コートを着ている今は隠せているからまだいい……。だけど春がやってきたときに、油断しきったカラダでは自信を持って服が着られない。ノースリ、タイトスカート、スキニーパンツ。ラインが出る服が似合う自分になるために残された時間は残り3カ月。毎日5分、「継続は力なり」と信じてエクササイズ、始めてみませんか？
「TI FIT Training Habit」代表
小尾晋太郎さん
野球やアルペンスキー、格闘技など様々なスポーツを経験。そのトレーニング経験を活かしつつ解剖学や栄養学を学び、現在は医師監修の完全パーソナルトレーニングジム「TI FIT Training Habit」のトレーナーに。JJモデルのニコルと川口優菜ちゃんも通う、“服が似合うカラダづくり”のエキスパートです。
コンパクトトップスをキレイに着る 二の腕＆背中
ノースリーブニット￥8,300※1月中旬発売（snidel）リング￥12,000（e.m.／e.m.表参道店）
この春は、リブニットやショート丈、ノースリーブなど、カラダのシルエットが出やすいコンパクトトップスが目白押し。すっきりヘルシーに着こなしたいから、“二の腕のたるみ”と“背中のもたつき感”を、冬の間にすっきり解消しておきましょう。
二の腕のたるみの原因は、力こぶを作る筋肉ではなく、その裏側の筋肉。日常生活ではあまり使われないので、筋トレで意識的に引き締めるのが必須。右手でタオルを持って、背中側にまっすぐに下ろします。右腕は耳の後ろの位置までしっかり上げることが大事。左手はキツイと感じるギリギリ上でタオルを持ちます。
右ひじと左腕の位置をキープしつつ、タオルの両端を引っ張り合いながら、上下交互にゆっくり上げ下げしましょう。
意外と周りから見られているのが背中。すっきりしたカッコいい背中は全身のスタイルアップにもつながります。まずは両手をYの字に上げて、手のひらが後ろを向くように親指から内向きにねじります。脚は肩幅よりやや広めに開き、足先を少し外向きに。
上半身の姿勢をキープしながら、まっすぐに腰を落とします。太ももが床と平行になるまで落としたら、元の位置までゆっくり上がりましょう。
カラダが硬くてスクワットが上手にできない人は、より簡単にできるこちらを。
まず、脚を肩幅に開いて、写真のように前傾姿勢をとります。骨盤を前傾させて、おしりを少し突き出すようにするのがポイント。
まず、脚を肩幅に開いて、写真のように前傾姿勢をとります。骨盤を前傾させて、おしりを少し突き出すようにするのがポイント。
正面をまっすぐに見つめ、その姿勢をキープしたまま、両手を耳の後ろまで上げて、戻します。背中の筋肉を意識しながらゆっくり行いましょう。
正面をまっすぐに見つめ、その姿勢をキープしたまま、両手を耳の後ろまで上げて、戻します。背中の筋肉を意識しながらゆっくり行いましょう。
タンクトップ￥5,500レギンス￥8,300（ともにemmi yoga／エミニュウマン新宿店）スニーカー（スタイリスト私物）
