インタビュー

映画『明け方の若者たち』で話題! 注目の若手俳優・井上祐貴さんインタビューをプレイバック。

12月31日(金)に全国ロードショーを迎えた映画『明け方の若者たち』で、主人公の<僕>の同期で後に親友となる<尚人>役を演じる俳優・井上祐貴さん。人気急上昇中の井上さんのインタビュー記事はチェックしてくれましたか? 素顔に迫る一問一答に30歳までに叶えたいこと、そして出演映画の見どころまで…盛りだくさんのインタビューをプレイバック!

井上祐貴さんの素顔を探る! 一問一答インタビュー

・身長、体重、血液型、出身地を教えてください!
身長は178cm。体重は65kg。血液型はAB型で、出身地は広島県です。

・誕生日は?
1996年6月6日です。

・自信のある体のパーツは?
太もも。実家の周りに坂が多かったので、小さい頃から自転車によく乗っていたんです。しかも坂は意地でも漕いで上がりたいタイプ。自転車に乗ってこなかった人に比べたら、太ももの筋肉は綺麗に仕上がっているんじゃないかなと思います(笑)。友達にもフットサルで着替える時とかに「筋肉すごいね!」って言われますね。

30歳までに叶えたい野望は…「あと5年のうちに、新人賞を受賞したいです」

現在25歳。子どもの頃に思い浮かべていた20代は、どんなイメージでしたか。

自分が20代を迎えるのはわりと楽しみでした。早く大人になりたいなって思っていた時期もありますし、大人になりたくないと思っていた時期もあるので、一貫してはないんですけど。大人として責任を持ちたいとかそんなかっこいい理由でもなくて、もちろん税金払いたいとかでもないですよ(笑)。ただ漠然と20歳になることが楽しみというか。子どもの頃は、20代の自分がどんな仕事をしているか想像もつかなかったですけどね。

今、25歳を迎えて、いかがでしょうか。

すごく楽しいです。20歳から25歳までの5年間が早すぎて、本当にあっという間でした。特に上京してからが早くて。今上京して3年目になるんですけど、仕事をしていたら時間が経っていたというか。すごくありがたい話で、充実しているなと思います。20代のうちにやりたいことはまだまだたくさんありまして、まずは東京を楽しんでみたいなと。コロナ禍で自分自身もいろいろなところに行けていないし、地元の友達がこっちに出てきた時に案内できないくらい東京がわかっていなくて。気さくに「案内するから来なよ!」って言えるくらいにはなりたいですね。

映画『明け方の若者たち』ここだけの撮影裏話!

「特にこの尚人を見てほしい!」という井上さんイチ押しのシーンはありますか?

バッティングセンターでのシーンですかね。ストーリーとしてもそこから伏線が回収されたり、物語が大きく動き出す大事なシーンなんですけど、個人的にもそのシーンには思い入れがありまして。僕、実は野球をあまり得意としていないんです。スポーツ好きですし、スポーツなら全般できるつもりではいるんですけど、昔から野球だけが苦手で。台本を初めて読んだときに「これはヤバい! ちゃんと打てなかったら尚人として芝居が成立しない…本番中打てなかったら、僕のせいで撮影を止めることになる…」ってすごいプレッシャーに襲われたんです(笑)。それでクランクインの1ヶ月半前からバッティングセンターに通いました。バットを握り慣れていないから、手もすぐにマメだらけになっちゃって。

秘密の特訓! その成果はいかがでしたか?

バッティングセンターに行き始めた頃は20球中3球くらいしか当たらなかったんです。でも、みっちり練習して20球中3球当たらないくらいまでに仕上げました。自分の中で「よし!」って自信もつけて、現場に行ったんですよね。そしたらそのシーン、結果的にCGだったんです…(笑)。でも本当に大事なシーンだったので、結果として球を打つことに気を取られず、芝居に集中できて良かったです。バッティングセンターの成果で、当たるフォームも身についてましたし。自分の経験としてポジティブに捉えているんですけど、是非その背景も踏まえて見てほしいですね。

撮影/花村克彦 取材/所 優里 編集/宮島彰子(JJnet編集室)

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