学生時代の部活動やサークルに加え、社会人になってからもスポーツを続けている人は多いのではないでしょうか。
慣れ親しんできたスポーツも、漢字表記になると意外と読めなくなるもの。
そこで今回は、“読めそうだけど、意外に読めないスポーツの名前”を5つご紹介します。
(1)「庭球」
「庭球」は「庭」という漢字が使われていることから、外で行う球技であることが推測できます。
ラケットを使い、1つの球を打ち合って勝敗を決めるこの球技。
庭球に関するニュースで「〇〇オープン」「グランドスラム」といった言葉を聞いたことがある人もいるでしょう。
もうお分かりでしょうか。「庭球」は……
「テニス」のことで、「ていきゅう」と読みます。
近年では、海外の大会でも活躍する日本の選手が増え、国内での注目がさらに高まっているスポーツですね。
(2)籠球
「籠球」とは、籠(ネット)に球を入れて点数を競うスポーツ。
今や日本の学校の部活動における定番スポーツとして定着し、また国内でプロリーグも設立されています。
籠球は基本的に屋内で行うスポーツですが、一部の公園や施設などでは、屋外にも籠球のネットが設置されているところも。
そんな「籠球」は……
「バスケットボール」を意味します。
「かごきゅう」ではなく、「ろうきゅう」と読みますので、間違えないようにしたいものですね。
(3)「闘球」
「闘う球」と書く、イングランドが発祥のスポーツ。
「闘球」は文字通り、ボールをめぐって激しくカラダをぶつけあうこともある、タフなスポーツです。
そんな「闘球」は……
「ラグビー」のこと。
「とうきゅう」と読み、ラグビーを意味します。発祥のイングランドや、日本のみならず、ニュージーランドやアイルランド、オーストラリア、フランス、アメリカなど世界各地で幅広く親しまれているスポーツです。
(4)「排球」
1チーム6人で、ネット越しに2チームがボールを打ち合うスポーツを「排球」と言います。
体育の授業や部活動などで、実際に排球をした経験がある人は多いはず。
そんな「排球」は……
「バレーボール」を指し、「はいきゅう」と読みます。
このスポーツを題材にしたアニメや漫画があるため、ピンときた方もいたのではないでしょうか。
いかがでしたか? 漢字表記になると、普段のスポーツのイメージとは違った印象になり、読み間違えてしまうことがあります。
漢字で表記されることもあるので、正しい読み方を覚えておくといいでしょう。
文/大内千明 画像/Shutterstock(paulaphoto、vectorfusionar、Vasyl Shulga、Phonlamai Photo、vectorfusionart)