
2026年4月20日(月)韓国・ソウルのYES 24ライブホールで「CORTIS(コルティス)」が The 2nd EP 『GREENGREEN』メディアショーケースを開催しました。昨年デビューを果たし、いきなり「GO!」「FaSHioN」などのヒット曲で注目を集め、さまざまな記録を達成するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いのCORTIS。5月4日にリリースされるファン待望の2ndミニアルバムは、発売前の4月16日時点で200万枚以上の予約注文数を記録するなど、すでに大きな話題となっています。5人が今作に込めた思いや制作秘話などがたくさん語られたショーケースレポートの後編をお届けします!
CORTIS/コルティス
CORTIS(MARTIN、JAMES、JUHOON、SEONGHYEON、KEONHO)は、2025年8月18日、BTSとTOMORROW X TOGETHERが所属する「ボーイグループ名門」BIGHIT MUSICよりデビューしたグループ。グループ名は「COLOR OUTSIDE THE LINES」(=線の外に色を塗る)というフレーズから不規則に6文字を抜き出して作られており、「既存の基準やルールにとらわれず、自由に思考する」という意味を持つ。メンバーの多くが10代で構成され、音楽・振付・映像などを自ら手がける「ヤングクリエイタークルー」である。特定のポジションに縛られず、「共同創作」を軸に制作へ参加する点が大きな特徴。ファンネームは「COER (コア)」。
5人のアイデアが詰まった自主制作映像をベースにMV本編を制作

――「REDRED」では、ひらひら揺れる耳の振付がすごく印象的だったのですが、そのようにセンスある振付を作るCORTISならではノウハウはありますか ?
JAMES:やはりフック、つまりサビのポイントとなる動作が重要だと思います。サビのようにシンプルな動作が必要でしたが、シンプルに見えながらもさまざまなアイデアを出し合って、そうした試行錯誤を経て作りました。
――「REDRED」のMVもメンバー皆さんが企画に参加したそうですが、そのエピソードを教えてください。
MARTIN:今回も、本編を撮影する前に僕たちで自主制作のMVを作りました。オリジナリティが重要だと思って、韓国の古い路地の風景が曲の荒々しい雰囲気によく似合うと思ったんです。古くからある店舗で撮影したり、練習生のころ通っていた橋を背景にして撮ったりもしました。
SEONGHYEON:老舗のうなぎ屋さんで撮影したこともありますし、お店のエプロンまで借りて、本格的に撮影しました。通りすがりの人たちが「何を撮っているんだろう?」と気になっている様子だったので、誰かが「大学の課題です」とごまかしたこともありました。
――MVの本編にも自主制作の映像のようなシーンがたくさん反映されているのでしょうか。
KEONHO:店舗を背景にしたシーンもそうですし、全体の構成とか雰囲気、多くの要素をそのまま取り入れました。
JUHOON:撮影の時は即興で作ったシーンもたくさんありました。最初はストーリーボードどおりにやって、その次は自分たちの感覚にまかせてアドリブを加えたりしました。監督さんと一緒に作り上げていくような感覚でとてもよかったです。
SEONGHYEON:少しネタバレすると、収録曲のMVの中にはエキストラだけで500人を超える方が出演されている作品もあります。とてもスケールの大きい内容なので、ぜひ楽しみにしていてください。
――アルバムフォトもとても印象的でした。メイクやヘアスタイリングもほとんどせずに撮影されたそうですね。
JAMES:写真をご覧いただくと、肌の質感がそのまま見えるくらい最小限のメイクで撮影に臨みました。言葉だけでなく、本当に飾らないリアルな姿をお見せしたいと思ったんです。なので、くまが見えても構わないから、ありのままを見せようという提案をしました。
――2枚目のミニアルバム『GREENGREEN』はどのようなアルバムなのか教えてください。
KEONHO:2枚目のミニアルバム『GREENGREEN』はコルティスが嫌だと感じるものや警戒しているものをひとつひとつ除外して、CORTISが目指すものや好きなものを詰め込んだアルバムです。とても真剣にこだわって制作しました。メンバーが伝えたいことを率直に曲に込めているので、ぜひご期待ください。
会場の記者からの質問にも回答
――先行注文だけで200万枚以上ということですが、このように短期間で人気を集められた秘訣は何だとお考えですか? そして200万枚突破のニュースを聞いてメンバー同士でどういった話をしたのかも教えてください。
MARTIN:秘訣といったら、僕たちの率直さを表に出せるかどうかだと思うのですが、デビューアルバムからそのままの日常をお見せしようと頑張りましたし、今回のセカンドミニアルバムのトラックリストでも僕たちの日常やありのままの姿を込めようと、そこに重点を追いたことがCOERの皆さんに喜んでいただけたのではないかと思います。
そしてメンバー同士のケリストリーも、喜んでいただいているようです。ライブや自主コンテンツなどでも僕たちのケミストリーがよく見えていると思うのでぜひチェックしてください。
JUHOON:もうひとつの秘訣といえば、僕たちのステージだと思います。COERの皆さんと顔を合わせて見ながら舞台をするのが僕たちも楽しくて、COERの皆さんも楽しんでくださっているようで。そういったところを喜んでくださっているのではないかと思います。
KEONHO:ニュースを聞いたときについてですが、実は別々の場所にいました。僕は母に連絡をもらって知りました。本当に母も喜んでくれて、僕も本当に胸がいっぱいでした。
SEONGHYEON:父からカカオトークで「200万枚突破したよ!」と連絡がありました。このように本当にたくさんのご関心、そして愛情を早くからいただいて、もう感謝でいっぱいです。本当に嬉しいです。
MARTIN:実はネットで知りました。そのニュースを見た途端にメンバーのグループトークに共有したら、メンバーみんなが「信じられない」「すごい」という反応でした。
――自主制作したMVが、具体的に自分たちの音楽とどのような意図で噛み合っているのか。その企画面について説明してください。また、CORTISの人気を実感した瞬間はいつでしょうか。エピソードがあれば教えてください。それをどう感じているのかも教えてください。
SEONGHYEON:MVについてですが、ジャケット写真を韓国の僕たちに意味のある場所で撮影したので、MVでもそういった韓国らしい僕たちらしいオリジナリティをお見せしたいと思いました。それで、韓国の雰囲気が漂う古いお店で撮影することにしました。
KEONHO:MVを撮った時、僕たちが馴染みのある感じを出したいと思い、本編ではサムギョブサルのお店で撮影しました。馴染みのある場所を表現したいとよく通る道で、アルバムフォトも撮りました。また、CORTISの人気を実感しているかどうかについてですが、個人的に1枚目のアルバムでの事前収録で、COERの皆さんからの大合唱があって。それがとても嬉しかったです。
JUHOON:MVを作るとき、僕たちでとてもいろんな議論をしました。ジャケット写真もそうですし、今回の「REDRED」のタイトルもそうですし、韓国の古いお店とか、その街と関連があると思いました。なので、そういう場所を選びました。人気を実感した瞬間の話ですが、幸運なことに大きなステージに立つ機会がたくさんいただき、COERの皆さんだけでなく、他の先輩方のファンの皆さんも、僕たちの曲をよく知ってくださっていて、一緒に歌ってくださっているのを見て、とても正しい道を歩んでいるなと改めて感じました。
JAMES:自主制作のMVで最初に登場するティータイムのコーヒーは、本編でもそのまま再現されました。
MARTIN:正直、人気を実感したその瞬間がほかにもあります。アメリカでのステージに立った時にすごく実感しました。その時、海外のCOERの皆さんが僕たちの歌を大合唱してくださって、すべての方がとても盛り上げてくださったんです。どれほど実感しているかという質問については、はっきりと言えるような時期ではないと思います。今回のミニアルバムがそのきっかけになればと思います。
――LAで2回連続のソングキャンプを行い、デビューアルバムの準備の時と違いが感じられたと思いますが、どう違ったのか教えてください。また今回のミニアルバムの準備の中で、成長できたと思うところも教えてください。さらに、今回のアルバムでCORTISらしさを具体化したいという目標があると思いますが、ご自身で思われるCORTISらしさというのはどこにポイントがあるのか教えてください。
MARTIN:今回のアルバム制作作業で一番の違いを感じたところは、メンバー全員が成長できたところだと思います。多くの舞台や経験を積み重ねながら、そこから感じたインスピレーションもありました。たくさん研究や実験をしながらさまざまなサウンドを開拓してこられたと思います。実際多くのところが変わりました。環境もそうですし、僕たちの作業室も引っ越しました。多くの環境を変えながら、リフレッシュもしました。成長できたところについては、僕は今回のアルバムで6曲、ソングライターとしてアルバムのクレジットに名を連ねていて、「Blue Lips」「YOUNGCREATORCREW」「ACAI」の3曲についてはプロデュースまで担当して、自分の力量を最大限に発揮しました。
JAMES:今回のソングキャンプでは、デビューしてからのステージ経験が積み重ねられていくなかで音楽もひとつのコミュニケーションだと思えるようになり、ファンの皆さんとどのようにコミュニケーションをとればいいのか、もっと共感していただくためにはどうしたらいいのか、また口ずさんで合唱してもらうためにはどうしたらいいのかというのをたくさん悩みました。制作作業をしていくなかで、デビューした当時、各自が揃えるのに時間がかかったのですが、今回のミニアルバムの作業では、スムーズに動いたような気がして、ワークフローがだいぶよくなったなと思いました。また、成長できたポイントは、今回の3曲ともにそれぞれ違うポイントの振付や動作が入っているのが自分の中ではすごく誇らしく思っています。
KEONHO:ひとつ補足をすると、今回のソングキャンプでは活動しながら同時に曲の制作作業に取りかかっていましたし、デビューアルバムはデビュー前だったので、その違いがかなりありました。今回の活動ではスケジュールをしながら制作作業をして、ひとつひとつに集中しながらすべてを継ぎ込もうと頑張りました。そして個人的に成長できたポイントは、今回のアルバムにおいて、歌詞の書き方がちょっと成長したかなと思います。少し欲を出してみましたし、それだけに作業のスピードもアップしたような気がします。
MARTIN:CORTISらしさについて、「率直さ」というのも僕たちのポイントであると思います。僕たちが作業しながらかっこいいと思うところがあったり、かっこいいと思うような楽曲やコンセプトがあるとしても、それが果たしてCORTISらしいものなのか、もう1回見直しながら、メンバーと一緒に話し合ってビジュアルチームとも話し合って、何が最も僕たちらしいのか、オリジナリティを生かせるのかっていうのを考えながら制作しました。

――CORTISが、特にインスピレーションを得ている瞬間はどんな時か、どのようなグループになりたいのか教えてください。先輩である BTSやTOMORROW X TOGETHERの皆さんからのアドバイスなどもありましたら教えてください。
JAMES:まず、このように楽曲制作作業をする行動からインスピレーションを得るようになったと思います。ただ待って、何かインスピレーションを得るのではなく、制作作業に入って自分の日常を振り返りながら、あの時どうだったなど思いながら、インスピレーションを受けるようになると思います。アドバイスについてですが、数週間前にTOMORROW X TOGETHER先輩とダンスチャレンジを撮影しました。その時に「元気に活動してほしい」というアドバイスをいただきました。頑張りたいと思います。
MARTIN:インスピレーションは、日常のどこからも得ることができるかなと思います。人に会う時も得ることができますし、メンバーたちと話し合いながらも得ることもできます。頭の中の考えを文章にするとひとつの小説の本になると思います。もっと発展させると映画になると思います。さまざまな要素からインスピレーションを得ています。最終的にどういうグループになりたいかについて、ひとつのブランドのように象徴性があって「このグループのステージを見てみたい」と、思われるようなグループになりたいと思いますし、素敵な音楽をリリースする素敵なグループになれるといいなと思います。
JUHOON:KEONHOが言ったように、今回はスケジュールを消化していて、同時にミニアルバムの制作作業をしました。なので、ステージや海外の日程をこなす中で自然とインスピレーションを得ることができたと思います。 収録曲「Whassup」にもこのような話が込められていますので、楽しみにしていてください。また、最終的にどのようなグループになりたいのかについては、これからも引き続きもっと新しいものや今まで経験したことのない研究をして、理想のものを導き出していきたいと思っています。
――「GREEN」と「RED」は具体的にどのような会話で生まれたのか教えてください。また、このように直接楽曲制作作業をするというのは、先輩の世代とは異なり自慢できる要素だと思います。制作過程において気づいたことは、チームとチームの音楽にどのような影響を与えたのかも教えてください。
MARTIN:「RED」は僕たちがしたくないものや警戒するもの、そして反対色の「GREEN」は僕たちが目指すものという2つに分けて曲の展開がありました。僕たちが制作時にいちばん最初に除いたものは、ジャンルの境界でした。実は、デビューアルバムでもジャンルを決めずに制作していて、セカンドアルバムではプロデューサーの皆さんと一緒に打ち合わせをたくさん重ね、メンバー同士でもたくさん話し合い、今僕たちが好きなものは何なのか、そして今このタイミングで思うことは何かということを深く考えながら、実験や研究をするなかで、いろいろなサウンドやテクスチャーの曲ができ上がりました。今回のアルバムにはそういった曲がいっぱい収録されているので、ぜひご期待ください。
「GREEN」と「RED」が決まって、僕たちのチームが一歩成長できたかもしれません。たとえば「怠けるのはRED」など、ひとつずつ挙げながらチームの宣言をするようにこの楽曲を書き下ろしていきました。
KEONHO:まず、今回の作業をしながら、「この瞬間に自分たちが何か?」をよく考えました。2024年の夏、デビューアルバムに僕たちの思いを込めようとしましたし、今はデビューしてからたくさんのステージを経験して、忙しいスケジュールもこなしつつ、そういったストーリーを今回のアルバムに込めようとしました。
JAMES:デビューアルバムの作業時は自己紹介のような感覚で作業をしていました。第一印象をよくしたいといった思いでしたが、今回のアルバム作業中にお互い会話しながら出た話は深く掘り下げて、CORTISというグループははたしてどういったグループなのかをまず表現したいということでした。そこで「GREEN」と「RED」というテーマも生まれましたし、互いに好きなものや苦手なものをひとつずつ各自が決めて会話をしていきました。
――ミキシング作業においてメンバーのみなさんはどれくらい意見を出し合って調整するのでしょうか? 今回のミキシング作業の時、サウンドの質感と今回のアルバムのメッセージをどのように結びつけたかも教えてください。
JAMES:「REDRED」という曲でミキシングをしてまず思ったのは、「これほど破られてもいいのか?」ということでした。でも最初に聞いた時、とても楽しくてよかったし、もともと考えていたものと比べて少し足りなかった部分はありましたが、聞いているうちに「これは大ヒットになりそうだ」という確信を持てるようになりました。この曲は大きなスピーカーや小さいスピーカーに関係なくどちらもカバーできるラフな感覚があると思います。
MARTIN:今回のアルバムにはラフな感覚がたくさんあると感じました。他の曲もサウンドがとても荒々しい感じなので、ミキシングでもそういう感じを出してほしいとよく言っていました。JAMESさんが言ったように、「REDRED」は最初こうしたラフな感じではありませんでした。ミキシングの段階を経ながらエンジニアの皆さんにおまかせしてさまざまなバージョンを聞いてみたら、あるプロデューサーの方は、「これがいい」とおっしゃって、僕たちも「これはいい、これはタイトル曲で間違いない」という感じを受けて、すぐ振付をつくった経験があります。そういった感じでミキシングに参加しています。
KEONHO:サウンドの質感と今回のアルバムのメッセージの関連について、写真を撮る前に曲ができ上がったのですが、曲が僕たちのオリジナリティをうまく表現できた歌詞に仕上がり、写真撮影の時にももっとリアルな感じを出してみようと思って、メイクもスタイリングも僕たちの意見を取り込みました。たとえば、私物のバッグを持ってみたり、練習生のころに通っていた橋を再現してみたりして撮影しました。
最後のあいさつ
MARTIN:今日からタイトル曲「REDRED」の活動が始まります。あたたかく見守っていただきたいと思います。そして最後にお届けするステージはセカンドミニアルバム収録曲「YOUNGCREATORCREW」です。去年8月のデビューショーケース時にはたくさんの記者の皆さんに来ていただいて、カッコよく紹介していただきました。その夜に会社に戻ってメンバーと一緒に書き下ろした曲です。この場でお聞かせできることを本当に光栄に思います。
続けて「YOUNGCREATORCREW」を披露。この曲はCORTISを代表する修飾語である「ヤングクリエイタークルー」に対する率直な思いを綴った楽曲で、自らを「ヤングクリエイタークルー」と紹介しながらも、ひとつの単語で定義されたくないという矛盾した感情を愉快に表現。デビュー当日にメンバーが集まり予定になく交わしたフリースタイルから誕生した曲という秘話もある特別な楽曲でショーケースを締めくくりました。
(P)&(C)BIGHIT MUSIC
取材・文/加藤文惠
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