9人組K-POPボーイズグループ「YOUNITE」がJJに初登場! 今月5月17日に、ニューアルバム『光:BIT Part.1』をリリースする彼らは、今年ノリに乗っているK-POPグループの一つ。このインタビューでは、メンバーのシオンさん、スティーブさん、ヒョンスンさんの3人を特集する。
YOUNITEとは
ウンホ、スティーブ、ヒョンスン、ウンサン、ヒョンソク、ウノ、デイ、ギョンムン、シオンからなる9人組K-POPボーイズグループ。グループ名は、「あなた」を意味する単語「YOU」と、「連合」を意味する「UNITE」の合成語で、“いつもファンと一緒に一つになる”という約束の思いが込められている。2022年4月20日に1st EP『YOUNI-BIRTH』でデビューを果たした。
ヒョンスン 2002年10月15日生まれ
「YOUNITEは混ぜると美味しくなるビビンパのようなグループ」(ヒョンスン)
まずは、メンバーの自己紹介から。趣味、特技、自身のアピールポイントをそれぞれ挙げてもらった。
ヒョンスン「僕の名前はヒョンスンです。趣味は運動。なかでも、アイススケートは得意なスポーツです。体を動かすことが好きなので、ダンスの振りの覚えの早さには自信を持っています」
シオン「シオンです。趣味は風景写真を撮影すること。旅をテーマにしたYouTubeを観るのも好きです。特技は、笑顔で人の話を聞くこと。全世界のファンのみなさんを、ハッピーオーラで幸せにしたいと思っています」
スティーブ「僕はスティーブです。趣味はドライブ。アメリカでも運転できる免許証を持っています。運動をするのも好きで、なかでもバスケが得意です。僕は、なんでも挑戦するのが好きな性格。困難なことに挑戦していると、映画の主人公になった気持ちになります。YOUNITEとして活動する日々は挑戦の連続。だから、自分のドキュメンタリー映画を撮っている最中なんだなと感じながら、毎日過ごしています」
自己紹介だけでも、それぞれの際立った個性が伝わってくる。YOUNITEの最大の魅力は、9つの個性が集まり科学反応を起こした時のワクワク感にある。
スティーブ「一人一人性格が違うし、得意なこともさまざま。見るたびに新しい魅力を発見してもらえるのではないでしょうか」
シオン「個性はさまざまですが、メンバー同士の仲がいいんですよ。ユニットとしてインスタライブをするときや、ムービーコンテンツの撮影をする時に、楽しく愉快にできるのが僕たちの強みだと思っています」
ヒョンスン「YOUNITEは、メンバーそれぞれが強い個性を持っていながら、すごく調和がとれたグループなんです。『混ぜたら美味しくなるよ』という意味では、まるでビビンパのようだと思います」
シオン 2004年10月19日生まれ
最近覚えた日本語は「ドアが閉まります!」
2022年のデビューから、ファンミーティングやリリースイベントなどで、度々日本に訪れているYOUNITE。日本語に触れる機会も多いということで、最近覚えた日本語を教えてもらった。
ヒョンスン「最近覚えたのは『ドアが閉まります!』、『ドアが開きます!』という言葉(笑)。来日中はホテルに宿泊しているのですが、エレベーターの音声を毎回聞いていたら自然と覚えてしまいました。この言葉を使うとしたら、例えば、この部屋(楽屋)を出るときなどに使えそうですよね。『ドアが開きます』と言って開けてあげるとか。すごくジェントルじゃないですか?(笑)」
シオン「僕は、『お願いします』を覚えました。これから日本でたくさんイベントをしたいですし、それぞれの現場で挨拶をするシーンは増えると思います。『よろしくお願いします』を覚えておけば、きっと気持ちよくみなさんとお仕事ができるのではないかと思っています」
スティーブ「僕は、『ごめんね』。1月のファンミーティングで、BTSの『I NEED U』を歌う機会があったんですけど、僕の歌うパートに『ごめんね』という歌詞があり、そこで覚えました。最近、『ごめんね』と言ったことですか? 前回、来日した際にファンの子に『次のイベントまでに日本語を勉強して来るね」と約束したんですけど、全然勉強できなくて。それで、『全然まだ日本語がしゃべれなくて“ごめんね”』と言いました(笑)」
日本のYOUNIZ(YOUNITEファンの総称)と、交流する機会をとても楽しみにしているというYOUNITEのメンバーたち。日本の文化についても関心があるようだ。
シオン「日本に対する関心を深めたのは、日本の風景を映したYouTubeを観たことがきっかけ。汽車や、温泉、村など、自然のなかにある風景が美しくて。残念ながら、まだ自分の目で見ることはできていないので、いつかその場所に行ってみたいですね」
ヒョンスン「韓国では、日本のアニメが人気で、『クレヨンしんちゃん』や『ドラえもん』、『進撃の巨人』、『ワンピース』などを観たことあります」
スティーブ「僕は大谷翔平選手の活躍に心打たれました。学生時代に野球をしていたこともあり、MLBの中継をよく観るのですが、大谷選手はすごい。どうして結果が出せるのか気になって、彼のことを調べていたら、『一日のルーティーンを決めている』と書かれていたんですよ。毎日決めたことを必ずおこなうというのが強さの秘訣なんだと納得しました。僕のルーティーンですか? 強いてあげるなら、毎日『俺はできる』、『俺は強くなる』と言い聞かして、仕事に向かうようにしていることですかね」
スティーブ 2002年3月9日生まれ
日本のYOUNIZは温かくて、もっと長く日本にいたいと思わせてくれる
今後、韓国だけではなく、日本でもより広く活動をしたいというYOUNITE。最後に日本のYOUNIZに向けてメッセージをもらった。
ヒョンスン「いつも僕たちのことを待っていてくれて、ありがとうございます! 僕たちはみなさんから勇気と力をもらっています。これから、もっと努力をして、カッコいい姿をお見せできるように頑張りたいです」
スティーブ「YOUNIZは、日本に来るたびにいつも温かく迎えてくださるので、僕は日本のことが大好きになりました。日本でイベントをすると『もっと長くいたいな』と思ってしまいます」
シオン「こうして取材をしてもらえることも、ファンミーティングができるのも、日本のYOUNIZの支えがあってこそ。たくさんの愛を送ってくださっていることに感謝しています。これからも、みなさんの応援に恩返しできるように頑張ります!」
YOUNITE 4TH EP『光:BIT Part․1』が5月17日にリリース!
4月20日デビュー1周年を迎えたYOUNITEがデビュータイトル曲 「1 of 9」以来、1年1ヶ月ぶりにお見せする爽やかコンセプトのタイトル曲「WATERFALL」を始め光のように明るいエネルギーと軽快なムードが感じられる5トラックで構成された今回のアルバムは、青春というキーワードを各トラックの色彩に合わせて多彩に表現した完成度の高いアルバムとなっている。
撮影/木村哲夫 取材/石津愛子、小石原悠介、崔允瑛 構成/菅原南美