『百万円と苦虫女』(08)、『ふがいない僕は空を見た』(12)などのタナダユキ監督の最新作をご紹介。
彩(上野樹里)と伊藤さん(リリー・フランキー)とお父さんが繰り広げる、くすりと笑えほろりと涙を誘う“家族”の物語。
【STORY】

©中澤日菜子・講談社
2016映画「お父さんと伊藤さん」製作委員会
彩(上野樹里)と伊藤さん(リリー・フランキー)の出会いは、アルバイト先のコンビニだった。伊藤さんのことを、“負け犬”“落伍者”と完全に見下していたのにふたりは付き合いだした。
都心からすこし離れたところにある、2DKのちいさなアパートで穏やかな日常が続いていたある日・・。

兄夫婦の家を追い出されたお父さん(藤竜也)が、ふたりのアパートに突然やってきた。
元教師の頑固モノで、何かと一言多いお父さんは彩たちの日常をかき乱していく。
ある日、お父さんが日中どこに行って何をしているのか疑問に思った彩は、尾行を決意。
そこには、公園のベンチに腰掛け、近所の学校の校庭をじっと見つめるばかりのお父さんがいた。
小さくまるまった背中を見ていると彩の胸はぎゅっと苦しくなる。

お父さんと伊藤さんがどこか友達のような関係になっていき、彩自身もお父さんとの付き合い方をすこしずつ掴んでいった矢先・・・
「しばらくでかけてくる」
頼りない文字で書かれたメモを残して、荷物がすべて運びだされてしまっていたのだ。

お父さんはどこへ行ったのか?お父さんが彩たちの家に来た本当の理由とは?
エンディングテーマは、ユニコーンによる「マイホーム」が、家族の物語を象徴的に表現し軽やかに締めくくる。
『お父さんと伊藤さん』
10/8(土)より新宿バルト9ほか
全国ロードショー!
配給:ファントム・フィルム