「推し」がいるから頑張れる。女性にとっての推しの存在とは?

株式会社オノフ
PR TIMES

今回は、女性にとっての「推し」がどのような存在なのかを年代別・推しジャンル別に紐解いていきます。

株式会社オノフ 市場調査から商品のセールスプロモーションやCRMの設計を手がける株式会社オノフ(所 在地:東京都渋谷区、代表取締役:安宅正晴)は、全国の女性15~69歳を対象に女性の推し活実態や推し活意識を把握するための調査を実施しました。

<調査概要>
調査方法   インターネット調査
対象者    全国 女性15~69歳
調査期間   2023年4月14日~4月16日
有効対象者  3,170ss
調査機関 株式会社オノフ

今回は、女性にとっての「推し」がどのような存在なのかを年代別・推しジャンル別に紐解いていきます。

Z世代にとっての推し活は当たり前。生きがいと感じている割合も高い

現在推し活をしている人の割合は全体で42.6%。年齢が下がるにつれて割合は高まり、15~19歳は77.8%と非常に高い結果になりました。15~19 歳は「j-popアイドル(男性)」を推している人が一番多いものの、推しの認知経路として「動画投稿で見て(YouTube、ニコニコ動画など)」が30.9%、「SNSで見て」が29.5%と他の年代と比べても高く、それに伴い「漫画・アニメ・ゲームの登場人物・キャラクター」や「YouTuber等のインフルエンサー」、「k-popアイドル(女性)」を推している人が比較的多い結果も見て取れました。

推し活をしている10~20代の特徴を見てみると、「一人、または少人数での行動が好き」「注目の的になる事は好まない」「謙虚な方だ」などの内向的な項目が推し活をしていない10~20代と比べて高い結果に。また、推しの存在について年代別に見ると15~19歳は「辛い時/苦しい時の支えになってくれる」が50.4%、「悩みを忘れさせてくれる」が34.1%、「自分磨きの原動力になる」が34.7%と他の年代よりも高い傾向にあります。

Z世代にとって「推し」は心の拠り所であるという意識や、自身のアイデンティティを形成する割合が他の年代よりも強いのかもしれません。

推し活をしている人の特徴<年代別>
オノフ調べ

推しの存在<属性別>
オノフ調べ

推すジャンルによって性格・価値観は異なる

   k-popアイドル(女性)を推している人は、「チームで協力して何かを達成することにやりがいを感じる」「飽きっぽい方だ」「注目の的になることは嫌いではない」などの項目が他よりも高く、チームや人との交流を好み注目の的になる事も好むが、いざ行動するときは一人で動きたいという傾向に。

j-popアイドル(女性)を推している人は、「人付き合いは得意(社交的な方)」「自分の意見を主張することが多い」「多人数での行動が好き」が高く、社交的で注目されることを好み、多人数でも意見の主張をするアクティブな印象にあります。

女性アイドルを推す人は「ファッション/メイク」をきっかけに好きになった割合も高いことから、推しのファッションやメイクを参考にするなど容姿に気を遣う人も多いのではないでしょうか。

漫画・アニメ・ゲームの登場人物・キャラクター(男性/女性)を推している人は、「一人、または少人数での行動が好き」「謙虚な方だ」「ロマンチスト(空想家)な方だ」が高く、人付き合いや言葉のコミュニケーションは好まず、ロマンチストで謙虚な内向的な傾向がうかがえます。

推し活をしている人の特徴<推し活ジャンル別>
オノフ調べ

自分だけの「推し」でいてほしいという気持ちも

推し活をする中での行動・気持ちについて推し活ジャンル別に見てみると、j-popアイドル(男性)を推している人は、「推しが同じ人とは仲良くなれない方だ」が24.5%と他と比べて最も高い結果となりました。

k-popアイドル(女性)を推している人は、「「にわかファン」や「新規ファン」は嫌いだ」が他と比べて最も高く、昨今の韓国ブームの背景から、新たに参入してくるファンなどに嫌悪感を抱く人が少なくないのかもしれません。

 j-popアイドル(女性)を推している人は、「仕事や勉強中など集中しなければならない時でも、推しのことをつい考えてしまう」が56.8%と他のジャンルを押している人に比べて最も高い結果に。また「推しのおっかけをすることがある」(31.8%)、「推しに認知されるために努力している」(34.1%)も他よりも高く、熱狂的なファンが多いことが読み取れます。

推し活をする中での行動・気持ち<推し活ジャンル別>
オノフ調べ
  ※各項目のTOP3を太字にしており、最も割合が高いものは赤字

推しは日常を輝かせてくれる存在。ジャンルによって抱く気持ちは異なる

推しの存在についての意識は全体で「日常に楽しみを与えてくれる」が52.2%、次いで「心に癒しを与えてくれる」が52.0%、「心にときめきを与えてくれる」が40.6%と続きました。

推し活ジャンル別に見てみると、Youtuber等のインフルエンサーを推している人は「日常に楽しみを与えてくれる」「心に癒しを与えてくれる」「人生を豊かにしてくれる」などの回答が高い結果に。

 漫画・アニメ・ゲームのキャラクターを推している人(男性/女性どちらも)は「心にときめきを与えてくれる」が他ジャンルよりも高めとなっており、アニメの世界観でしか味わえないキャラクターの描写や日常では味わえないときめきを魅力に感じている人が多いことが見て取れます。

k-pop、j-popに関わらず女性アイドルを推している人は、「自分の夢や出来ない事を叶えてくれる」が他に比べて高い傾向に。k-popアイドルを推している人は「自分磨きの原動力になる」も高く、夢や美意識など、自身のモチベーションをあげてくれる「憧れの存在」であることがうかがえます。

推しの存在<推し活ジャンル別>
オノフ調べ

今回の調査からZ世代は推し活をしている割合が圧倒的に高く、SNSをきっかけに、アイドルだけではなくインフルエンサーや漫画・アニメのキャラクター等とさまざまなジャンルを推していることが分かりました。

誰もがSNSで自由にコンテンツを発信することができる今、インフルエンサーと呼ばれる人は増大しています。また、アイドル自身もSNSを通して発信する機会が昔と比べて多くなったことから、日常のコミュニケーションや情報を収集するうえで、SNSを通じて自分と親和性の高い推しを見つけやすくなっていたり、夢中になりやすかったりするのではないでしょうか。

調査ではここで紹介している設問以外にも「推し活をしていることを周りに言っているか」「推し活の活動内容」といった女性の推し活に対する行動や意識を深掘りしています。より詳細なデータは以下のリンクよりダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
https://www.onoff.ne.jp/forms/corporate/research-report-oshikatsu_202304.html

会社名   株式会社オノフ
代表者   代表取締役 安宅 正晴
所在地   東京都渋谷区神宮前3-35-19 バティマン・イケダ4F
設立    2000年10月17日
事業内容  フェムケア事業(研究調査/CRM支援/コンテンツ開発)
Webサイト https://www.onoff.ne.jp/
Twitter    https://twitter.com/OnoffInc

フェムケアに関する情報発信:
https://www.onoff.ne.jp/blog/?cat=20

データ・データ転載のお問合せ先:
株式会社オノフ 鈴木 pr@onoff.ne.jp

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