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ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#30 1いいね

©Takuya Iioka/光文社

人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第30回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。幸せは、どこにあるの?

SNSを見るのに疲れた。

SNSの更新やエゴサして反応を見ることは仕事だし、元々インターネットを見るのは好きだから、Twitterはかじりついて見てた方だし。

だけどもう疲れた!

 

この数年間でSNSが人々の生活に大きく影響を与えるようになったなと思う。

私には「いいねが欲しいぜ!」「たくさんの人に見てもらいたいぜ!」という欲求はあまりなくて、ただみんなが自由に発言して、でも干渉し合わない、そういう空間(インターネット)が好きです。

だけど今は、マーケティングにもがっつり使われて、バズることが目的の発信が増えて、適当に楽しめば良いと思っていた場所が戦場になってしまった。

タイムラインを見ていれば話題になっているトピックや、AIが判断して私の購買意欲を掻き立てるような情報が流れてきたり、なんか男と女はだいたい争ってることになってるし? ただの一人の人間の個人的な感想が数字のせいで確固たる正義のように見えたり。

流れてくるものみてあれこれ考えて、忘れて、欲しくなって、手に入れて、忘れて、自分の意見も流されていって、クソくだらねー。

 

やめやめ、やめまーす。手に入れてもまた別の何かを手に入れなきゃいけない、常に足りていない気分になるのは疲れました。数字を手にしなきゃいけないのも疲れました。目立ちたくないですし。競争の渦の中にいる事が疲れました。

\でも仕事だからやらなきゃいけないんだよー/

わかってる。わかってるの。

ファンの人と身近にコミュニケーションがとれるツールだって思ったら超好きだけど! けど、数字も追わなきゃいけないからさ。

だからTikTokとかやってみて、空気とか読んでみて、数字取るためにってちゃんと考えなきゃなって。好きになれたらいいなとか思ってた!

でも全然良いところが理解できなかった!!!!!!! すみません!

ほんとに、ゲーム感覚でやるしかないんだろうね、SNSは。
けど、このゲームに面白みを感じられないんだよ。
数年前までは自分なりに楽しめていたけど、
幸せも、楽しいも、自分の中にしかないんだもん。

誰かの言ってることは誰かの言ってることでしかないから、そういうのが無限に流れ込んでくると疲れる。

私は私の幸せと時間を守りたいだけなんだ!

 

ま、なんでこんな事を書いたかっていったら、私はコスメを買うのがすごく好きで(かわいくなりたいので)(コスメを買っただけでなるわけではないのに)(だけど買いますよ)、
前は、自分の目でたくさん見て確かめて考えて買っていたけど、今は「バズってる=良いものなのかな?」とか「流行ってるのか?」とかを自然に考えて、その商品にバイアスがかかってしまうことが増えて、自分の素直なトキメキや感覚で判断しづらくなってる気がするなって思ったからでした。

もちろん、SNSを見て「こんなことしてみたい!」とか、そういう、自分の感性が刺激されてなにか行動に移すみたいなのはすごく良いなーって思うんだけど。

でもやっぱり、誰にも評価されない、させない、自分が自分で思う自分だけの幸せを積み重ねたいって感じです。

それはほんとに自分の内側にだけ存在してると思うから。

 

だからちょっと疲れたなって思ったよって話でした。

©mayu/WACK、光文社

profile/mayu (ExWHYZ)

EMPiRE結成メンバーとして活動をスタートし、2022年にExWHYZ(イクスワイズ)を結成。2023年5月には所属事務所WACKのグループ初となる日本武道館ワンマンライブを開催、成功させる。作詞や振り付け、チームの精神的支柱を担う。
2025年は2度の全国ツアーやホール特別公演を開催。2026年4月1日に念願のリキッドルーム公演『ExWHYZ LIVE ‘GIVE YOU MY WORD’』を開催予定。また同日に3rdシングル「GIVE YOU MY WORD」もリリースされる。

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photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat] 

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