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[大草直子さん]毎朝3分で服を選ぶための7つの時短ルール

何かと忙しい春、毎朝ワードローブの前で今日着る服に悩んだりしていませんか? もし毎朝服を選ぶ時間を3分」にすることができたら――、本当にストレスのない一日の時間の使い方が叶いそうです。人気スタイリスト&mi-mollet編集長の大草直子さんに、7つの時短ルールを教えてもらいました!

まずはこの3つを実践! 

1.ハンガーを同じもので揃える

服を選びやすくするためにクローゼットはいつも整えておくこと。第一歩として、統一感のないハンガーを一掃し、機能的なハンガーで揃えましょう。長年愛用しているマワのハンガーは薄くて省スペースに貢献。ハンガーの総数を決めて、その数以上に服を増やさないことが大切です!

2.全身鏡を置く

ショーウインドウに映った時に自分にがっかりしないためにも全身鏡は絶対に必要。細いもので構わないのでクローゼットのそばにセットしてください。鏡のある場所に移動する手間が省けるし、〝人から見られている自分〞を知る機会が増えることは服選びの精度を上げてくれます。

3.お気に入りの靴3足をクローゼットの近くに

選択肢が少ない靴を最後に選ぶこと自体が実は非効率! まずは靴を決めてしまう。さらに服を選ぶ場所と靴を選ぶ場所が離れているという物理的な障害を取り払って、足元まで全身でチェックできれば、玄関まで行ってから慌てて服を選び直すという時間の無駄がなくなります。

4.サマになるインナーを用意する

時間のロスにつながるインナー問題の解決策はネイビーグレーのインナーに投資すること。下着然としない絶妙な色は、シルクのブラウスから透けたり、襟ぐりが深いトップスから見えたりしてもサマになります。HANROのキャミソールとJAMES PERSEのリブタンクトップを愛用しています。

5.何はなくてもジャストウエストの九分丈パンツ

靴同様、〝選択肢が少ないものから〞が時短の鉄則。トップスより数が少ないボトムスから決めるのが効率的です。用意しておきたいのは九分丈パンツ。ヒール、フラット、スニーカーどれを合わせてもバランスがよく、テイストを選ばないので、どんなシーンも慌てずにすみます。

6.〝エマージェンシーセット”を作っておく

特に余裕がない緊急時に役立つのが〝エマージェンシーセット″。パッと手にとった時、気分が下がらないおしゃれさが重要! 季節に合わせて4パターンあれば十分。春なら、トレンチにデニム、ボーダートップスがおすすめ。白黒ボーダーはメークが薄くても顔をはっきり見せてくれる効果も!

7.悩んだ時はまずリップから

自分が何が着たいのか分からず悩む時はリップを塗ってみる。赤で女っぽく、ピンクで清楚に―。リップは女性の内面と深い繋がりがあるから、その日のあなたの〝気分〞を表現するのに重要なんです。どんな自分になりたいのか、顔から決めれば自然と着たい服が見えてくるはずです。

(掲載の情報はJJ5月号のものです)
撮影/市原慶子 取材/増田奈津子

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