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【櫻坂46土生瑞穂が語る】邪魔なプライドは捨て、背伸びをしないことが素敵な女性への近道

少女から大人へ成長途中のJJモデルたちはどんな未来を描いているのか。思い浮かべる「カッコいいオトナ」像、そして、今をどう感じ、過ごしているか−−。彼女たちが綴る言葉が、JJ世代が目指す「カッコいいオトナ」になるためのヒントになれば幸いです。今回は、「土生瑞穂」の決意表明です。

土生瑞穂の「カッコいいオトナ」への決意表明

自分の間違いを認めて素直に謝れる人に憧れます

「カッコよさの中に可愛さを秘めた女性に憧れるから、クールなスタイリングにピンクの背景をリクエスト。ギャップのある女性像をイメージしました」

コート¥19,500エコレザーパンツ¥8000(ともにSTYLEMIXER/バロックジャパンリミテッド)、サテンシャツ¥8000(ACYM)、ピアス¥2500(Mignonjour/Room403 表参道本店)、リング¥3500(ラピュイ/キャセリーニ)

周りの意見を尊重できて素直に謝れる人、恥ずかしいと思うプライドを捨てられる人って、カッコいいと思います。この仕事をしていると、客観的な意見を聞かないと自分の長所も短所も絶対に分からないから、周りの意見を取り入れて成長していきたいし、その姿勢が大切だなって。そう考えるようになったのは、グループだけじゃなく、個人のお仕事をするようになってから。自分の居場所が増えたことが自信になり、周りのアドバイスをしっかり聞いて吸収したいっていう余裕が出てきたんだと思います。それと、「謝ること」も成長するうえで大事だと感じています。すべて自分が正しいと思って謝るチャンスを逃してしまうと、そこで成長が止まってしまうし、一生間違えた考えを持ち続けてしまうかもしれない。

自分の間違いをちゃんと受け止めるからこそ成長できるし、注意されても「そうなんだな」って素直に認める気持ちを持つことで、より大人に近づけるんだと思います。私も個人のお仕事を始める前は、自分の間違いを素直に認められない時期がありました。反抗期みたいな(笑)。でも結局「あのとき謝ればよかったな」って後悔することのほうが多いんですよね。だからカッコ悪くてもダサくても、口に出して素直に謝れる人になりたいなと思っています。
理想の大人像に近づくために心掛けているのは、周りをよく観察して、素敵だなと思った行動や仕草を真似すること。知ったかぶりをしないで、分からないことは年上の人に聞くことも大切にしています。時間はあっという間に過ぎるので、1年後の自分を思い浮かべながらやるべきことに向き合い、夢を叶えていきたいです。休日に夕方まで寝ちゃって、1日無駄にしちゃったなって罪悪感を持つこともあるから、料理を作るとかトレーニングをするっていう小さい目標を立てて、毎日を楽しく、充実させていきたい。そういう日々の積み重ねが自分の道を作るから、大事にしていきたいです。

 

撮影/佐々木大輔〈SIGNO〉 ヘアメイク/只友謙也〈P-cott〉 スタイリング/田臥曜子 取材/坂本結香 編集/鈴木ヒナタ

この記事はJJ2月号を再構成したものです。

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