北海道・美瑛を舞台に、
夫婦とそこに集う人々を優しく映し出す感動作誕生
メガホンをとるのは朝原雄三監督。
仕事一筋で生きてきた、実直で不器用な主人公・篤史(佐藤浩市)
篤史の妻で、心臓の病を抱えながらも、陽気でしっかり者の良子(樋口可南子)
篤史と良子のかけがえのない一人娘・聡子(北川景子)
篤史の家の石塀作りを手伝う青年・徹(野村周平)
誰にも言えない秘密を抱える徹の恋人・紗英(杉咲花)
第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で豊かに過ごそうと、
東京下町の工場をたたみ、
北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子。
一方、仕事人間から仕事がなくなった途端、
毎日手持ち無沙汰で暇を持て余す篤史。
見かねた良子は、長年の憧れでもあった家の周りの石塀作りを篤史に頼む。
そんなある日、良子が入院することに。
以前から患っていた心臓の病が悪化していたのだ。
心配させまいと夫に病状を言わず、一時退院し、明るく振る舞う良子。
結婚以来毎年贈り続けていた一粒の真珠を、
篤史は今年も誕生日にプレゼントする。
笑顔で受け取る良子を見つめながら、
幸せな時が続くことを願う篤史。
しかし、突然訪れた良子の最期。
悲しみにくれる篤史のもとに、ある日、良子からの手紙が届いた。
驚く篤史。自分の死期を悟った良子が、篤史のこれからを案じ、
たくさんの手紙を、二人の家に隠していたのだった。
本作の料理を手掛けるのはフードスタイリストの飯島奈美さん。
6月20日ロードショー
制作・配給:アスミック・エース 松竹
制作プロダクション: 松竹撮影所
助成: 文化庁文化芸術振興費補助金
2015 日本/カラー/ 125 分/シネマスコープサイズ
ⓒ2015「愛を積むひと」製作委員会