What's NEW?

ExWHYZ mayuの「日々、ぼやき。」#32 私なりのかわいい

©Takuya Iioka/光文社

4人組ガールズグループExWHYZ(イクスワイズ)のメンバー・mayuさんのエッセイ連載の第32回。ラジオ番組での「リスナーお悩み相談」が核心を突きすぎる……と高いコメント力で話題の彼女が、JJ世代の一女性として等身大の“もやもや”を赤裸々に綴ります。あなたの「かわいい」基準は?

私はゼロヒャク人間になりがち。

なのである日「はい、私はお前の明らかな悪意に傷付きました♩ なのでここからは憎しみで生きる化け物になります♩ 私を化け物にしたのが悪い♩」と思いながら帰宅しました。

でも、軌道修正も上手いのが私。

上着を脱いで、手洗いうがいを済ませて椅子に座った時にはもう「でも、自覚してわざわざ化け物になるなんてすでにある私のナチュラルな可愛げがもったいないかも。。。化け物になる理由なんてやり返したいから、わからせたいから、でしかないし、そんな風にしてるより自然に生きてる方がかわいいし、ムカつくことあっても忘れてあげられる方が余裕あって強くてかっこいい!」って思ってた。

ォレかっけー。

しんどいことがあったとき「それでも自分の可愛げ曲げずに泣いても裏切られてもやり返さずスマイルできる自分って超好きだなあ」って思う。

(裏切られた、っつっても私に隙があっただけだよな、って思うし)

ひとりぼっちに感じてしまう時でも、自分のために好きな自分でいたい。それなら孤独じゃなくて自分と一緒に居られるもん。それでどこへだって行ける。

 

次の一歩を置きたい場所にうまく足を置けない時、人は弱る。

気遣いなのか、疲れなのか、迷いが生まれてどうも踏み出せなかったり、本当は足を置きたかった場所と少しズレたところに一歩進んじゃったり。

その一歩の重みも理由も動機も人それぞれだと思うけど、私の場合の一歩は「自分が好きな自分でいられるものかどうか」が決め手になります。

近頃の自分の居心地の悪さは何かって思ったら、自分が好きな自分でいられない選択をしてたからだった。人から自分がどう見られるか、とか、「なんでわかってくれないんだよ」っていう気持ちからくる他人にわからせるための一歩を踏み出しがちだった。まじかわいくない日々。

 

最初に書いたとおり、基本的には「忘れてあげられる自分かっけー超好き」って思ってるから。かっこいい、かわいいことって悦に浸れるし、そうなれたらこっちの勝ち!

感情の荷物も持ちたくない。

笑いたい時に笑い、喋りたい時に喋り、泣きたい時に泣いて、食べたい時に食べたいだけ食べる。

その都度生まれた何かを瞬間的に外に出して生きていたいだけ。

恨みや憎しみって冷静に処理しないと後々痛い目見るのは自分だから、長いこと持っていないといけなくて荷物! ただただ邪魔。

身体(頭)は計算と経験で動かせるけど、心はいつも新しいから、すこし不器用で非合理的だね。

基本は計算より不器用に可愛げで息していたいです。でも全部手当たり次第発散するわけじゃないよ。学びながらかわいく生きていたい。

でもやっぱ嫌なことあったら結局こうやってiPhoneに書き込んでしまうんだな。

 

とにかく、しばらくは全く余裕がなくて全然かわいくない自分で日々を過ごしてしまった!

少しずつ自分に優しく優しく過ごしてたら、最近またこの感覚を思い出せてきた。から書けた。よかった。

©mayu/WACK、光文社

profile/mayu (ExWHYZ)

EMPiRE結成メンバーとして活動をスタートし、2022年にExWHYZ(イクスワイズ)を結成。作詞や振り付け、チームの精神的支柱を担う。2023年5月には所属事務所WACKのグループ初となる日本武道館ワンマンライブを開催、成功させた。
2025年は2度の全国ツアーやホール特別公演を開催。2026年4月1日に念願のリキッドルーム公演『ExWHYZ LIVE ‘GIVE YOU MY WORD’』を開催予定。また同日に3rdシングル「GIVE YOU MY WORD」もリリースされる。

公式X
公式Instagram
公式TikTok

photo/Takuya Iioka
styling/Erika Abe
hair & maku-up/Yuri Ikeda[éclat] 

この記事が気に入ったら

Pick up