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BTS担当ヘアスタイリスト パク・ネジュ先生がジョングクを完全再現!本人との現場エピソードも

BTSをはじめとする今をときめくK-POPアイドルや韓国ドラマの俳優さんたちのヘアスタイリングを担当しているトップへアスタイリスト パク・ネジュ先生がJJnetに初登場! 今回J-BOY・湯田海斗くんを先生が実際にヘアを担当しているBTS ジョングクに変身させてくれました! 毛先に動きのあるヘアアレンジはちょっとしたイメチェンにもおススメ。自分でも挑戦したくなるヘアスタイリングのコツも先生に教えてもらいました。

パク・ネジュ(Park Naejoo) PROFILE

韓国・清潭洞にある美容室「Bit & Boot(ビット&ブート)」共同オーナー。メイクアップアーティストのウォンジョンヨ(Wonjungyo)さんとともに創業。BTSのデビュー時からヘアを担当し、著名なアーティストや俳優のヘアも手掛けるトップヘアスタイリストとして活躍中。スターたちからの信頼が厚く、スターに帯同し国内外を飛び回る日々を送っている。

モデル・湯田海斗

2001年5月11日生まれの23歳。東京都出身。身長 178cm。マイナス30kgのダイエットに成功した筋肉ボディの持ち主 

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今回挑戦するのはBTS ジョングク

Bit.Boot (빗앤붓)公式Instagramより

今回はネジュ先生がヘアを担当したBTS・ジョングクの本格的なソロデビューとなったシングル『SEVEN』のビジュアルを再現。

「今日は韓国のトップの現場で活躍されている方にヘアメイクをして頂くのが楽しみでワクワクしています。僕も自前でヘアメイクすることが多々あるのですが、本場の技術や撮影現場の雰囲気も勉強になりそうです!」と、変身後の姿を楽しみにしていた湯田くん。ネジュ先生の手でガラリと印象が変わりました!

丁寧なカウンセリングで湯田くんの骨格や分け目の癖を生かし計算しつくされたBTS ジョングク風ヘアが完成。動きのある毛先がクールでスタイリッシュな雰囲気を演出。

 

セットのBefore、Afterがこちら

Before

After

「韓国人も日本人も髪質が同じで、パーマをかけるとランダムに広がってしまいがち。今回はコテを使ってしっかりと根元を立ちあげて毛先に動きを付けたスタイルに仕上げました。少し動きが付くだけで雰囲気も見た目の印象も大分変わりますよ」(ネジュ先生)

 

気になる変身のプロセスをチェック♪ 

1.まずは、ネジュ先生が開発した洗い流さない泡状のトリートメント「ドントウォッシュトリートメント(Don’t Wash Treatment)」を髪に馴染ませドライヤーで乾かし、髪の状態を整えます。

 

2.韓国のヘアアレンジはボリュームが命。ボリュームをつくり出すためハードスプレーを全体に吹きかけドライヤーで熱を与えながら毛流れとは反対側にブラシで流しながら根元を立たせます。

 

3.「半コテ」を使ってトップの根元を起こしていきます。「半コテ」は韓国では一般的な道具で、断面が半円になっており、髪の毛が短い人でもウェーブがつくりやすいつくり。「半コテが無い場合は、髪に型が付かないアルミのクリップがおススメ。ハードスプレーしてドライヤーで熱を与え、分け目の根本をクリップで挟んでおくと立ちあがります。クリップに少し力を加えてフラットな状態から少し丸く変形させ空間をつくって使うとさらにGoodです」

 

4.コテを使って全体に動きを付けていきます。「毛先ではなく根元を意識して巻いていくのがポイントです」

 

5.今回は長さが足りない襟足にヘアピースを使用して再現度を高めました。スタイリング時、先生は白いケープを身に着け黒髪の反対色の背景をつくり出して鏡越しにヘアのディテールをチェック。「ご自身でスタイリングするときも背景が白いところ(反対色の背景の前)でやると確認しやすいですよ」

 

BTS ジョングク風ヘアが完成しました♪

フロント

右サイド

バック

左サイド

湯田海斗くんに聞いた!今日のヘアアレンジの感想は?

完成後の自分が別人過ぎて驚いています!

「これまでに見たことがないような手の動きにずっと見とれてしまい、ネジュ先生の技術に圧倒されました。完成した自分を見たら、もう別人過ぎて驚いています。どんどん変わっていく姿を見ているのはめっちゃ楽しかったです!トップのボリュームを生み出すクリップの技は自分でも是非やってみようと思います」(湯田海斗)

 

今回のヘアアレンジをしてくれたネジュ先生にお話を伺いました!

Q.今回ヘアアレンジに合わせてライティングや衣装やポーズも再現して撮影してみましたがいかがでしたか?

ネジュ先生:楽しい撮影でした。湯田さんも素敵にポーズをとっていらして、とても雰囲気が出ていました。カメラマンさんのライティングや衣装さんも素晴らしいですね。元になった写真が撮られたときの様子を思い出しました。撮影現場はとてもリラックスした環境で、ダンスの振付師の方がJUNG KOOKの目の前で曲に合わせてゆっくりダンスのポーズをとっていたんですけど、それを見て真似して体を動かしていた瞬間を切り取った一枚でした。

 

Q.映画「JUNG KOOK: I AM STILL」では、兵役に行くジョングクの頭に先生がバリカンを入れるシーンがありましたね。お2人がハグを交わし涙を見せる様子がとても印象的でした

Bit.Boot (빗앤붓)公式Instagramより
映画のメインビジュアルのヘアも先生が担当

ネジュ先生:LAでアッシャーと撮影し、その撮影が終わったあとLAのホテルで坊主頭にヘアカットしたのですがその時の様子ですね。JUNG KOOKとは兵役前の最後の7~8か月くらいずっとスケジュールを共にしてきて一緒に過ごすことが多かったので胸に込みあげるものがありました。「頭、お願いできる?」と頼まれたときに「僕も切りたい」と言いました。そのときのお礼にアルバムにメッセージを書き込んだものをもらいました。今は「Bit&Boot」に大切に飾っています。

 

今回スタイリングに使用したのは…

ヘアケアブランド「ネジュ(Néjoo)」の「ドントウォッシュトリートメント(Don’t Wash Treatment)」150ml ¥3,960(美フレクト)。その名の通り洗い流さないでいい泡タイプのトリートメント。手もベタつかずサラサラとした使い心地。濡れた髪にも乾いた髪にも使用可能で、忙しいアイドルのために開発された髪の栄養・保湿・光沢を10秒でケアできるアイテム。

撮影/千葉タイチ ヘアスタイリング/パク・ネジュ(Bit&Boot) メイク/ヘユン(Bit&Boot) スタイリング/阿部絵莉香 モデル/湯田海斗(J-BOY) 取材・文/加藤文惠 編集/齋藤菜月

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