川端康成の不朽の名作が『古都』が現代版に蘇る。
松雪泰子が一人二役に挑戦、娘役で橋本愛と成海璃子が共演!
受け継がれる日本の伝統と、日本の精神。映画【古都】をご紹介します。
あらすじ
©公益財団法人川端康成記念會/古都プロジェクト
京都室町に先祖代々続く佐田呉服店。店を継いだ日から20年間、佐田千重子(松雪泰子)は変わらない生活を送っていた。
古くから付き合いのある職人が次々廃業する中、店をどうしていくのか、室町に生まれた宿命を娘の舞(橋本愛)に背負わせていいものか葛藤の中で生きていた。
大学生の舞は、就職活動の時期に差し掛かり店を継ぐべきなのか迷っていた。
一方京都のはずれ、北山杉の里で林業を営む中田苗子(松雪泰子/二役)
苗子の娘の結衣(成海璃子)はその美術の才能を活かしフランスに留学するも、他の学生との力の差を感じ、無力感に苛まれていた。
呉服屋の娘の舞もパリで開催される日本文化を披露するイベントに参加する為、パリへ向かう事となった。
悩みながらそれぞれが出した答えはー。
答えを出すまでの葛藤が丁寧に描かれており、これからの道に悩む方達に、共感できるお話です。
『古都』
11月26日(土)京都先行
12月3日(土)全国公開
原作:川端康成『古都』(新潮文庫刊)
出演:松雪泰子 橋本愛 成海璃子 蒼れいな 蒼あんな