「普段からセリーヌはチェックしています。なかでもスポーティーな印象だった2021SSのルックはお気に入り! ベーシックかと思いきや、時折感じられる遊び心のあるデザインが好きです」とセリーヌについて語る。そんなセリーヌの2021AWコレクションは、「希望とクラフトマンシップへの誇り」がメッセージとして込められている。シンプルで一見ベーシックに見えるスタイルも、その構築的なデザインはハイブランドならでは。

いつもとは違うスタイリングに夏恋は、「私だったらジャケットにスキニーを合わせたりするのですが、今日のような太めのジーンズは新鮮さもあって面白かったです!」とまた新たな自分を発見した模様。

「もし自分でこのアイテムをスタイリングするんだったら? ジャケットのインナーをタートルニットにして、高めのヒールを履きます。あとはウエストをグッとベルトで締めてスタイルにメリハリを出して着るかも」と“藤井夏恋”らしい着こなしも教えてくれた。

どんな服を着ても彼女らしいスタイルを作るポイントは小物。「バッグや靴をエッジの効いたものにしたり、アクセは付けずに個性的なサングラスをポイントにしたりして工夫します」。小物をプラスマイナスするだけで、どんなファッションも自分らしく仕上げることができると話す彼女。

彼女がインタビューで語っていた「自分の世界観を出せる人でありたい」という言葉。セリーヌだけが持つ世界観と夏恋の魅力が溶け合い、オリジナルの空気感を撮影中も放っていた。デイリーに楽しめるアイテムなのに特別な雰囲気が感じられる服を纏った夏恋に、アーティスト、モデル、俳優として、さらに多くの人を惹きつける存在になっていくのを予感させる撮影だった。