「時間をかければかけるほどメイクが汚くなる。盛られてしまう」と考える河北さんに愛用しているアイテムを教えてもらいました。必要最低限、これさえ押さえておけば大丈夫！
6分でツヤ肌をつくる！
河北メイクは、ツヤのある発光肌が基本。使うアイテム 数は他と比べて多いけれど、軽い仕上がりで崩れにくい。
まず必要なのは…ETVOS ミネラルUVグロウベース
シルバーパールとローズパールをブレンドした「グロウパール」、そして素肌感を生かすこの色つき。これ1本あればスキンケア後のような、透明感のあるうるおったツヤ肌になれる！
ツヤ肌へのこだわりを詰め込んだ、河北さん監修・最強のメイク下地。日中の紫外線から肌を守り、クレンジングいらずの優しい低刺激処方。ＳＰＦ37・ＰＡ＋＋＋ 30ｇ ￥4,300（エトヴォス）
POINT
パール粒大の下地を、両頬・おでこ・鼻先・あご先に５点置き。正面から見える顔の範囲内に、外側へ向かってスポンジで伸ばす。手に残った分は、お手入れを忘れがちな首に塗る。首元から明るく、透明感を！
スキンケアにプラスするなら…DECORTÉ AQ
ボタニカル ピュアオイルメイクの仕上がりを左右する時短テクといえば、スキンケア前に行うオイル保湿。40㎖ ￥15,000（コスメデコルテ）
ファンデーションをプラスするなら…laura mercier
フローレス フュージョンウルトラ ロングウェア ファンデーション マカデミア 30㎖ ￥6,000（ローラ メルシエ ジャパン）
laura mercier
眉と目の上、Ｔゾーンのみに。スムースフィニッシュ ファンデーションパウダー 04 ＳＰＦ20・ＰＡ＋＋＋ ￥5,000（ローラ メルシエ ジャパン）
ハイライトをプラスするなら…ETVOS
スポンジに取り、目の下の逆三角形ゾーン、残りは鼻筋、あご先へ。ミネラルハイライトクリーム￥3,500（エトヴォス）
2分で目を仕上げる！
アイライン、マスカラが絶対必要って誰が決めたの？ ま ずは「こうしなきゃいけない」しがらみから抜け出そう。
まず必要なのは…ÍPSA アイリシェイパー 04
目元を整えるためのアイシャドウ。まぶたを明るく見せながら、陰影さえも作り出す。くぼんで見えない絶妙なベージュブラウンは、密着力も高く後から使うアイシャドウの下地役としても完璧
肌色と血色感、まぶたの形状を整えてくれる色調４種から、自分にしっくりくるカラーを選べるイプサならではのアイテム。￥3,000（イプサ）
極論・グラデーションなんていらない。アイシャドウは、まぶたのくぼみや腫れぼったさを補整することが最優先だから。アイホールに指でなじませる。目元にもうるおいを持たせ、ツヤを足すくらいの感覚で
プラスするなら…ÍPSA
デザイニング アイシェード 22アイライン、マスカラを使わないなんて不安…そんなあなたは、自分史上最強のブラウンシャドウを。￥2,200（イプサ）
眉には6分！手間と時間を
美人なムードを作る骨格のバランスを調整できる唯一の パーツ！ 直線的なライン、そして短い眉尻に仕上げたい。
まず必要なのは…laura mercierポマード アンド パウダーブロウ デュオ ブロンド
ジェルとワックスの中間のようなポマード（左）は、その繊細なタッチと質感で眉の下描きができる。そこにパウダー（右）を重ねることで深みを出し、立体感のあるナチュラルな眉を実現
眉頭の自然な毛流れは、このポマードがないと実現不可能。粉が舞いにくいパウダーは発色も美しい。￥3,300（ローラ メルシエ ジャパン）
POINT
眉下ラインをポマードで取り、パウダーで眉尻まで引く。眉山は目を開いて筋肉が盛り上がる位置に設定、眉尻は下げすぎないように。眉上のラインも整え、眉頭は鼻筋の延長線上に
プラスするなら…ÍPSAアイブロウマスカラ RBR
色・ツヤはマスカラで。まつげには使わないけど、眉には使う。そのくらい大切ってこと。￥2,500（イプサ）
唇には1分！サッと塗るだけ
メイクを褒められるときって、大抵リップの色じゃない？ 誰かの記憶に残る唇は、服に合わせて選ぶと洒落て見える。
まず必要なのは…DECORTÉザ ルージュ RD454
時短メイクの仕上げは印象的な赤リップ。肌を明るく美しく見せてくれるクリーミーな赤。唇にポイントがあれば、他を盛らずに済むから時短になる。ひと塗りでクリアに発色するところも優秀！
唇の乾燥を防ぎ、うるおいを長時間キープ。濡れたようなツヤに映える、深みのある赤で「時短感」を匂わせない！ ￥3,500（コスメデコルテ）
POINT
白のジャケットに赤リップ、でも抜け感があるでしょ。リップの黄金比率は１：１。上唇の山は少しオーバー気味に色をのせて、ボリュームを出すといい。下唇に同じことをするとお化け顔になるから注意して！
ヘア・メーク／河北裕介 モデル／藤野有理 撮影／吉田崇〈まきうらオフィス〉（人物）、五十嵐洋（静物） スタイリスト／鳥山悦代〈One 8 tokyo〉 取材／清水亮子 デザイン／寺尾友里
（掲載の内容はJJ2018年5月号のものです）
