
メトロポリタン美術館の展示会「Superfine: Tailoring Black Style」にて、マドンナがアン ドゥムルメステールの最新コレクション、2025年秋冬「ROAD TO NEVER」を着用。美しいファッションスタイルをご紹介。
STEFANO GALLICI(ステファノ・ガリーチ)について
1996年、イタリア ウーディネ県のテオールで生まれたステファノ・ガリーチは、この小さな村とヴェネツィアの間で育ちました。パンクロック、インディー、ガレージの世界に足を踏み入れる中でファッションと出会い、音楽的表現と美的表現のつながりに魅了され、それを自身の創造的探求の基盤としました。2016年、彼はヴェネツィアのIUAV大学ファッションデザインコースに入学しました。同校はマリア・ルイサ・フリサとマリオ・ルパーノのビジョンに基づき、ファッションを技術的および文化的な側面から探求しています。最初の数年間で、彼は見習いとしてのさまざまな経験を通じて縫製やパターンメイキングの知識を磨きました。2017年、彼はパリとアントワープを行き来しながら、9か月にわたりハイダー・アッカーマンとのコラボレーションを行いました。その後ヴェネツィアに戻り、2018年に卒業。翌年初めに彼はミラノへ移り、アントニオリ・グループでの仕事に従事しました。2020年、ブランドが買収された年、ガリーチはアン ドゥムルメステールのチームの一員となっています。2023年、クリエイティブディレクターに就任。彼のブランドに対するビジョンは、音楽的嗜好とアンの作品への敬意が融合したものであり、鮮やかで個性的なシグネチャーとして表現されています。
マドンナ アン ドゥムルメステールの最新コレクション
ANN DEMEULEMEESTER(アン ドゥムルメステール)について
1985年ブランド設立。アントワープ・シックスの重要なメンバーとしてモード界を席巻。
エレガントなテーラリングと、黒と白を基調としたモノトーンの色調で、エッジの効いた反骨精神と洗練さが融合された、静謐でダークなロマンチックな世界を創り出す。
2024春夏シーズンより、ステファノ・ガリーチがクリエイティブディレクターに就任。