最近、アーティストとしてもモデルとしても注目を集め続ける“はぶちゃん”こと土生瑞穂。なんとインタビューははぶちゃん初のJJカバー撮影の前日！
「2019年に入ってから大きな変化があった」と語る彼女の現在地、そして今、見据えているものとは――。変わり続けるはぶちゃんの魅力に迫りました。
22歳はターニングポイントですよね。
私も仕事の幅が広がりました
――7月に誕生日を迎えて、22歳の心境はどう？
想像以上に充実していると思います。ありがたいです。18歳で欅坂46としてデビューさせていただいて4年、今年の前半はかなり変化のタイミングでした。22歳って大学生になったコは卒業する年ですよね？ 私の友だちも就職活動をしたりしていて、そんな節目を迎えている姿を目の当たりにすると、「私も今までと一緒ではだめだな」と思います。
――印象に残っているお仕事はありますか？
どのお仕事も心に残っています。いろいろ挑戦させてもらったので、とにかく忙しかったです。CMに出させてもらったり、お芝居もしたり。おかげさまで仕事の幅がすごく広がりました。JJモデルとしてのお仕事も増えて、撮影自体が好きになりましたし。あと、もともと好きだったファッションがさらに好きになったかな。
――他に変わったと思うことは？
自然な表情ができるようになったこと。欅坂46のときはカメラの前で無表情でいることが多くて、笑顔のレパートリーが少なかったんです。ワンパターンの笑顔というか…。だけど最近は、周りの人から表情が変わったとよく言われます。どういう風に写っているか、鏡で自分を見られるようになりました。この1枚はここからここまで写るな、とか考えたり。
――何か特訓をしたの？
撮影してもらった自分の写真を見返したりして、うまく目線をそらすコツを掴んだり。横を向きすぎると白目になっちゃうから（笑）。あとはカメラマンさんやスタッフのかたと積極的に話をするようになりました。撮る場所が決まったら、こういう写真なのかな？と求められる表情やポーズを自分なりに考えてみたり。自分からスタッフのみなさんとコミュニケーションをとると、その人が好きな雰囲気や求められている写真についてわかるようになると思うんです。
――ファッションも変わったりしたのかな？
変わりました。同じ女のコに見られる側になったので、やっぱり意識が昔と全然違います。ダンスのレッスン着もただ動きやすい服じゃなくて、人とちょっと違う着こなしにしたり。メンバーからも、「どこで買ったの？」と聞かれるから気を抜かないようにしています。そういえば、この前は関有美子ちゃん（欅坂46二期生）の誕生日に服をプレゼントしました！
――何をプレゼントしたの？
アンブッシュというブランドのTシャツをあげました。渋谷を歩いていて、おしゃれなお店だなぁと思って初めて入りました。すごく可愛かった！ 街ブラして、行ったことのないお店に入るのが好きなんです。
――今、注目しているのはどんな服？
パーカとかスウェットとか、ストリートっぽい服が気になっています。あまり辛口すぎると自分らしくないかな、と思うので甘い服とミックスしてみたり。着たことのない服をどんどん着てみたい欲があるんです。ショートパンツやサイクリングパンツも気になっているけど、まだ自信がなくて様子見中（笑）。最近はEytysのスニーカーを買いました。
――オフはどんなことをしているの？
最近はオフの時間も自分のプラスになるように過ごしたいと思っていて、ジムに行ったり洋服を見に行ったり。特にジムにはかなりハマっています。やればやるだけ体が変わるから自信になるんです。姿勢もよくなるし、見せても大丈夫っていう堂々とした気持ちでいられる。周りからも「放っている雰囲気が変わった」って言ってもらえて嬉しかったです。お家から出ない日でもネットや雑誌で流行をチェックしたり、参考にしたいコーディネートを探したりしています。
――いろいろなジャンルで活躍するはぶちゃんは、グループとしての目標はあるの？
個人でラジオやモデルのお仕事もしているけれど、欅坂46というベースがあってこそ。いつもグループのことを第一に考えています。もっともっと多くの人に知ってもらいたい。ひとりひとりが個として力をつけることでグループ全体もよくなるから、そのために頑張ろうと思っています。
――一期生として心がけていることは？
自分から二期生に話しかけることですかね。まだダンスのフリが分からないというコもいるから、声をかけて教えてあげたり。自分がされたら嬉しいことをしてあげよう、と考えています。あとは、「どういうコなんだろう」「どんなことに興味を持っているんだろう」と相手を知ろうとすることから始めようと思っています。
――ところで明日はJJ10月号の表紙撮影！ どんな気持ちですか？
初カバー撮影なので緊張でドキドキしているけど、同時に楽しみでワクワクもしています。お話をいただいたときは本当に嬉しかった！ もともとファッションが好きで憧れの専属モデルになれただけでも感動で…。女のコのファンに、JJ読んでるよって声をかけてもらえるようになったことが、表紙に自分が選ばれたことと同じくらい幸せです！
――明日ははぶちゃんのポジティブ・シンキングについてもっと掘り下げたいんですが、今日はここまで！ 中締めとしてWebを見てくれているコに一言お願いします。
この記事を読んでくださってありがとうございます。なんでも最初からうまくいくことはないから、やりたいと思ったことや着てみたいと思った服に挑戦することが大切だと思います。失敗を怖がらずに、おしゃれを楽しんでください！
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モデル／土生瑞穂〈本誌専属〉 撮影／永峰拓也 ヘア＆メーク／室橋佑紀〈ROI〉 スタイリスト／中村真弓 取材／増田奈津子 編集／田頭 晃
