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~アフターコロナでどう変わる?~アルコール飲料に関する意識実態調査
新型コロナウイルスの流行から3年以上が経過し、感染症法上の位置づけが、2023年5月8日より「5類」へ移行することが決定し、これによりコロナ禍で定着しつつあった生活者の新たな行動様式が、どのように変化していくのか注目されています。
また、欧米では、数年前から「ソバーキュリアス」といった自身の身体や心の健康を考え、あえてアルコールを飲まない/飲む量を少しだけにするといったライフスタイルが若者を中心に広がりをみせています。日本国内においても「若者のアルコール離れ」と言われている現代社会の中で、厚生労働省のデータでは、男性においては全ての年代で飲酒習慣率は低下していることがわかっています。
そこで、日本インフォメーション株式会社(代表取締役社長:斎藤 啓太以下、日本インフォメーション)では、コロナ禍を経た今、人々のアルコール飲料に対する意識がどのように向けられているのか等、性年代別での実態を把握するために本調査を実施しました。
https://www.n-info.co.jp/report/0046
■調査結果について
■主な調査結果
1)お酒に対する考え方
「お酒は飲めた方がよいと思う」「人とのコミュニケーションには必要である」でTop2が4割。
「自分の生活に必要なものである」はBottom2が4割でTop2を上回っています。また「飲み会の場は好きだ」もBottom2が4割でTop2を上回っており、お酒の必要性を感じつつも、個人の感情としてはお酒に対するネガティブな意識も持つ人が多いことが窺えました。
2)飲みの場への参加有無/新型コロナウイルス5類移行後の頻度変化
自分一人を含め、日常で飲みの場へ足を運ぶことがある人は全体で約6割。男性は20代がやや低く、女性はいずれも5割台にとどまるが20代が57.4%で最も高い。
新型コロナウイルス5類移行後は、お酒の飲みの場への参加機会は3割が増加しています。また男性20代の増加が半数以上で最も高いが、男性は年代に比例して飲みの場の増加率は減少し、60代では女性の増加率を下回っています。
3)一緒に飲みの場に行くことがある人
全体で「友人」が5割で最も高く、「家族」「自分一人」「恋人・パートナー」と続く。
飲みの場に参加することがあると回答した人を対象に、「一緒に飲みの場に行くことがある人」を聴取しました。「最も」では、「自分一人」が2割半ばで高くなっています。「友人」は20代男女、「家族」は女性40-60代、「自分一人」は男性60代で高いのが特徴的です。また「恋人・パートナー」は女性20-30代で高いですが、同年代の男性とは大きく差が開いた結果となりました。
4)一緒に飲みの場に行くことがある人:好嫌度(全体)
一緒にお酒を飲む相手の好嫌度は、「友人」「恋人・パートナー」がTop2で8割前後と特に高い。
「同期/部下/後輩」と「上司/先輩」のTop2はいずれも7割弱程度ですが、「上司/先輩」はBottom2も15.5%とネガティブに受取る人も一定数見られ、同様に「自分一人」「オフィシャルな飲み会」「取引先等との接待 (参考値)」でもBottom2が15%前後あがりました。
5)お酒を飲むことがある場所
お酒を飲むことがある場所は、性年代問わず「家飲み(ご自宅や親戚・友人宅等)」が中心で、男女とも比較的年代が上がるにつれて高くなっている。
一方で「居酒屋・外食店・レストラン等のお店」は「最も」では若年ほど高く、20-30代では男女とも3割となっています。「オンライン飲み会」は全体でも3.8%の実施に留まる結果となりました。
6)普段飲むアルコール飲料の種類
「アルコール飲料」いずれか飲用者は全体の約6割、「ノンアルコール・微アルコール飲料」は17.0%、「普段アルコール飲料を飲まない」は4割。
「アルコール飲料」の飲用は男性が高く、また男女とも年代に比例して飲用率が高まっています。男性40-60代は比較的様々な種類のアルコールを飲用しており、女性は若年中心に「チューハイ・サワー」が「ビール・発泡酒」以上に飲まれており、また女性60代は「ワイン・シャンパン」も3割台と比較的高い結果でした。
2023年5月に実施した今回の調査では、年代差によるアルコール飲料や飲み会の機会に対する様々な意識に違いが見られました。コロナ後には飲み会の機会は増えている傾向が徐々に見られ、今後さらに3年間の自粛を経た結果、意識や行動に大きな変化がありそうです。以上、~アフターコロナでどう変わる?~アルコール飲料に関する意識実態調査の結果を抜粋してお伝えしました。
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詳細な調査結果資料(その他の質問/属性別分析を含めたクロス集計データ/報告書)を無料にて配布しております。
※ご希望の資料名に「~アフターコロナでどう変わる?~アルコール飲料に関する意識実態調査」と記載ください
https://www.n-info.co.jp/inquiry/report/
■調査概要
調査地域:日本全国
調査対象:20~69歳 男女
調査実施期間:2023年5月31日~6月1日
調査手法:クローズドモニターへのインターネットリサーチ
サンプルサイズ:有効回収計 1,029サンプル
レポートの著作権は、日本インフォメーション株式会社が保有します。
内容を転載・引用する場合には、「日本インフォメーション(株)調べ」と明記してご利用ください。
■会社概要
会社名:日本インフォメーション株式会社
所在地:東京都中央区銀座3丁目15-10 JRE銀座三丁目ビル4F
代表取締役社長:斎藤啓太
資本金:5,500万円
設立:1969年12月1日
URL:https://www.n-info.co.jp/
事業内容:マーケティング・リサーチ事業、マーケティングコンサルティング 他
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