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櫻坂46・土生瑞穂が「アイドルは永遠じゃない」と語る真意とは?

土生瑞穂--。2015年、高校卒業直前で受けた「欅坂46 1期生メンバーオーディション」に合格し、欅坂46のメンバーとしてデビュー。グループ内でも一際目を惹く171cmという長身で、2018年からはJJモデルとしても活躍。18歳でデビューし、5年目の節目を迎えた今。アイドル、モデル、ラジオパーソナリティと表現の幅を広げている一方で、「最近は、焦りもある」と正直な胸の内を話してくれた。

アイドルって永遠じゃないから、そろそろ将来を考えながら活動しないと

自分の意思を周りに伝えて、自発的にチャンスを掴んでいきたい——。そうポジティブに思えるまでの道のりでは、うまく自分を表に出せずに悩んだことも。

「デビューしたての頃は、自分から話せなかったり、他のメンバーに頼ってしまって、収録でも自分を出せずに終わってしまうことばかりでした。ネガティブで自信もなくて、周りにも心配をかけてしまい、その負のオーラがみんなにも広がるっていう悪循環も、もしかしたらあったかもしれません、お仕事も受け身のことが多かったですし」

チャンスを掴み取りにいかないといけないなと思っています

“モデル”という居場所も、自らチャンスを掴み取った結果のひとつ。アイドルとは求められることが違う環境の中、JJの現場では毎回「今日はどんな撮影ですか?」と企画意図を積極的に汲み取り、カメラ前で表現する姿が印象的だった。

「モデルは本当に好きなお仕事。いろいろな服が見られるし、元々憧れていたヘアメイクさんにも会えて、どの現場も楽しい! アイドルの活動ではヘアやメイクに自分なりのこだわりを出すこともあるけれど、モデルの現場ではそういうこだわりを持たないようにしています。自分に似合う服とかメイクを決めつけてしまうと新しい自分に出会えないし、自分の幅も狭めてしまうと思うから」

どんな結果も自分で責任を負う覚悟を持つためにも自分らしくいることは大事にしています

アイドルのときも、モデルのときも、自分を偽らないことが信条。

「アイドルやモデルという枠を超えて、本当の自分を好きになってもらいたいから、自分を偽らないことは心掛けています。自分を閉じ込めたり、我慢しちゃうと、いつかズレが出ちゃうし、うまくいかなかったときに自分じゃなくて周りを責めちゃうと思うんです。そういう生き方はカッコ悪いし、ダサいからしたくない。どんな結果も自分で責任を負う覚悟を持つためにも、自分らしくいることは大事にしています」

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モデル/ 土生瑞穂<櫻坂46> 撮影/ヨシノハナ ヘアメイク/KATO<TRON>スタイリスト/阿部絵莉香 取材/坂本結香 編集/岩谷大

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