小顔だなんて骨を削るしかない、と思い込んでいるそこのあなた! 「小顔になる」にはたしかにふだんからの努力が必要かもしれませんが、「小顔に見せる」ことなら配色テクをマスターすれば叶うんです。JJ読者モデル、夏目頌子さんが4つのテクにトライしてくれました!
1.トップス明るめ配色
「顔周りを濃い色で締めると小顔に見える」と思いがちですが、錯視効果を狙うと実は逆! 特にコンパクトなシルエットのときは、顔より明るい色だと肩幅を大きく見せられます。
BEFORE
Tops_BLENHEIM
Denim_ZARA
Bag_CHANEL
Shoes_CONVERSE
※掲載のCHANEL商品は私物につき、ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。
AFTER
Tops_mimi&roger
Denim_UNIQLO
Bag_Stella McCartney
Shoes_Gianvito Rossi
黒ノースリ+デニムのピタゆるシルエットよりも、白のフレアトップスで上半身を大きく見せたほうが小顔に見せられます。濃い色デニムで着こなしにコントラストをつければバランスアップも簡単!
BEFORE
Tops_LAGUNAMOON
Pants_GU
Bag_Louis Vuitton
Shoes_PELLICO
AFTER
Tops_rag & bone
Pants_UNIQLO
Cap_Ralph Lauren
Bag_CHANEL
Shoes_CONVERSE
ダークな色は上半身をコンパクトにまとめて顔の印象を大きく見せてしまいがちなので、明るめの暖色トップスを選んで、顔と上半身をゆったりと見せます。全身を淡い色にする分、小物は黒でメリハリを。
※掲載のCHANEL商品は私物につき、ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。
2.濃い色配色
トップスもボトムスもダークカラーでまとめて着こなしを引き締めることで、細見えも手に入るうれしい配色。上下のトーンを揃えることが小顔効果を最大限に引き出すポイント。
BEFORE
Tops_UNIQLO
Denim_ZARA
Bag_Louis Vuitton
Shoes_CÉLINE
AFTER
Tops_IÉNA
Pants_ZARA
Bag_CHANEL
Shoes_JIMMY CHOO
上下薄い色の組み合わせは全体的に膨張して見える可能性も…。ブラウン+黒で全身ダークカラーにまとめれば、着こなしもシャープに締まって、フェイスラインもキュッと見せられます。
※掲載のCHANEL商品は私物につき、ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。
3.コントラスト配色
羽織り+インナーでコントラストをつけてメリハリを作り、小顔に見せます。上半身に対照的な2色を取り入れて、ポイントを上に持ってくることがスタイルアップの秘訣です。
BEFORE
Tops_STUNNING LURE
Denim_H&M
Bag_Saint Laurent
Shoes_Repetto
AFTER
Rider’s Jacket_DOMENICO+SAVIO
Tops_UNIQLO
Skirt_Birthday Bash
Bag_Louis Vuitton
Shoes_CONVERSE
グレーのワントーンも素敵だけど、着こなしがフラットな分、顔に視線が集まりがち。黒ライダースと白Tでコントラストを強めて、メリハリのある配色に視線を誘うのが小顔に見せるテクです。
4.つなぎ配色
トップスの柄の色とボトムスの色を繋ぐことで、縦のラインが引き立ち、全身がコンパクトな印象に。視線を上に集めるために、柄アイテムはトップスで取り入れることも大切。
BEFORE
Tops_STUNNING LURE
Pants_GU
Bag_CHANEL
Shoes_PELLICO
※掲載のCHANEL商品は私物につき、ブティックへのお問い合わせはご遠慮ください。
AFTER
Tops_SAINT JAMES
Skirt_Mila Owen
Bag_Stella McCartney
Shoes_CÉLINE
上下関連のない色合わせよりも、ボーダーとスカートの色をリンクさせて統一感を。それだけで縦のラインが目立ち、顔周りもコンパクトに。ボーダーの場合、濃い色を拾うのがルールです。
(掲載の情報はJJ10月号のものです)
撮影/玉井俊行 ヘアメーク/RYO〈ROI〉 スタイリスト/鳥山悦代〈One 8 tokyo〉 取材/坂本結香