別役実作品×玉田真也(玉田企画)「天才バカボンのパパなのだ」2024年2月21日(水)~3月3日(火)本多劇場にて上演決定

吉本興業株式会社
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この度、第34回下北沢演劇祭にて、別役実作品「天才バカボンのパパなのだ」を本多劇場で上演することが決定いたしました。 男性ブランコ浦井をはじめとする、コント師たちにとっては、初の本格的な演劇への挑戦となる今回の作品。劇団「玉田企画」主宰の玉田真也演出のもと、コント師たちと舞台俳優たちが繰り広げる、別役実の世界をお楽しみください。 また、2023年キングオブコント王者となったサルゴリラが所属する演劇チーム「メトロンズ」のメンバーも、日替わり出演いたします。

第34回下北沢演劇祭参加作品「天才バカボンのパパなのだ」
脚本:別役実 「天才バカボンのパパなのだ」
演出:玉田真也(玉田企画)
出演(※登場順):男性ブランコ浦井、うるとらブギーズ佐々木、ジェラードンかみちぃ、浅野千鶴、市川しんぺー、川面千晶、エルフはる、西出結、メトロンズ(日替わり出演)

開催期間:2024年2月21日(水)~3月3日(日) 
場所:下北沢 本多劇場 (東京都世田谷区北沢2丁目10−15)
主催:吉本興業株式会社

■公式サイト・SNS
WEB:https://bakabon2024.com/
X:https://twitter.com/bakabon2024
Instagram:https://instagram.com/bakabon2024/

出演者コメント
先日実施した顔合わせ・本読み後の出演者からコメントが届きました。

署長役:浦井のりひろ(男性ブランコ)
先日読み合わせを行いましたが、今までのコント観、とでもいうようなものがぐらぐらと崩れていき、これは大変な事になったとかみちぃさんと顔を見合わせました。しかし必ずや素晴らしいものになると思いますので、その一翼を担えるよう全力で頑張ります!


巡査役:佐々木崇博(うるとらブギーズ)
今回こちらのお芝居に僕みたいな者が声をかけていただき凄く凄く嬉しくて感無量です。
まさか自分が本多劇場に立つ人間になれるとは思ってもみなかったです。上京したての頃「下北沢を歩きたい」という理由だけで用もお金も無いのに下北沢に行き、ただただ歩き回り本多劇場の前を通る度に「ここが本多劇場かぁ・・。」と何に対してかは分からない思いを馳せていたあの本多劇場に出れるなんて、あの時隣のヴィレッジヴァンガードでBUMP OF CHICKENのCDを視聴してた自分に教えてやりたいです。
そして、出演者も豪華な俳優の方々と演出が玉田企画の玉田さんと言う事で当たり前なんですが「これ相当ガチじゃん」となりました。メンバーを見た時正直焦りましたが、他の出演者に気心知れた芸人仲間とメトロンズの皆さんがいたので落ち着けました。しかし、1回目の本読みで俳優さんはもちろん、芸人さん達も当たり前の様に凄くて面白くて「これもう全員ガチの人達じゃん。どうしよ。」となりました。
さらに脚本が別役実さんの戯曲。不条理演劇。本読みを経てこれを表現するのは一筋縄ではいかない感がビンビンガンガンきました。
つまり今回は僕にとってかなりの挑戦になる事が確定しました。
こうなったら、もう楽しむしかない。
やってやる。やってやりたい。
このとんでもないレベルの場所に必死に着いて行って自分も「ガチの人」に少しでも近づくために挑戦して行きたいと思います!!
よろしくお願いします!!!!!


バカボン役:かみちぃ(ジェラードン)
初回の本読みしました!とにかくめちゃくちゃ難しい作品でニュアンスを掴むのに時間がかかりそうです。今後の本読みや稽古で感情の起伏をバッチリ入れ込みたいと思います。


ママ役:浅野千鶴
別役実さんの戯曲をやるのは初めてなのですが、すごい面白いけどやるのはすごい難しそう~というのが率直な感想でした。挑戦させていただきます、の気持ちでやらせてもらいたいと思います。
出演者の方々は、コントの猛者たちと演劇の猛者たちが集まっている感じでして、胸を借りさせていただきます、の気持ちが大きいです。
あとは、本番が冬ですので、体調管理だけには気をつけて頑張りたいと思います。よろしくお願いいたします。


パパ役:市川しんぺー
凄く面白いけど自分が足を踏み入れるのは恐い物のひとつに別役実作品がありましたので、今回お話を頂いた時には正直震えました。改めて今回の戯曲に目を通し、面白い事に違いは無いがこれは手強いぞ!と更に震えました。
しかし先日、稽古開始にだいぶ先駆けての本読みで、戯曲の強度と共演者の方々から滲み出る可笑しみを目の当たりにし、安心すると共に、武者震いしております。
演出の玉田さん含めて初めましての方々ばかりなので、先入観無く新人のつもりで頑張ります!
戯曲の面白さを余すところ無く客席に届けられる様に稽古しますので、「天才バカボンのパバなのだ」で大笑いの春をお迎えください!
これでいいのだ!

レレレのおばさん役:川面千晶
今回、レレレのおばさん役をやらせていただきます川面千晶です。
レレレのおじさんではありません、おばさんです。
難解なような単純なような別役戯曲、激ムズな予感ですが、演出の玉田さん&芸人さん&俳優さんという力強い布陣で、ゴッシゴシに磨きかけて面白い舞台にしたいと思います!!
稽古と本番が今からとっても楽しみです。


女1役:はる(エルフ)
初めて本読みと言うのを経験させてもらって緊張が凄くありました。
ただ自分1人で台本を読んでた時は正直台本を100%理解しきれないところがあったのですが
本読みで各々の役柄で読んでいくのを聞いてたら
徐々に「あ、こういうことか!」とわかっていく楽しさや、聞いてるだけで笑ってしまうシーンがあったりどんどん楽しさに変わりました!!
なにもかも初めての事だらけすぎるので皆さんにがむしゃらに着いていきながらもこの芝居を通して色々学ばせてもらえたらと思います!


女2役:西出結
今回、女2の役を演じさせていただきます、西出結です。
別役さんの戯曲に接するのは初めてで、すごい、難しくて、でも興味深いです!
この不条理演劇を、お笑い芸人の方々が演じるとどうなるのか、とても楽しみです!
ずっと一方的に拝見していた皆さんと、玉田さんと、
別役実さんの戯曲をやる機会をいただけて、とても光栄です。
わたしはこの戯曲の中でどういうふうに存在すればいいのか、
先輩方の足を引っ張らないよう、たくさん考えていきたいと思います。


男役:田所仁(ライス/メトロンズ)
今回、別役実さんの戯曲「天才バカボンのパパなのだ」の舞台に参加させていただきます、田所です。
本を読ませていただいた瞬間に、「あぁこれは今まで自分が作ってきたコントとは全く違う何かだな」と感じ、是非とも吸収して持ち帰りたいな、と思いました。演者も曲者だらけの豪華メンバーなので、その辺りからもたっぷり吸収して満腹で帰りたいと思います。


演出:玉田真也
「天才バカボンのパパなのだ」は今まで読んだ読み物の中で最も笑った本でした。
しかし内容を説明するのはとても難しく、終始、何言ってんだ何やってんだという事象が連なり、脱線に次ぐ脱線で物語としての意味を成さず、気がついたら終わっているという内容です。このように観ていて置いてきぼりになりそうな内容なので、これを上演として、僕が初めて読んで笑ったときの感覚をちゃんとお客さんに届けられるか多少心配もあったのですが、先日出演者の方々と本読みをして、このメンバーならきっと大丈夫だ、というか僕が頭の中で「こうすれば面白い」と思っていた以上の出来になるのではないかと期待が膨らみました。稽古はこれからですが、今から皆さんに観てもらうのが楽しみです。


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