特集

彼の部屋に忍び込んで…! 現役女子大生が初体験をこっそり告白

周りのあのコが実際はどんな恋愛をしているのか…。仲の良い友だち同士でも本音で語り合うのってなかなか難しいですよね。でもやっぱり気になる。そこで、奥渋谷にある人気バー「bar bossa」のマスター・林 伸次さんがaround20歳の美女たちの恋愛事情を丸裸にしていく連載をスタートします。

今回林さんのもとを訪れた美女は、誰もが憧れる名門K大学に通う青野リカさん(仮名)。海外経験も長い彼女が林さんだけに語った本音の恋愛トークとは…!

今回の相談に訪れたのは青野リカさん(仮名)

小学6年生からカナダ・トロントで過ごし、そのままカナダの全寮制の学校に通った20歳の現役大学生。高層マンションの最上階に住む、筋金入りのお嬢様。

聞き手の林 伸次さんって?

1969年、徳島県生まれ。1997年に渋谷にワインバー「Bar Bossa」をオープンして以来、カウンターの向こうからそこに集う人々の人間関係を見守り続けて23年。穏やかな物腰で聞き上手でありながら、男女間ではなかなか聞き出しにくい女性の本音を探り出す名人。エッセイストや小説家としても活躍中。

ハグしたとき抱き心地の良い高身長の人が好き

林さん

林です、よろしくお願いします。リカさんはまだ20歳なんですね。早速なのですが、タイプの男性を聞いてもいいですか?

リカさん

これまで付き合った人はみんな優しい人が多かったですね。とにかく優しい人が好きなので。男らしくてガツガツしたタイプの人は苦手かもしれません…。

林さん

ガツガツ、オラオラした男らしい人は恋愛対象ではないんですね。これまでたくさんの女性の恋愛相談を聞いてきたんですけど、4〜5割くらいの女性は意外とオラオラした男性が好きなんですよ

リカさん

そんなに!? 私は苦手ですね。怖いし、「グイグイ来ないで!」って思っちゃう(笑)。私自身がワガママな性格だから、「これがしたい!」って思ったら、「いいよ」って言ってくれる人じゃないと嫌だからかな?

林さん

自分の要求を叶えてくれる人がいいんですね。でも、のんびりしていたり、オタクっぽい男の子ってセクシーさに欠けません?

リカさん

うーん、セクシーさがあるかと言われると微妙だけど、とにかく優しい人が好きなんです。ムキムキなオラオラ男子は、そんなはずはないって分かっていても、殴られたらどうしようとか思っちゃって、勝手に怖くなってしまうんです(笑)。

林さん

なるほど…。じゃあ、あんまり背が高くなくて、ムキムキじゃなくて、優しい雰囲気の人が見た目的にはタイプ?

リカさん

いや、背が高いのは好きなんです(即答)! ハグした時の抱き心地が良いのも大切。ガッチリというよりも、ひょろっとした高身長の人が好きですね。あとは、何かに突出した才能を持っている人を好きになりがち。友達からは、「ちょっと変わった人が好きだよね」なんて失礼なことをよく言われています(笑)。

初めての彼とは手も繋がないプラトニックな関係

林さん

「何かに突出している」か…。才能があってカリスマ性のある人なんですかね? 少し具体的な話も聞かせてください。初めてしっかり恋愛したのはいつでしたか?

リカさん

小学6年生のときに父の仕事の都合でカナダ・トロントに行くことになってしまって…。現地の語学学校で出会った日本人の男の子から告白されて、付き合うことになったのが最初の恋愛かな…。だけど、手すら繋がないプラトニックラブでした。土地柄、車がないとデートは難しくて、カップルらしいことは何もせずにお別れしました。カナダの彼と別れてからは、現地の女子校に入ったので、文字通り本当に何もなかった…(笑)。なので、ちゃんとした彼氏ができたのは、高校生になってからですね。

林さん

高校生になって解き放たれたんだ(笑)。その彼は同じ高校の人?

リカさん

解き放たれちゃいました(笑)。そうです、同じ学年で頭が良くて数学の成績が学年トップの人でした。だんだん仲良くなって「この人、いいな♡」と思い始めた頃に相手が告白してくれて、付き合うことになりました

林さん

リカさんは「この人、いいな」と思ったら、自分からアクションはするんですか? 

リカさん

うーん、特には何も。どんどん仲良くなって、相手から告白されたら付き合う感じですかね。自分から好きって言ったこと、実は人生でまだ一回もないんです。

林さん

そうなると、自分のことを好きにさせなくちゃいけないですよね。そのへんは見た目も含めて自信がある?

リカさん

いやいやいや、そんなことは。付き合ってから気になるが「好き」に変わるタイプなので、付き合う前はよりライトに相手に接しているかもしれないですね。付き合うまで「彼のことで頭がいっぱい」みたいな状態にはならないので、男性側に好意はうっすら伝わっているけれど、完全に手に入ったわけじゃないから追ってきてくれるのかな?

先生の見回りの目を避けて彼の部屋に侵入!

林さん

高校のときの彼とは、中学時代にできなかったようなデートもたくさんできたんじゃないですか?

リカさん

実は高校時代の恋もなかなかトリッキーで…。畑のど真ん中にあるような高校に通っていたんです(笑)。だから、デートと呼べるものはまったくなく…。割とオープンな校風だったので、談話室で自由時間にイチャイチャするくらいでした

林さん

高校生男子だと、談話室でイチャイチャするだけで終わらない気もするんだけど、そこら辺はどうでしたか?

リカさん

部屋にはルームメイトがいて、寮の至る所に監視カメラが取り付けてあって、先生の見回りまで…。毎晩22時に点呼があったんですけど、皆が寝静まった真夜中にまるでスパイのように彼の部屋に忍び込みました(笑)。私が部屋に来たのに気付いた彼の友達が、気を利かせてササっと出ていってくれて(笑)。その後はまぁ…。

林さん

なかなか斬新な初体験(笑)。でも、それだけ障害が多いと盛り上がりそうですね。

リカさん

たしかに、それはあるかも。監視カメラに映り込まないように、窓をよじ登って会いに行ったりしてましたもん。でも、四六時中同じ空間にいて閉鎖的な世界だからこそ、段々歯車が狂っていって1年くらいで別れました。始めは楽しかったんですけど、だんだん見たくない部分も見えてきてしまうというか。

林さん

それはどういうところが?

リカさん

実は彼にべったりの女友達がいたんですけど……

この記事が気に入ったら

Pick up