20代の集大成として、写真集「BASIC」を発売した劇団EXILEの町田啓太さん。今回はJJ読者と同じ、ハタチだった頃を振り返ってお話をしていただきました。
ターニングポイントでやりたいことを選択してこられたから、今があるのかなって
Around20の頃の町田さんは、なにか頑張っていたこととかありましたか?
今の芸能の仕事を始めたのが、ちょうど20歳の頃。大学2年生の夏くらいかな。その頃の僕は、興味があるものにはとにかく飛びついていました(笑)。高校、大学を選んだのもまさにそう。最終的に体育大学に入って、ダンスをやろうって思ったときに、たまたま今の事務所とご縁をいただいたのが20歳くらいです。だからAround20は、僕の人生が一番変わったタイミングかも。
その頃を振り返って、しておいて良かった事orしておけば良かったと思う事は?
ご縁って繋がるべくして繋がると思うので、自分が興味のあることに一生懸命になれたのは、やっておいて良かったことですね。僕が今の事務所と出会えたのもそれこそご縁で、プロのダンサーと知り合えたことがキッカケなんです。
東京に出てきてダンスをやっていたら、たまたま地元・群馬でダンスを教えてくれた先生と同じチームに所属するダンサーと仲良くなって。その人がキッカケで群馬時代の先生とも再会することが出来たし、事務所の養成所に通うことにもなりました。
そういう繋がりが生まれるためには、自分が動いていないといけない気がしていて…。夢に向かってとか大それたことではなくても、「これやってみたい!」と感じたことにはチャレンジした方がいいと思う。その出会いがなければ、今の仕事もやっていなかったんじゃないかな。
この世界に入って仕事を始めて、今の現在地を想像できていましたか?
やるからには! と思って大きな目標を描いていたので、その頃想像していた自分には全然足りてないですね。今でも、もっともっとって思いますし。
じゃあ、そのときにはすごく大きな夢を持っていて?
そうですね、すごく漠然とした感じでしたけど…。「まあ、いけるっしょ!」っていう勢いだけでこの世界に飛び込んだので、こういう現在地っていうのは想像もしていませんでした。
その勢いと、人生のターニングポイントでやりたいことをちゃんと選択してこられたから、今があるのかなって。もちろん悩むこともたくさんあるけれど、そういうことが積み重なっての今だから。
ご縁がめぐりめぐって、繋がった人たちと仕事が出来てきているので、これからもずっとそうやっていきたいなと思っています。
今年が20代最後の年で節目の年になると思うのですが、俳優としてこれから挑戦して行きたいことは?
三十路=節目の年みたいなイメージがあると思うんですけど、自分ではまだまだ途中だと思っているので、今やれることをしっかりやっていきたいなと思います。
30代になると、今まで挑戦したことのない、家庭のある役とかも出てくるのかなとか想像できるし、そういう変化でさえも、楽しみながらやっていきたいですね。あ! 個人的な願望としては、SFをやりたいです!
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撮影/佐々木大輔 取材/大塚悠貴 編集/岩谷 大
明日公開の記事では、JJ最新号のなかから「好きなコーデ」を教えてくれました!