顔の横に蟻！？タイではとにかく虫対策が重要…EXILE弟分【PSYCHIC FEVER】が語るタイでの生活

昨年デビューしたLDHの７人組グループ「PSYCHIC FEVER（サイキック フィーバー）」。半年間のタイでの武者修行を経て、5月17日に1st EP「PSYCHIC FILE 1」をリリース、6月からは初の単独ツアーが決定！ 本日は、タイでの武者修行やEP制作過程のエピソード、そして1st EP「PSYCHIC FILE 1」の推しポイントをお届けします！

―タイでの武者修行中、一番印象に残っているプチ事件は？

剣さん：そうですね…、顔の横に蟻？

小波津さん：これはもはや日常でしたね。

渡邉さん：１回もない（笑）。蚊はめっちゃいました！

剣さん：蚊はすごかったです。寝ている間、MAXで15ヶ所刺されましたね。僕、２５年間生きてきて、刺されると一番痒いところを発見しました。耳の軟骨！ ここを刺されると、２倍に腫れるんですよ（笑）。

渡邉さん：そうなんだ（笑）。

剣さん：日本だと、ムヒがあるじゃないですか。タイにはムヒがないので、僕らのグループで１個、会社からムヒを渡されたはずなんですけど、どうにも荷物の中から見つからなくて。でも、めっちゃ痒いので、現地の薬局に行って、スマホで「タイの薬　蚊に刺された」とか調べて、タイの薬を買ってみたんです。タイ語しか書いてないから正直合っているのか分からなかったけれど、恐る恐る塗ってみて。結論は、タイの蚊の痒みにはタイの薬！ 効きました！

小波津さん：この話、大好き（笑）。本当にタイの蚊には悩まされましたよね。

渡邉さん：僕はヤモリ。１部屋に１匹は必ずいるんです。最初は苦手だったんですよ。日本ではあんまり見かけないから、慣れていなくて。でも、いっしょに過ごしているうちに、段々可愛く見えてきて（笑）。タイのヤモリも暑いのか、大体、涼しいクーラーの裏に隠れています。

小波津さん：プチ事件としては、タイに到着して、まずレコーディングルームを作ろうってなりまして。その部屋のために、私物のいいスピーカーを持ってきていたんです。るんるんでコンセントを挿した瞬間に「プチッ」って音がして…。電圧の問題で、初日で壊れました。あの「プチッ」っていう音、忘れられないです（涙）！

―EP制作過程で一番印象に残ったプチ事件は？

^{【右から】
剣（つるぎ）1997年4月9日生まれ。兵庫県出身。
小波津 志（こはつ・こころ）2000年11月9日生まれ。沖縄県出身。
渡邉 廉（わたなべ・れん）2000年2月8日生まれ。神奈川県出身。}

剣さん：タイで活動しているときから、このEPは作り始めましたね。

小波津さん：このEP制作のスタートが、「ForEVER」という楽曲。僕らで作詞に挑戦した曲です。まず、メンバー１人１人で作詞したんですけど、最初は個性が強すぎて伝えたいことが本当にバラバラで。調整を何度も重ねましたね。リード曲の「BAKU BAKU」は、ステージの上でカッコつけているように見えるけれど、心の中では緊張しているんだよっていう僕らの心情を表現できた楽曲。デビュー直後からタイで半年間活動させていただいて、経験したことや変化がすべて詰まったEPに仕上がっていると思います。

剣さん：タイでレコーディングした楽曲もあって、慣れない環境でも常にベストを尽くしていく感覚があったので、１曲ごとの密度が濃いと思う！

渡邉さん：リード曲「BAKU BAKU」のMVなんですけれど、今日着ているこの衣装で２日間撮影したんです。1日目はいわゆるリップシンク、歌っているシーンを撮って、2日目は終日ダンスシーンの撮影に。色んな場所やシーンでひたすら踊るんですけど、この衣装用の靴って、踊るための靴ではないから、ハードでしたね…。絶対に観てください！！

 

―EPの個人的No.1推しポイントを教えてください。

小波津さん：「BAKU BAKU」のMVは、とくに鏡を使ったシーンでアーティストの表と裏が表現できていると思います。音楽と映像が合わさったときの化学反応をぜひ楽しんでいただきたいです！  

剣さん：今回の振り付けは、s**t kingzのshojiさんをはじめ、昔からすごく憧れてきたダンサーの方にお願いしているので、制作していく中で夢が叶っている感覚がありましたね。僕たち自身の夢が叶っていく喜びも楽曲に詰まっているので、ぜひ聴いてくださる方の夢も後押しできたらいいなと思います！

渡邉さん：前回のデビューアルバムは、メローで落ち着いた感じの楽曲が揃っていたと思うんです。今回は、バラードやヒップホップ、僕らが作詞した楽曲など、ジャンルがバラバラで、攻めた楽曲が多い！ 色んな僕らを感じてもらえる1枚になっています！

撮影／望月宏樹　取材／亀井友里子、齋藤菜月、崔允瑛　構成／菅原南美