気になる男性がいる、でも、彼は私に興味がなさそう。
そんなとき、どうしますか?
「男性は一瞬で好みかどうかを決めるっていうし……きっと脈なしだよね」と諦める人もいるでしょう。
ある意味、賢明だと思います。
でも、どうしても気になってしまうのなら、行動を起こしてみては。
男性のなかには、職場などでは恋愛モードをオフにしている人もいます。
「この人が自分なんかに興味をもつはずがない」と決めつけている男性もいます。
つまり、好意を示すことで初めてあなたを恋愛対象として意識し始める可能性もあるのです。
では意識してもらうためにはどうすれば? 実践しやすく、効果がある行動をご紹介しましょう。
(1)笑顔で接する
無表情で会話をする女性。
笑顔を見せながら会話する女性。
どちらが魅力かといえば、間違いなく後者です。
同性から見ても、笑顔の女性はチャーミングですよね。
加えて、人は笑顔を見せられると、「自分を受け入れてくれている」と感じます。
とくに男性は、“女性の笑顔=好意”と結びつける傾向が強いので、笑顔はプラスにつながりますよ。
(2)目を見て相槌を打ちながら話を聞く
気になる人の話は、目を見てしっかり聞きましょう。
とくに、彼が仕事や趣味など自分自身について語っているときは、熱心に聞くことが大切。
なぜなら、男性が自分のことを話しているときは、自分自身を認めてもらいたがっているときだから。
目を見て熱心に、興味深そうに聞いてくれるあなたを、彼は「自分に敬意を払ってくれている」「価値を感じてくれている」と感じ、好感を抱きます。
ひたすら真面目に聞き入っているだけでは雰囲気が堅くなってしまうので、ときおり笑顔を交えることも大切です。
(3)相手が心地よくなる会話を心掛ける
「えー!」「そうなんですね」「うんうん」など、共鳴と感嘆を示す相槌を打つことも効果的です。
自分の話を盛り上げる相槌をされると、人は快感を覚えます。
そして、あなたのことを「一緒にいると気持ちよくなれる人」と無意識に認識します。
相手との関係性によって、相槌を敬語にする、柔らかめにするなどの配慮をすると、なおよしですね!
(4)褒める
もっともダイレクトに効果があるのは、相手を褒めること。
とくにおすすめは、「かっこいい」というキーワードを入れること。
そんなの恥ずかしくて無理!と思うかもしれませんが、彼の行動に絡めれば言いやすくなるはず。
たとえば相手が職場の先輩なら、「◯◯さんのプレゼン、かっこよかったです」。同僚なら、「◯◯くん、ちゃんと後輩のフォローをしていて、かっこいいなと思ったよ」など。
プライベートで接する男性なら、「◯◯さん(くん)の人の気持ちを思いやるところ、かっこいいよね」など、要は、あなたが実際にいいなと感じている部分を絡めればOK。
冷静に考えると、“かっこいい=好み”とは限らないですし、告白しているわけでもありません。
でも、彼が恋愛対象に入ることは伝わります。そこがポイント。
(5)相手の一部を「好き」と伝える
「かっこいい」がしっくりこないなら、「好き」に置き換えるのもよいですね。
「◯◯さんのおいしそうに食べるところ、好きだな」など、相手の一部を取り出して、好きだと伝えるのです。
すると、相手は心のなかで自問自答を始めます。「好きって……いや、でも告白をされたわけじゃないし……でも好き、なんだよな?」と。
さらに、“言葉の真意が気になる→相手が気になる”に変化していきます。
自分がされた場合を想像すれば、納得できるかと思います。
「いやいや、どうでもいい男性から言われてもまったくドキッとしないでしょ」と思う女性もいるでしょう。
でも、男性は女性に比べてストライクゾーンが広いと言われています。
つまり、「好意を抱いてもらえるのはやぶさかではない」と感じる確率が女性より高く、相手の言動がきっかけで異性として意識し始める確率も高いのです。
いかがでしたか? 言葉や表情などのコミュニケーションで、充分意識してもらうことはできるはず! ぜひ、5つのポイントを意識して意中の彼との距離を縮めてくださいね。
文/ヨダエリ 画像/PIXTA(ピクスタ)(Fast&Slow、A_Team、tomos、maroke、Greyscale)