幕開けから62分後の衝撃!
ピンクからグレーに世界が変わる
“ある仕掛け”に、
あなたは心奪われる――。
現役アイドル加藤シゲアキが
芸能界の嘘とリアルを描いた問題作
「ピンクとグレー」。
【STORY】
14年前、俳優・白木蓮吾が、
11歳の「鈴木真吾」だった時、
同じ団地に引っ越してきた小学生が大貴だった。
蓮吾を「ごっち」、大貴を「りばちゃん」と呼び合い、
いつも一緒の二人は共に成長していく。
高校に進んだ二人は、共にギターに熱中し、
幼馴染のサリーに初恋を抱いた。
その後二人は、渋谷でスカウトされ、
ともに芸能界へと足を踏み入れる。
高校を卒業した二人は大学に進学せず、
同居しながら、役者になる夢を追いかけ始める。
しかし、ある撮影がきっかけで、
蓮吾は注目され
一気にスターダムへと駆け上がっていく。
一方でエキストラから抜け出せない大貴。
徐々にズレはじめた二人の関係。
ささいな喧嘩がきっかけで、二人は決裂してしまう。
5年後、24歳になった大貴は、
蓮吾の活躍をアパートの部屋のテレビで眺めていた。
そんな大貴に、同棲しているサリーも苛立ちを隠せない。
ある晩、同窓会に出席した大貴は、蓮吾と再会する。
数年ぶりにきちんと話をした二人はわだかまりも解け、
いつしか、まるで高校生の頃のように肩を組んで歌っていた。
酔いつぶれて翌朝
蓮吾のマンションで目覚めた大貴。
蓮吾はすでに外出しており、
テーブルには鍵と手紙が置かれていた。
置手紙の約束通り
その夜再び蓮吾の部屋を訪れた大貴は、
蓮吾の亡骸を発見する。
大貴は、泣き叫びながらも6通の遺書を手に取って……。
青春時代の記憶から
がらりと世界が変わる二人。
ストーリーの展開と相まって
湾曲していく心情に惹き込まれました。
2016年1月9日(土)公開
出演:中島裕翔 菅田将暉 夏帆 岸井ゆきの 宮崎美子/柳楽優弥
監督:行定勲 脚本:蓬莱竜太・行定勲
原作:加藤シゲアキ「ピンクとグレー」(角川文庫) 音楽:半野善弘
製作:「ピンクとグレー」製作委員会
配給:アスミック・エース
2016年日本/カラー/119分/ビスタ
配給:アスミック・エース
©2016「ピンクとグレー」製作委員会