好きな人にとって、特別な存在になりたい。
彼だけに“好きです”と遠回しに伝えるためには、距離感を保ちながらも、愛情表現をしないと恋愛対象内に入れません。
どうすれば彼の視界に入れるのでしょう?
今回は、気になる彼を意識させるワードとそのシーンをご紹介します。
(1)落ち込んでいるときに「私は〇〇くんの味方だよ」
筆者の男友達のAくん。彼女と別れたばかりで、しばらく付き合う気がないと言っていたはずでした。
しかししばらく経つと、新しい彼女をお披露目されたのです。
彼いわく、仕事で悩みを抱えてしまったときに彼女から「〇〇くんの味方だから」と言われて、惚れてしまったとか。
元カノとの別れ、そして仕事で苦労している彼にとって、そのフレーズがとても心に響いたそう。
男女問わず、悩んでいるときに異性から「味方だからね」と言われたら、キュンときますよね。
孤独と思っていたところに光がさすイメージ。相手がキラキラと輝いているようにも思えて、つい恋に落ちてしまうかも!?
弱っているときに狙うというのは本来、反則行為ですが、これもひとつのアプローチ方法。
距離を縮めるためには有効な手段なのです。
(2)孤独なときに「大丈夫?なにかあったら相談してね」
男友達Bくんの話。
彼は職場で孤立しはじめていました。原因は、あるプロジェクトのリーダーとなり、頑張りすぎてしまったこと。周りを見ないままひとりで動いた結果、空回り気味に……。
孤独を感じながらも、周りとの溝を埋められずにいました。
そんなとき、のちに彼女となるCさんから「なにかあったら相談してね。ひとりじゃないから」と言われ、彼はその瞬間にときめいたそう。
結局、自分ではどうにもできず、彼女がチームのみんなの意見をまとめ、彼との溝を埋めてくれたとか……。
孤独だったところに、そっと駆け寄る。これは彼との距離を一気に縮めるテクニック。
「私がなんとかしてあげる」と前のめりにならず「なにかあったなら相談してね」と、距離をとりながらも相手を思いやるフレーズが男性の心には強く響いたようです。
もし、気になる彼が仕事で忙しそうなら「大丈夫?なにかあったら遠慮なく言ってね」と、一言声をかけるだけでもよさそう。
そもそも彼からしてみれば、元気がないことを隠していたつもりなのに“気づいてもらえた”というのが胸きゅんポイントですよね。
ガツガツと攻めることもなく「なにかあったら」と前置きしているあたりに気遣いが感じられ、あなたとの距離を縮めたいと思うきっかけになるかも。
(3)相手のことを思って「おつかれさま」「私もうれしい」
好きな人と距離を縮めるためには、どれだけ相手のことを思うかです。
彼が仕事で大変な状況なら「おつかれさま」と労ってあげたり、彼が仕事で成功したなら「すごい!さすが〇〇くんだね。私もうれしい」と伝えましょう。
素っ気なく伝えるのではなく、感情を豊かに表現しながら、まるで自分のことのように一緒に喜んであげるのがポイント。
ときには励ましてくれたり、ときには一緒に喜んでくれたり……そんな無邪気な姿に、彼も心打たれるかも。
あくまでも計算高さは見せずに、相手のためになにができるかを考えてあげることが大切。
言葉は、人の心を動かします。彼との距離を縮めるためにも、胸きゅんワードのご準備を。
文/山口恵理香 画像/PIXTA(ピクスタ)(kikuo、xiangtao、zak、peach)