華やかできちんとしたおしゃれが得意な名古屋のJJ世代。そのルーツはどうやらお母さんにあるみたいで…?はじめましての時期にも役立ちそうな、きれいめおしゃれのルールを取材しました。
今回の仲良し親子は…
左・桑原沙帆さん (専門学校生・24歳)
右・桑原由佳さん (会社役員・54歳)
旅行やイベントなど特別なことがあるときは服を新調するのが祖母の代からの約束事 、というおしゃれが大好きな母娘。娘は現在上京中。
「家族で会う日はきちんと」がママの口癖でした
我が家は親族同士がとても仲が良く、週末は親族みんなで集まって食事に行くのが決まり事。
ホテルで食事する機会も多かったので、普段からどこへ行っても恥ずかしくない、きちんとした格好をしなさいと言われて育ちました。
高校生くらいまではママの好み優先でガーリーなブランドのワンピースをよく着ていましたが、大学生になって自分の好みで服を選ぶようになって一変!
カッコよく着こなせるブランドに夢中になったのですが、そこでもいいな、素敵だなって手に取るアイテムはジャケットだったりセットアップだったり…どこかしらキレイめな着方をするものが多くて。
これって、昔から言われている「きちんとした格好」が自然と身についているんだなって最近になって気づいたんです。
きちんとした服は着慣れてないとおしゃれに着こなせない気がします。昔からそういう服を着る機会を作ってくれたことにすごく感謝しています。
幼い頃着ていたワンピースは華やかな色が多かったので、今でもカラーアイテムは大好きだし、そう思うと今の私のファッションの原点ってやっぱりママなんだなと、感じています。
ママとふたりで出かけるときはジャケットのセットアップでリンクコーデ。
セットアップは今っぽく着られるのにきちんと感もあるから、私のおしゃれには欠かせないアイテムです。
①きれいめおしゃれに欠かせない「セリーヌ」
年齢を気にせず持てる上品なデザインです
TPOを選ばず使えるのが魅力。ママとお出かけするときのきちんとした服にも、普段のカジュアルな服にも合わせやすいラゲージはお気に入りすぎてサイズ違いで揃えています。
大容量のラゲージは通学用に使用
軽くて持ちやすいカバは普段使い
ジュート素材でも上品に履けます
トラペーズは特徴的なカラー使いが大好き
ミニバッグ用の小さめ折り財布
②きれいめおしゃれに欠かせない「黒のヒール靴」
裏張りをして、いいものを大切に履くのがモットー
カラーの服が多いので、基本的に靴はモノトーンを選びます。ヴァレンティノの靴はスタッズがついているのにレディに履けるからドレスアップするときにもピッタリ。ヒールは7㎝以上が好みです。
ルブタンのパンプスは特別なときに履く用です
グッチのブーティは歩きやすくてヘビロテ中
リボンのついたDiorはカジュアルな服に
ZARAのヒールは私の中で履きやすさNo.1
後ろから見ても可愛いDiorのウエッジ
撮影/安井利恵(スタジオシン) 取材/佐野祐子 編集/小林麻衣子
(掲載の内容はJJ4月号を再構成したものです)