同じ職場同士の恋愛は楽しいときもあれば、面倒くさいときもあるもの。
同じ会社である以上、公私混同は禁物ですよね。
そこで今回は、筆者の経験をもとにした社内恋愛のNG行為をご紹介します。
仕事以外のことで評価が下がらないように彼もあなたも気をつけて。
(1)喧嘩をするたびに場の空気が悪くなる
筆者の友人Aさんは、最近は会うたびに社内恋愛しているカップルの愚痴をこぼします。
彼女の後輩は、いま彼氏と同じ部署。Aさんも同じチームとして働いていますが、ときどき社内の空気が悪くなるそう……。
原因は後輩カップルの二人。
喧嘩をすると口もきかなくなり、お互いを避けはじめるのです。
「後輩カップルに気を遣いながら仕事をするのは、もう疲れた……」と愚痴をこぼしていました。
このように喧嘩するたびに社内の空気を悪くするのは社内恋愛のNG行為。
社内恋愛は、同僚への配慮が必要不可欠です。
(2)嫉妬が激しい
お互いに同じ職場で働いていると、異性との交流も目にしなければいけません。
しかも同じフロアで全体が見渡せる場合、本当は見たくなくても彼が他の同僚の女性と話しているのが目に入ってきてしまいます。
つい嫉妬して、「彼とどんな話をしていたの?」と同僚を問い詰めるなどすれば、相手は(もちろん彼も)困惑してしまいます。
“誰と話していようと、お互いに干渉しない”。
これが社内恋愛を円滑にさせるために必要なルールです。
(3)別れてから復縁するまで周りを巻き込む
友人Bさんの話。
彼女には長く付き合っていた彼がいました。もちろん、同じ職場。
部署は違いますが、ワンフロアに集結しているため、お互いになにをしているかは見えてしまう距離感だったそうです。
ある日、大喧嘩をし、そのまま破局。
お互いに親しい人に別れを報告したにも関わらず、周りを巻き込みながら“別れる→復縁をする”を繰り返していたそうです。
Bさんは周りに申し訳ないと感じながらも働いていましたが、ある日、先輩から「もういい加減にしてくれる?」とピシッと怒られたとか。
彼女は、「怒られてから、周りに迷惑をかけないよう配慮するようになった」と言っていましたが、先輩に指摘されなかったら、ずっとこのままだったよう……。
学生時代の友達と職場の同期、先輩、後輩たちとは距離感が違います。
学生のノリで周りを巻き込みながら喧嘩をしていたら、上の人から注意されるのは当たり前。
会社は恋愛をするための場所ではなく、あくまでも仕事をする場所。
別れや復縁を繰り返すのは自由ですが、周りを巻き込まずに二人の間だけで解決しましょうね。
社内恋愛をする以上、周りへの配慮は必須です。
どんなに大好きな彼でも職場では“一人の仲間”として接するように。
オン・オフをきっちりと切り替えて、社内恋愛を円滑にすすめましょう。
文/山口恵理香 画像/PIXTA(ピクスタ)(Pangaea、【IWJ】Image Works Japan、node、Taka、tomos)