昨年はドラマ『もしも、イケメンだけの高校があったら』で連ドラ初主演。大河ドラマ『どうする家康』にも出演が決まっている話題の俳優・細田佳央太くんが、自身初のカレンダー「佳央太(かなた)って読みます!!! -Kanata Hosoda 2023-2024 Calendar-」を発売。自己紹介をテーマにしたカレンダーということで、JJでは、細田くんの魅力を徹底深掘り! 細田佳央太くんの取説を作っちゃいました♡
細田佳央太さん
2001年12月12日生まれ 東京都出身 4歳から芸能活動を始め、ドラマや映画に多数出演。2019年には、1000人越えの応募者のなかから、映画「町田くんの世界」の主演に抜擢される。以降、映画『花束みたいな恋をした』『子供はわかってあげない』、ドラマ『ドラゴン桜』『恋です!~ヤンキー君と白杖ガール~』など話題作に出演。昨年『もしも、イケメンだけの高校があったら』で連ドラ初主演を果たした。現在、大河ドラマ『どうする家康』に出演するほか、4月には、主演映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が公開する。また今年の夏には舞台「メルセデス・アイス」にて初主演を務める。
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お寿司のネタは玉子が好き♡細田佳央太さんの取説9ヶ条!
①あぐらをかくのが苦手です
「大河ドラマに出演することになって、習慣的にストレッチをするようになりました。というのも、撮影であぐらをかいてみたら、膝が高く上がってしまってすごく不恰好だったんです(笑)。それ以来、夜お風呂に入ったら、股関節周りを欠かさずストレッチ。いまは、始めたころよりは柔らかくなったかなと思います」
②白目の色が悪くなってきたら疲れている危険信号です
「魚と一緒で人間の元気ゲージって目の色に出ると思うんですよ。新鮮だと澄んだ色をしているけれど、鮮度が落ちると濁ってくるみたいな(笑)。自分自身、疲れが溜まるとどうしても目の色が悪くなってきちゃう気がして、お風呂に入ったら必ず、目の周りのマッサージをするようにしています。おかげで現場がつづいて、睡眠時間があまり取れないときでも、目の周りをほぐすと朝がスッキリ起きられます!」
③人見知りなので、積極的に声をかけてください
「現場でフランクに世間話をしている共演者を見ると羨ましくなりますね。僕の場合、人見知りすぎて、現場で全然話しかけられない。ドラマにゲスト出演させていただいたときなんて、セリフ以外一言も交わさずに撮影が終わってしまうこともあるくらいなんです(笑)。でも、本当は共演者の方と仲良くなりたいんですよ。だから、相手方から話しかけてくれたり、『LINE交換しよう』と言ってもらえると内心ものすごく嬉しいんですよね〜」
④お寿司はウニやイクラよりも玉子を与えた方が喜びます
「高級なものがそんなに好きじゃなくて、お寿司だとウニやイクラ、蟹味噌よりも、イカ、サーモン、玉子のほうが好きなんですよね。これまでの人生であんまりお高いものを食べてこなかったせいか、安心します。もちろん、現場のお弁当でうなぎとか高級焼肉弁当が出てくると『やった〜!』ってなるんですけど、チェーン店の牛丼でも同じように嬉しい。マネージャーさんには『庶民派だね』ってよく言われています(笑)」
⑤好きな食べ物は一度ハマると何食でも平気で食べられます
「好きな食べ物は結構移り変わるタイプで、あるときはカレーにハマり、あるときは天ぷらにハマり…。いまは、焼鳥にハマっています。一度ハマると、1日3食同じものを食べても飽きません。カレーにハマったときは、3日連続3食カレー(計9食)ということがありましたね」
⑥洋服の袖をキュッとされるとキュンとします♡
「『ねぇ』って洋服の袖をキュッと引っ張られるとドキッとしちゃいそう。それが計算だったとしてもやられてしまうと思います(笑)。高校時代、僕は男子とばかり一緒にいたせいで、女子との交流がほとんどないんですよ。女の子慣れしていないせいで、そういうアプローチには免疫がないかも」
⑦YouTubeの公式ライブ映像を見るとテンションが上がります
「一人カラオケが趣味で、歌を歌うのが好きなんですよ。だから音楽を聴くのも好き。家に帰って暇な時間があると、YouTubeに上がっている公式のライブ映像を観て過ごしています。最近はAdoさん、ずとまよ(ずっと真夜中でいいのに。)さん、米津(玄師)さん、ミセス(Mrs. GREEN APPLE)さんのライブを見ていました」
⑧鼻歌を歌っていたら、ご機嫌なときか、眠たいときのサインです
「心配性で引っ込み思案なので、基本的にネガティブな性格なんですけど、テンションが上がると鼻歌を歌ってるみたいです(笑)。あとは眠たいときにも鼻歌が出ちゃう。これは、眠気から意識を外すためにやっているので、テンションが上がっているわけではありません(笑)」
⑨全然トイレに行かないけれど、心配しないでください
「変わったところというと、一日にトイレに行く回数がめっちゃ少ないと言われます。終日現場にいても一回もトイレに行かないことがあるんですよね。飲み物を飲まないというわけでもないし、潔癖だから自宅以外ダメってことでもないんです。どうしてなのかは僕自身にもわかりません」
「器用そうに見られがちなのですが、本当はものすごく不器用で…」
細田くんといえば、一人カラオケ以外にも、バスケ、デッサンなど幅広い趣味を持っています。そうした面からも、なんでもこなしてしまうスーパーマンなイメージを持っていたのですが、ご本人曰く「すっごく不器用なんです」というから驚き!
「子供のころは、習字、水泳、英会話、剣道、スケボー、テニス…、塾なんて5つくらい通っていました。色々興味があって始めてみるんだけど、一通り体験してみたら、もう満足しちゃう(笑)。飽き性なところがあるのかもしれませんね。もし飽きなかったとしても、同時並行でいろいろなことを進める器用さはないので、どのみちやめてしまっていたと思います(笑)」
自身のことを「不器用で飽き性」という細田くん。珍しく、長くつづけてこられたものがバスケとお芝居なのだそうです。なぜ、役者の仕事は長くつづけてこられたのでしょうか。
「僕は小学生のときからお芝居の仕事を始めたのですが、もともとはお芝居がおもしろいなんて思っていなかったんです。『褒められたら嬉しい。怒られたら嫌だから頑張る』という後ろ向きなスタンスでした。
このお芝居の魅力に気がついたのは、映画『町田くん世界』に主演させていただいたことがきっかけでしたね。16歳でオーディションを受け、17歳で撮影。18歳のときに公開された映画なので、高校3年間を一緒に過ごした作品なんですよ。このとき、池松壮亮さんと共演させていただいたことが大きかった。池松さんに何か指導をいただいたとか、教えてもらったというわけじゃないんですけど、ただただ、お芝居のやり取りをするのが楽しくて。『この仕事、めっちゃおもしろいじゃん』と、“役者沼”にハマった瞬間でした。
そのほかにも、この作品は、オーディションでの振る舞い、取材の受け方、舞台挨拶のマナーなどを一通り経験させてくれたということで、いまの僕の土台になっています」
「無理して『大丈夫!』と言わなくてもいいんだよと伝えたい」
4月14日には主演映画『ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい』が公開されます。この作品は、京都にある、とある大学の“ぬいぐるみサークル”が舞台になっている物語。Z世代の繊細な心の揺れが描かれた作品として注目が集まっています。
「いまって、根性論が通用しない時代だと思うんですよ。わかりやすい例が部活。僕が生まれる前には暗黙の了解とされていた“暴力的指導”が、いまでは大問題になっています。そういう根性論の時代って、多少無理をしても『大丈夫』と言うのが美学であり常識だったと思うんですよ。それもいまは変わりつつある。だから辛いときは、『大丈夫じゃない』と言っても良い。『無理をしないとほかの人に迷惑かけちゃうかな』と心配せずに、助けを求められる世界にしようよ、というメッセージがこの映画には込められています」
注目ドラマへの出演や、映画の主演などが次々と決定し、役者としての存在感がますます大きくなっている細田くん。最後に今後、挑戦したいことについて聞いてみました。
「役者の仕事の醍醐味は、作品のテーマだったり、役柄だったり、初めての体験に出会えるというところ。それってすごく幸せなことで、何かを欲張らなくても、毎回新しいことに挑戦するチャンスがあるってことだと思うんですよ。毎現場、壁にぶつかって、乗り越えての連続で大変ではありますけど、それでもこの仕事が好き。だから、僕のいちばんの挑戦は、この仕事をこれからもつづけていくことにあるんじゃないかなと思っています」
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