夫の移籍もあり、新しい場所での生活が始まって数週間が経ちました。引っ越しも無事に終わり、スーパーマーケットや市場の場所を確認し、お味噌や納豆にお豆腐といった自宅での食事に欠かせない日本食材が手に入るお店もすぐに見つかってひと安心。
住む場所が変わるって不安もあるけれど、その不安が解消されるとワクワク感でいっぱいになりますね! 今回のコラムでは、住む場所が変わったことによって初めて経験したことを書こうと思います。
今回も日本からの移動を頑張ってくれた愛犬。新しい場所にきたけれど、持ち前の好奇心と愛嬌で相変わらずお散歩では自ら他のワンちゃんや飼い主さんの元へ! 本当にたくましい! 広い芝生がある眺めのいい公園でのお散歩のときは、いつにも増して元気に走り回ってました!
なんと、愛犬と一緒に飛行機に乗りました。いや、いつも同じ飛行機に乗ってはいるんだけど…。日本からスペインまでのフライトは、長時間になるため広いクレートにお水とトイレシートを設置し、お気に入りのおもちゃやタオルなどを入れて、チェックインカウンターで航空会社に預けているので飛行中は別々。
だけど、今回はスペインの国内線での飛行機移動もあったんです。ふと、「空港を利用している時に、荷物検査や搭乗口でペットと一緒にいる人」を見かけたのを思い出し、一緒に乗れるんじゃないか? と。調べてみると、ペットの体重、クレートの大きさが航空会社の規定内であれば一緒に搭乗可能とのことだったので、今回初めて一緒に乗ってみることに。
とはいえ、犬が苦手な人やアレルギーを持っている人もいるだろうし、普段全然吠えないけど、初めての場所だから、もし飛行中に不安や恐怖心から愛犬が吠えてしまったらどうしよう。なんて心配もあって、不安と申し訳ない気持ちがありました。
夫のチームメイトの奥さんが、今夜花火あるけど一緒にどう? と誘ってくれたのがきっかけで花火があることを知り、夜まですごくワクワクした日! ビーチから見られるからと集合時間になって出かけると、あまりの人の多さに合流できず(T_T)。でも、花火はとってもキレイで感動しました!
そんな思いを抱えながら迎えたフライト当日、チェックインカウンターのお姉さんが愛犬にも「Hola!」と声かけてくれたり、保安検査場では愛犬を抱えて一緒に金属探知機を通るのですが、係りのお兄さんが少し不安がる愛犬を優しく撫でてくれたり、搭乗口ではおじさんがとっておきの笑顔で「Adiós!」とバイバイしてくれたりと、とっても親切にしていただけて、すごくうれしい気持ちになりました。
ラ・コルーニャの「ガラスの街」と言われるマリーナ大通り。普段、街中を歩いていると、色もデザインも様々な建物が多いけれど、ここは白と窓ガラスで統一された建物がズラリと並んでいます。向かいにはヨットハーバーもあり、海風がとても気持ちのいい空間で美味しいレストランもたくさん!
いざ、初めて一緒に機内へ。隙間から周りをキョロキョロ見渡したりクンクンと匂いをかいだり、いつもの飛行機移動と違うことは感じていたようです。飛行中はクレートに入れたまま私の膝の上に。いつでも目を合わせることができるからか、吠えることもなく、他の乗客の方にご迷惑をおかけすることなく、1時間半ほどのフライトであっという間に目的地へと到着しました。
そして先に新天地入りをしていた夫と数日ぶりの再会。夫の姿を見るなりすごくうれしそうにする愛犬の姿を見てホッとしました(泣)。今回も長時間でとても体力のいる移動を頑張ってくれて、本当にありがとう! 心機一転、この場所で我が家は頑張ります! お気に入りの散歩コースを見つけたり、お友達ワンコとの出会いが愛犬にもたくさんありますように!
今回引っ越しをするにあたって、スペインでできた友人に場所を伝えたら、「ガリシア州はシーフードが美味しいよ!」と教えてくれたのでさっそくシーフードレストランへ!「Pulpo gallego 」と言われるタコのガリシア風。オリーブオイルにパプリカパウダーと塩を振りかけたシンプルなものだけど、タコがふわっとやわらくて絶品! ガリシアへ来たら絶対に食べてほしい一品!
マリーナ大通りで食べたアイスクリーム。実は先にラ・コルーニャへ行っていた夫がアイス屋さんをリストアップしてくれていました! この通りにはジェラート屋さんがたくさんあるみたい! 全部回りたいなぁ〜(笑)。てことで新天地からも恒例のアイス写真でした^ ^。