「仕事を頑張って一段落ついた記念にいい靴を買うことが多い」という、はーちゃん。キレイなヒールをご褒美に買うのもいいけれど、せっかくならたくさん履きたいから彼女みたいに週5で履くぺたんこ靴に投資するほうが私たちらしい。でもブランドの名品はまだ早い?いいえ、20代の今から履くその靴が、素敵な30代へ繋がるはず。
【VALENTINO GARAVANI】
定番フラットの新色シルバーはガーリー育ちにこそ必要
ヴァレンティノ ガラヴァーニといえば、なロックスタッズが発表されたのは2011年春のこと。「女らしさの中に潜むダークな雰囲気」がテーマなんて、なんだかゾクゾクする素敵さ。女性ならではの多面性や、一筋縄ではいかないムード… そんなアイコニックなモチーフは、毎シーズン色褪せることなく新しい色、素材、組み合わせで登場するから、これから30代・40代…と年を重ねるごとに集めていくのもいいかも。ワンピースにもデニムにも不思議とマッチする、上品でいて後味辛めなバランスは、はーちゃんも気になっている逸品です。
フラットシューズ〈H=0.5〉¥84,000(ヴァレンティノ ガラヴァーニ/ヴァレンティノ インフォメーションデスク)
【MARNI】
発売当時から大人気のサンダルは後悔する前に今、手に入れて
夏に向けてはーちゃんがまず手に取ったのがこちらのサンダル。「一見シンプルだけど、ソールの色の組み合わせが個性的だったり、ぺたんこ靴だけど気分のアガるデザイン♡」。 ダブルベルトにバックストラップ、MARNIのアイコンシューズ「フスベット」は毎年夏には品薄、サイズによっては完売してしまうほど人気のシリーズだから、手に入れるべき時期は今すぐ、手に入れられたらちょっと自慢…そんな一足です。これさえあれば、いつもの休日もリゾートでも、シンプルな服に合わせるだけで自信の持てるコーディネートに。
サンダル〈ソール1〉¥69,000(マルニ/マルニジャパン)ワンピース¥23,000(FRAY I.D)
【Acne Studios】
アリスエも斉藤美恵さんも。チームJJが愛用する新定番
「Acne Studiosの服が元々、シンプルで大好き。服が好みなブランドで、靴も揃えるのも間違いないはず」と話すはーちゃん。バレエシューズというシンプルなアイテムながら、履き口の鋭いV字型カットがAcne Studiosらしい一足は、アリスエやスタイリスト斉藤美恵さんもすでに手に入れた形。飾らない、カジュアルな雰囲気でいてラムレザー100%を使用した贅沢なMade in Italy。かかと部分は伸縮性のある仕様なので歩きやすく、履きこむほど自分の足になじんでいく味を楽しみたい、新たな名品シューズの誕生です。
レザーシューズ〈H=1〉¥57,000(Acne Studios/Acne Studios Aoyama)
【Salvatore Ferragamo】
ママの時代からある名品はバイカラーが私たちらしい
1978年に誕生したパンプス「ヴァラ」のバレリーナバージョンがこちらの「ヴァリナ」。ボウのディテールは今日まで受け継がれるフェラガモの歴史上最も代表的なディテールで、ママとお揃いで愛用しているJJ読者も多いはず♡ サルヴァトーレ・フェラガモの長女フィアンマによりデザインされたというところからもなんだか温かい気持ちになる一足です。ママと私、そしていつか自分の娘と… そんな幸せな未来予想図も膨らみそう。「白と黒、クラシカルな雰囲気が今また新鮮」とはーちゃんも。他にもスタッズ付きのものや新色など、歴史に裏付けられたフォルムだからこそディテールは冒険してみるのも楽しい!
バレリーナシューズ〈H=1〉¥74,000(サルヴァトーレ フェラガモ/フェラガモ・ジャパン)ニット¥8,900(DRWCYS)ワイドデニム¥19,000(RED CARD/ゲストリスト)ハット¥18,000(シャポード オー/シャポード オー 東急プラザ銀座店)
(掲載の情報はJJ6月号のものです)
モデル/川口春奈 撮影/彦坂栄治〈まきうらオフィス〉ヘア・メーク/Shizue スタイリスト/田臥曜子 取材/清水亮子