Z世代(15~24歳)の生成AI利用実態調査Z世代の過半数が「生成AIの助言で行動や決断を変えた経験あり」、利用者の約6割が仕事・進路の相談など自身に関わるテーマで生成AI活用をしていることが明らかに

株式会社マインディア
PR TIMES

生成AIの使われ方が、若い世代を中心に変化しつつある。調べものや要約、文章作成といった用途は広く浸透している一方で、15~24歳の生成AI利用者では、仕事・進路の相談(59%)、気持ちの整理(53%)、友人関係の悩み(47%)など、自分自身に関わるテーマで生成AIを活用している実態が明らかになった。

また、15~24歳の55%が「生成AIのアドバイスが行動や判断に影響する」と回答。生成AIとの対話が、情報収集だけでなく意思決定を後押しする一因となっている可能性を示す結果となった。

株式会社マインディアは、全国の生成AI利用者1,200人(15~59歳)を対象に「生成AIに関する意識調査」を実施した。本リリースでは、15~24歳の回答を中心にその特徴的な傾向を紹介する。

<調査テーマ> 分析対象:全国のZ世代(15~24歳)男女
・【1】生成AIのアドバイスが行動や判断に影響するか
・【2】意思決定プロセスのどの段階でAIを使うか
・【3】悩みごと・困りごとを、最初に相談する相手
・【4】人に言いにくい悩みをAIに相談することへの考え
・考察

【1】
AIは「決断を支える存在」になりつつある
Z世代の過半数(55%)が「生成AIのアドバイスが行動や判断に影響する」

「生成AIのアドバイスが行動や判断に影響するか」を尋ねたところ、55%が「ある」と回答した。
この結果は、生成AIが単なる情報収集ツールとしてだけでなく、利用者の判断や意思決定に一定の影響を与えている可能性を示している。生成AIとの対話を通じて考えを整理し、選択肢を比較し、最終的な行動を決める–そうした活用が若年層の間で広がっている様子がうかがえる。

【2】
「考える」から「動く」まで
意思決定プロセス全体で生成AIを活用

迷ったときに生成AIをどのように活用しているかを尋ねたところ、15~24歳では「良し悪しを比較する(78%)」「考えを整理する(72%)」「行動に移す(69%)」という結果となった。
生成AIは、情報収集の段階だけでなく、考えを整理し、比較検討し、行動を後押しするまでの幅広い場面で利用されている。特に「行動に移す」段階でも約7割(69%)と高い利用率が見られたことから、生成AIが意思決定のプロセス全体に関与していることがうかがえる。

【3】
悩みの相談相手として「生成AI」が3位。ネット検索を上回る結果に

悩みや困りごとがあった際、最初に相談する相手について尋ねたところ、「親や家族(26%)」「友人(26%)」に続き、「生成AI(16%)」が3位となった。
一方、「ネット検索」は9%で4位だった。
生成AIがネット検索を上回ったことから、情報を探すためだけでなく、相談や対話の相手としても利用されている可能性がうかがえる。

なお、相談相手としての生成AIの利用状況には年代による違いも見られた。詳細は後述の年代比較レポートにて別途公開しています。

【4】
「AIに相談してよい」54%
一方で65%が「AIだけに頼るのは危険」

深刻な悩みがあった場合、「まずは生成AIで気持ちを整理してもよいと思う」との回答は過半数の54%だった。
一方で、「深刻な悩みを生成AIだけで判断するのは危険だと思う」と回答した人も65%にのぼった。
生成AIを相談相手として受け入れる一方で、その限界についても認識している様子がうかがえる。
AIの有用性とリスクの双方を理解しながら利用していることが、今回の調査結果から見えてきました。

考察
生成AIはこれまで、検索や要約、文章作成などの効率化ツールとして語られることが多くありました。しかし今回の結果からは、情報を得るだけでなく、自分がどう考え、どう行動するかを整理するための相手としても利用されている可能性が見えてきました。
また、仕事や進路の相談、気持ちの整理、人間関係の悩みなど、自分自身に関わるテーマで活用されている点も特徴的です。生成AIが「答えを探すためのツール」だけでなく、「考えを整理するための対話相手」として利用されている様子がうかがえます。
一方で、「AIに相談してよい」と考える人が一定数いる一方、「AIだけに頼るのは危険」と考える人も半数を超えました。この結果からは、若い世代が生成AIを無条件に信頼しているのではなく、有用性と限界の双方を認識しながら利用している姿も見えてきます。

今後、企業やサービス提供者にとっては、ユーザーが検索エンジンだけでなく生成AIを通じて情報収集や意思決定を行うことを前提としたコミュニケーション設計が、より重要になっていくのではないでしょうか。

■年代比較レポート(全10ページ)を無料配布中
本リリースでは15~24歳の結果を中心に紹介しました。
一方で、今回の調査では25~39歳、40~59歳についても同様の設問を実施しています。なぜ15~24歳でこうした傾向が見られるのか。その背景を理解するためには、他世代との比較が欠かせません。年代別に見ると、生成AIの活用目的や相談相手としての位置づけ、意思決定への関与度には異なる傾向が見られました。その詳細をまとめた「年代比較レポート」を無料配布しています。

レポート掲載内容
・生成AIの利用目的 年代別比較
・意思決定プロセスへの関与度比較
・相談相手としての生成AIの位置づけ比較
・AIへの信頼とリスク認識の年代差分析

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本調査データを活用した詳細分析・ローデータ提供について
本調査では、年代別比較をはじめ、活用シーン、生成AIへの信頼度、意思決定への影響など、多角的な分析が可能です。
企業のマーケティング戦略立案や商品・サービス開発、広報・PR施策の検討、各種レポート・記事制作などを目的とした詳細分析、クロス集計、ローデータ提供にも対応しております。
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今後の展望
株式会社マインディアでは、生成AIが生活者や消費者の行動に与える影響を継続的に把握するため、本調査をシリーズ化し、定点観測を実施してまいります。
今後は、AIの利用実態に加え、各種購買行動への影響、情報収集行動の変化など、多様なテーマを対象に調査を拡充してまいります。
消費者行動や社会環境にどのような変化がもたらされているのかを網羅的かつ継続的に分析し、企業の意思決定や市場理解に役立つ知見として発信してまいります。
調査概要

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