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黒田真友香が語る「わたしがインフルエンサーになった理由」インスタグラムのフォロワー数14万を誇り、旅写真の投稿「#旅まゆか」で大人気の黒田真友香ちゃん。彼女が「#旅まゆか」をはじめたきっかけを語ってもらいました。後半では、お気に入りの旅写真や、旅の必需品もご紹介♡
カナダへ2週間の短期留学に行ったのが初めての海外でした
編:昔から海外旅行は好きだったんですか?
黒田さん:実は19 歳まで海外に行ったことがなくて。
編:え! そうなんですか? 逆に初めて海外に行ったきっかけが気になります。
黒田さん:いつも遊んでいた高校からの友人2人が、急にドイツにワーホリに行くって言って私の前からいなくなってしまったんです。
編:どういうことですか?
黒田さん:当時私だけが大学に通っていて、2人はもう働いていました。2人からしたら私は大学っていう目的があって生きているけど、「私たちにはなにもない」って思ったみたいで、〝やりたいことを見つけるために〞って言って突然ドイツに旅立ったんです。あまり海外のことを考えたことはなかったけど、「この2人が行けるなら私にも行けるかも…」と思ってカナダへ2週間の短期留学に行ったのが初めての海外でした。
編:それは一人だったんですよね?
黒田さん:そうですね。初めての海外が一人なんて親にはめっちゃ反対されたんですけど、自分で留学の仲介業者に連絡して、勝手に申し込んでお金も払って行っちゃいました(笑)。
編:すごい行動力! 英語に興味はあったの?
黒田さん:いや英語には興味がなくって、ただ外へ出てみたいという思いが一番でした。
編:そこから「#旅まゆか」が始まるってことは、カナダが相当楽しかったんだね!
黒田さん:っていうわけでもなくて…(笑)。
編:え?
黒田さん:初めての海外がホームステイだったので、学校へ行っても英語、家に帰っても英語の毎日で。しかも私が滞在中に日本人留学生の女の子が殺害される事件が起きてあまり外出もできなくて。日本語は通じないし、怖いしで、普通にホームシックでした!(笑) でもいざ海外に行くといろんな発見はあって。そこから、自分が足を踏み入れたことのない国がたくさんあるのに行かないのはもったいない!と思って旅をするようになりましたね。後は、今の彼が海外旅行好きなのも結構大きいかな(笑)。
編:意外と彼の影響を受けてますよね(笑)。
黒田さん:そうなんです(笑)。彼だけじゃないんですけど、やっぱり周りの人からどう見られるかはすごく気になる性格なので。彼が好きなものはできるだけ自分も好きになって気に入られたいって思う…。
編:彼と行く以外では、 旅は一人が多いんですか? それとも友達と?
黒田さん:それこそドイツに行った友人2人が、一人はアメリカ、もう一人はドイツで旦那さんを見つけて住んでいるので、現地集合現地解散!の旅が結構多いですね。
編:へぇ! その2人はワーホリに行ってなにかを見つけたんですね。すごい!
黒田さん:そうなんです! もちろん一人で行くこともよくあります。
編:旅の必需品とか、航空券の取り方、ホテルとか、なんかルールってあったりするの?
黒田さん:あります! まず、〝行ったことない国に行く〞っていうのは決めています。行ったことのある国にはGoogleマップにピンを立てているので、空き時間にマップを開いてまだピンが刺さってないところをよく探しています。結構この時間が好きなんです。
編:そういえば「#旅まゆか」はお仕事じゃなくて、プライベートの旅がほとんどって聞いたのですが、それは本当?
黒田さん:そうなんです。9割がプライベートですね。
編:すごい。だから自分の行きたい国に行けるんですね。
とにかく「英語が話せないから」って理由で、 海外旅行を躊躇してほしくない!
編:今後、「こうしたい!こうなったらいいのに」って思うことはありますか?
黒田さん:んー、難しいけれど、よくフォロワーの方に「英語が喋れないんだけど、それでも海外旅行って行けますか?」って聞かれるんです。だけど、私だって片言の英語しか喋れないし、今なんてスマホがあるから喋れないことで困ることはほとんどない。もっと多くの人が海外に行くことに抵抗がなくなればいいな…、という思いも込めて訪れた国の情報を分かりやすくインスタにまとめて発信しているので、それを見てどんどん同世代のコたちには海外に行ってほしいなって思います。とにかく「英語が話せないから」って理由では躊躇してほしくない!
編:困ったらGoogle翻訳もありますしね(笑)
黒田さん:きっと一回行けば、スマホさえあればなんとかなるってわかると思うので。あともう一つは、旅行代理店さんとツアーを考えたり、チームでお仕事がしたいです。
編:今はフリーランスだから一人ですもんね。
黒田さん:そうなんです。うれしいことがあっても、一緒に喜んでくれるのは母親だけみたいな(笑)。そこに至るプロセスを知ったうえで一緒に喜んでくれる仲間がいないのでたまに寂しくなります。
編:たしかにインフルエンサーには先輩や同期がいないですもんね。
黒田さん:そう、だからこそ企業さんと一緒にチームでお仕事ができるように、まずは自分のブランド力を高めたいです。「旅といえば黒田真友香!」って思っていただけるよう頑張っていきます!
お気に入りの「#旅まゆか」
旅の必需品
撮影こぼれ話
「#旅まゆか」ということで今回の撮影は羽田空港で。「航空券はスカイスキャナーで格安のモノ、滞在先のホテルはブッキングドットコムで星4つ以上かつ評価8.5以上なら間違いない」など、自分でリサーチをして旅をしている真友香ちゃんだからこそのお話も。
撮影/芹澤信次 取材/石津愛子 編集/岩谷 大
※この掲載の情報はJJ12月号を再構成したものです。