を広げていくに違いない「南りほ」から目が離せません。

ワンピース¥17,600タンクトップ¥6,600(ともにlouren)ネックレス¥8,200(gray/ハルミ ショールーム)

Photography_Daisuke Sasaki<SIGNO>
Stylist_Erika Abe
Hair Make-up_KATO<TRON>
Text_Aiko Ishizu
Design_Yoshitatsu Yamaya<Ma-hgra>
Composition_Dai Iwaya

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