海外のインスタグラマーを見ていると
“こんなお家に住んでいたら、どこで撮っても絵になるのになぁ”
なーんて、いつも考えています。
タイルの洗面台に、味のあるウッドの床。
何よりモールディングウォール(画像のような壁下にある飾り)が 素敵。
(画像引用: Pinterest)
こんなお家なら、パッと撮っても素敵に写真も撮れますが
実家だと、そうもいかない…
そんな私は、物撮りする時に
部屋の一角を使い撮影しているのですが
自分でなんでもDIY(自作)すれば
まぁまぁなんとかなったりするものです。
そんな私のDIY道具とポイントをチラッとご紹介します。
1:物撮りシート
JJの付録で素敵な物撮りシートが付いて来たので
これはもういらないかも、と思うのですが
買い逃してしまった、そんなあなたへ。
ホームセンターなどで可愛い大理石柄のシートが売っているので
それを用意。
そのままでももちろん十分ですが、シワ等が気になるので
私は大きめのコルクボードに貼り作成。
そうすることにより、シートの保管も簡単になるし(折り目なども 付かない)
お家内での移動も楽チン。(日差しの向きによって撮影場所を変え るため)
“物撮りは朝にするべし”(光が綺麗だから)
と、よく言いますが
私は14-16時の陽が少し傾いた時間帯が好きです。
ピカッと明るい写真も綺麗だけれど、物に影が写り込んで
なんとなく立体感が生まれるから。
なんとなく雰囲気ある写真に仕上がります。
上手く影ができる窓際を探して。
2:真上から撮らずシートを床がわりにする
シートを使うと真上から撮りがちですが
この写真では床のようにして壁をメインに撮影。
物撮りシートも使い方によって様々な画角で撮つことができます。
壁には小さなドライフラワーを、 マスキングテープでペタッと止めて。
3:ウッドに色を塗ろう。
ウッドを背景に使った写真が気になってはいたものの
机ばっかりそんなに買っても、置き場所に困る…と嘆いた私は
ホームセンターで(ホームセンター大活躍!)木材を購入!
そして欲しい木製テーブルの色にペイント。
ブラウン
それと裏も使い、裏はホワイトにしました。
そしたら、ウッドのテーブルを使っている風に見えるでしょ。
これは先日のJJの撮影で使ったクッキーを焼いた時の写真。
ほっこりした感じを出したかったので
白い背景などではなく、ウッドで暖かみを出しました。
これだけで、普通のテーブルで撮るより、 グッと雰囲気を出すことができます。
撮りたい写真の雰囲気に合わせて、背景も変えてみて。
もう1セット用意して、カラフルなカラーに塗っても◎
私はブラウン×ホワイトの他に
ピンク×イエローも製作しました。
これで物撮り時の背景マンネリから、脱出!
番外編:必要不可欠な、三脚
この仕事をしていると、一人で撮影する時間がかなり多いのですが
“ああ、三脚がない…”という場面によく出くわします。
(うっかり三脚を忘れてしまった旅先や、彼宅など…)
三脚がないと、自分の手を入れての撮影ができない!!!
と、あたふたする瞬間が多いのですが(私だけ?)
いつでもどこでも、あるものをなんでも使って
自作三脚を作るのが得意です。
この日も彼のおうちで
“あー三脚があればな…”なんて思い
家の中をウロウロ。
閃いた私は
イス×2脚、雑誌、スリッパホルダーを用いて
自撮りに成功しました。
スリッパホルダーがいい役割してくれた…
絶対崩れないように、安定させてから、撮影。
セルフタイマーを使い撮ったのがこちら
この写真から、上の撮影風景は想像できない…でしょ。
一人で、いつもこんな風に写真を撮っています。
1枚の写真を撮る時、少しの小道具で
結構素敵になったりするものなのです。
フォトジェニックなお家に住んでいなくたって
お家で物撮りは可能なのです。
元から自分でなんでも作ったり、 ないものを試行錯誤して何かで代用するのが得意なので
いつも楽しみながら、なんでも小道具にしちゃっています。
あなたのお部屋になんとなーくある“アレ”も
もしかすると、写真を上手く撮る手助けをしてくれるかも。
Sakie
instagram @sakiiiya
Archive
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【カメラ片手に立ち話。@sakiiiya】#2 良いものを作る為の、初期投資
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【カメラ片手に立ち話。@sakiiiya】#4 “こんな写真を撮りたい!”の、事前準備。