
Giorgio Armani
2025年4月25日(金)に創刊50周年を迎えた『JJ』。この記念すべきアニバーサリーイヤーに、これまで華々しくJJのページを彩ってきたJJ歴代専属モデルたちが集結し、世界的写真家のレスリー・キーさんとトップアートディレクター・秋山具義さんのコラボレーションによる豪華なキービジュアルを製作。今回その撮影に登場した歴代JJ専属モデル・藤原紀香(ふじわら・のりか)さんに、JJモデルとしての思い出や50周年を迎えたJJへのメッセージをお聞きしました。
――本日の撮影はいかがでしたか?

久しぶりのレスリーとのフォトセッションは痛快なものでした。コスチュームやメイクなどの相談の段階から、スタッフと共に世界観を創り上げていく感じがクリエイティブで、ワクワクした現場でしたね。
――JJ専属モデルとしての活動の中で一番印象に残っている思い出があれば教えてください。

Giorgio Armani
モデル仲間と過ごした現場はどの現場も思い出深いです♡
特に印象に残っているのは、ニューカレドニアでのロケかな。スイムウエアを着て、太陽の下、海辺ではしゃぎながら撮影したのが楽しくて。今では驚かれるかもしれませんが「貝殻ビキニ」で撮影したんです! “攻めたJJ”の時代を感じますし、あの頃から時代を捉えていた雑誌だったと思います。
――藤原紀香さんにとってJJを一言で表すとどんな存在ですか?
「カモシカ足」ですね。カモシカのように細くて長く、引き締まった脚を表現する言葉で、当時よく使われていました。この言葉との出合いが、まさにJJでした。
というのは……大学生時代、神戸・三宮の市役所前公園で読者モデルとして撮影したのが始まりだったんです。1992年ミス日本グランプリを受賞後、「〝神戸代表カモシカ足〟として紀香さんに登場していただきたい」とのお声がけをいただき、自宅から私服を10着ほど持参しての撮影でした。それが、自身、ファッション誌の初の撮影となりました。そのページがご好評をいただいたことで、専属モデルへの道が開かれるという印象的なデビューでした☺
――最後に50周年を迎えたJJにメッセージをお願いします。

JJ 50周年、誠におめでとうございます。
ファッション誌の世界にはじめの一歩を踏み出せたのは、JJとの出会いがあったから。毎号が新鮮でモデル仲間やカメラマンさんとのセッションがとても自由で楽しくて。「もっとこうしてみよう」「こんな表現も面白いよね」——そんな風にアグレッシブにチャレンジしながら、創造する楽しさを教えていただきました。
これからも、多くの女性たちに夢と「輝く自分に出会えるきっかけ」を届けるファッション誌であり続けてください。心から応援しています!
――紀香さんは2025大阪・関西万博の日本館名誉館長として活動され、国内外からの賓客を迎え、日本の文化を発信しておられました。万博の経験はいかがでしたか。
日本が古(いにしえ)の時代から、柔らかなものの考え方や知恵を生かしやってきたことが、今の最先端の技術と結びつき、今ではその多くが世界へ発信されています。日本館を訪れた若い世代の方が「日本を見直すきっかけになりました」「未来が楽しみになりました」と言ってくれることが多く嬉しかったです。
万博はさまざまな世代が環境問題や貧困問題に対して、ひらめきや刺激を得る場所。それが未来への行動を起こすスイッチになるはずだと。来場した人だけでなく、来られなかった人にも、そのレガシーは広がっていくのだと思います。
――そして紀香さんと言えば、現在は堤幸彦さんが演出する舞台『忠臣蔵』に出演中ですね!
はい。江戸時代から語り継がれ、今なお多くの人々を魅了している『忠臣蔵』で、私は上川隆也座長 演じる大石内蔵助の妻・りくをつとめさせていただきます。
この名作は、私自身も深く心を動かされてきた物語です。りくは、仇討ちを志す夫の本心を静かに受け止め、揺るぎない信念で寄り添い続けた女性。「内助の功」の象徴として語り継がれ、妻として、母として、江戸時代を生きた実在の人物です。芯の強さ、奥ゆかしさを併せ持つ素晴らしい女性のお役をいただけることは、役者として大きな喜びであると同時に、身の引き締まる思いでつとめています。
また、大石りくの故郷である兵庫県豊岡市には、近畿最古の芝居小屋「出石永楽館」があり、毎年、夫・片岡愛之助がライフワークとしてつとめている「永楽館歌舞伎」が行われるたびに足を運んできた、私にとってもご縁深い場所です。その地に想いを馳せながら、この役を生きられていること心から嬉しく感じております。
上川座長、そして吉良上野介役の高橋克典さんという実力と品格を兼ね備えた先輩方と共演できること、そして、エネルギーあふれる若い世代の俳優の皆さんと芝居を紡げている日々がかけがえのない宝物です。歴史の陰に埋もれがちな“支える女性”の気丈さ、そして内に宿る凛とした気高さを、丁寧に心に刻みながら、舞台上で体現できるよう日々努めています。
男たちの忠義の物語という軸があり、そして、家族の愛、夫婦の信頼といったことも大きなテーマです。確かに存在していた「大石りく」という一人の女性の息づかいを、舞台を通して、皆さまの心にそっと届けられたら幸いです。全国公演中の令和版『忠臣蔵』、各劇場でお会いできることを、心より楽しみにしております。
☆藤原紀香が大石りく役を演じる! 舞台『忠臣蔵』情報☆
演出/堤 幸彦
脚本/鈴木哲也
出演/上川隆也(大石内蔵助)、藤原紀香(大石りく)、立石俊樹(浅野内匠頭・小林平八郎)、藤岡真威人(堀部安兵衛)、崎山つばさ(不破数右衛門)、岐洲 匠(片岡源五右衛門)、石川凌雅(大高源吾)、近藤頌利(清水一学)、藤林泰也(大石主税)、唐木俊輔(矢頭右衛門七)、財木琢磨(寺坂吉右衛門)、松田賢二(原惣右衛門)、徳重 聡(色部又四郎)、珠城りょう(阿久里(瑤泉院)・おかる)、高橋克典(吉良上野介)
企画・製作/主催:日本テレビ
【公演スケジュール】
東京公演/場所:明治座、公演日:2025年12月12日(金)~12月28日(日)※終了
名古屋公演/場所:御園座、公演日:2026年1月3日(土)~1月6日(火)※終了
高知公演/場所:高知県立県民文化ホール、公演日:2026年1月10日(土)※終了
富山公演/場所:富山県民会館、公演日:2026年1月17日(土)
大阪公演/場所:梅田芸術劇場メインホール、公演日:2026年1月24日(土)~1月27日(火)
新潟(長岡)公演/場所:長岡市劇場、公演日:2026年1月31日(土)
衣装協力/Giorgio Armani
撮影/レスリー・キー アートディレクター/秋山具義 スタイリング/今井聖子 ヘアメイク/hanai nao 取材・文/加藤文惠 編集/齋藤菜月



