髪を30cmバッサリ切ってショートカットになったひなちま。1月3、4日に放送される『教場II』で、ゴールデン帯のドラマに初出演します。
アイドルとモデルを両立しながら、さらにドラマにも挑戦したひなちまに、今回の作品に対する思いを聞きました。
樋口日奈が語る「私が強くなれた場所」
『教場II』で初めて感じた緊張、そしてその先へ
ブラウス ¥25000 スカート ¥18000 (ともにDEICY LUMINE 新宿店 )
「私の中でたくさんプラスになった、本当に大切な作品」
乃木坂としての活動やモデルとしての活動の他に、舞台にも活躍の場を広げていたひなちま。そんな彼女にとっても、『教場』の現場は「初めての緊張感」だったそう
――初めてのゴールデン帯のドラマ、さらに人気作品の続編というプレッシャーのかかる現場だったかと思うのですが、撮影現場の雰囲気はどうでしたか?
緊張感が本当にすごかった。空気が張り詰めるってこういうことなのかって初めて実感しました。特に撮影が始まった最初のうちは休みの日でもみんなで練習をしていたので、本当に警察学校に通っているような感覚でした。
なかでも風間教官の言葉は一つ一つが心に刺さって、自然と涙が出たんです。気持ちが張っていると感情が勝手に溢れてくるんだなってこの撮影を通して学べた気がします。
――特に大変だったシーン、印象に残っているシーンがあれば教えてください。
警察手帳や手錠、警棒を出す動作に苦労しました。普段の生活ではあり得ない動作なので、それを訓練生全員で素早く揃えなきゃいけないっていうのは大変で…。
撮影現場にいなくてもみんなで動画を送り合って「もっとこうした方がいいんじゃないか」とか、大変だった分みんなで乗り越えることができて、絆が深まったし、かけがえのない仲間になれたシーンだったと思っています。
――ひなちまにとってみんなと動作を合わせるっていうのは乃木坂での活動とも共通点があるのかな? と思うのですが、どうですか?
私が演じた坂根千亜季は、監督から「男性からも女性からも好かれる人柄」と聞いていたので、撮影前の訓練のときからなるべく早くみんなと仲良くなって打ち解けた雰囲気にしたいなと思っていたんです。だからこそあまり構えずにフランクに話しかけたり、話しかけてもらったら自分もたくさん話すように意識していて。
そういうことを抵抗なくできたのは、乃木坂での活動が生きたかなと思います。現場にも溶け込みやすかったし、すぐ仲良くなれたので。
――撮影を経て成長したな、と自分で感じ ることはありますか?
JJの撮影のときに、スタッフさんから「ドラマ撮影を終えてからの表情がすごく変わった。表現の幅が広がったよね」って言ってもらえたときに、成長できたのかな? って感じました。
これから先、どんなお仕事をしてもこの現場を思い出して自信を持てるというか、私の中で本当にプラスになったすごく大事な作品です。ぜひ見てくださる方にも、2021年を強い気持ちでまっすぐ生きようという勇気や活力になればうれしいです!
Hot news 二夜連続放送『教場II』
木村拓哉さん演じる〝教官・風間〞の生徒役としてひなちまが出演。
彼女の初のゴールデン帯ドラマへの出演で、争いを好まない温厚な生徒役を全身全霊で演じている。
フジテレビ系1月3・4日 21:00~放送
モデル/樋口日奈〈乃木坂46〉 撮影/石田荘一 スタイリング/鬼束香奈子 ヘアメイク/栗田佐智代 取材/上戸智香 編集/岩谷 大
*この記事はJJ2月号を再編成したものです