コラム

【カメラ片手に立ち話。@sakiiiya】#11“部屋の片隅で、創る世界。”

海外のインスタグラマーを見ていると
 
“こんなお家に住んでいたら、どこで撮っても絵になるのになぁ”
 
なーんて、いつも考えています。
 
タイルの洗面台に、味のあるウッドの床。
何よりモールディングウォール(画像のような壁下にある飾り)が素敵。
(画像引用: Pinterest)
 
 
こんなお家なら、パッと撮っても素敵に写真も撮れますが
実家だと、そうもいかない…
 
 
そんな私は、物撮りする時に
部屋の一角を使い撮影しているのですが
 
自分でなんでもDIY(自作)すれば
まぁまぁなんとかなったりするものです。
 
 
そんな私のDIY道具とポイントをチラッとご紹介します。

1:物撮りシート

JJの付録で素敵な物撮りシートが付いて来たので
これはもういらないかも、と思うのですが
買い逃してしまった、そんなあなたへ。
 
ホームセンターなどで可愛い大理石柄のシートが売っているので
それを用意。
 
そのままでももちろん十分ですが、シワ等が気になるので
私は大きめのコルクボードに貼り作成。
そうすることにより、シートの保管も簡単になるし(折り目なども付かない)
お家内での移動も楽チン。(日差しの向きによって撮影場所を変えるため)
 
“物撮りは朝にするべし”(光が綺麗だから)
 
と、よく言いますが
 
 
私は14-16時の陽が少し傾いた時間帯が好きです。
 
 
ピカッと明るい写真も綺麗だけれど、物に影が写り込んで
なんとなく立体感が生まれるから。
なんとなく雰囲気ある写真に仕上がります。
 
上手く影ができる窓際を探して。

2:真上から撮らずシートを床がわりにする

シートを使うと真上から撮りがちですが
この写真では床のようにして壁をメインに撮影。
物撮りシートも使い方によって様々な画角で撮つことができます。
 
 
壁には小さなドライフラワーを、マスキングテープでペタッと止めて。

3:ウッドに色を塗ろう。

ウッドを背景に使った写真が気になってはいたものの
 
机ばっかりそんなに買っても、置き場所に困る…と嘆いた私は
 
 
ホームセンターで(ホームセンター大活躍!)木材を購入!
 
 
そして欲しい木製テーブルの色にペイント。
 
 
ブラウン

それと裏も使い、裏はホワイトにしました。

そしたら、ウッドのテーブルを使っている風に見えるでしょ。

これは先日のJJの撮影で使ったクッキーを焼いた時の写真。
 
 
ほっこりした感じを出したかったので
白い背景などではなく、ウッドで暖かみを出しました。
 
 
これだけで、普通のテーブルで撮るより、グッと雰囲気を出すことができます。
 
撮りたい写真の雰囲気に合わせて、背景も変えてみて。
 
 
 
もう1セット用意して、カラフルなカラーに塗っても◎
 
私はブラウン×ホワイトの他に
 
ピンク×イエローも製作しました。
 
これで物撮り時の背景マンネリから、脱出!

番外編:必要不可欠な、三脚

この仕事をしていると、一人で撮影する時間がかなり多いのですが
“ああ、三脚がない…”という場面によく出くわします。
(うっかり三脚を忘れてしまった旅先や、彼宅など…)
 
 
三脚がないと、自分の手を入れての撮影ができない!!!
 
 
と、あたふたする瞬間が多いのですが(私だけ?)
 
いつでもどこでも、あるものをなんでも使って
 
 
自作三脚を作るのが得意です。
 
 
この日も彼のおうちで
 
“あー三脚があればな…”なんて思い
 
家の中をウロウロ。
 
 
閃いた私は
 
 
イス×2脚、雑誌、スリッパホルダーを用いて
自撮りに成功しました。

スリッパホルダーがいい役割してくれた…

絶対崩れないように、安定させてから、撮影。
 
 
セルフタイマーを使い撮ったのがこちら
この写真から、上の撮影風景は想像できない…でしょ。
 
 
 
一人で、いつもこんな風に写真を撮っています。
 
 
 
1枚の写真を撮る時、少しの小道具で
結構素敵になったりするものなのです。
 
 
フォトジェニックなお家に住んでいなくたって
お家で物撮りは可能なのです。
 
元から自分でなんでも作ったり、ないものを試行錯誤して何かで代用するのが得意なので
いつも楽しみながら、なんでも小道具にしちゃっています。
 
 
あなたのお部屋になんとなーくある“アレ”も
もしかすると、写真を上手く撮る手助けをしてくれるかも。
 
 
Sakie
instagram @sakiiiya

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