関西の鉄道会社と連携し、ネイチャーポジティブ社会の実現を目指す「関西いきもの駅スポ」を4月26日(金)から開催

一般社団法人関西イノベーションセンター
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一般社団法人関西イノベーションセンター(理事長 早乙女 実(そうとめ みのる)、以下 当社団)と、株式会社バイオーム(代表取締役 藤木 庄五郎(ふじき しょうごろう)、以下 バイオーム)は、スマホカメラでいきものを撮影するだけで名前を判定できる、いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」内において、関西一円を対象とするネイチャーポジティブ※イベント「関西いきもの駅スポ」を本日4月26日(金)から開催します。

本取組みは、当社団が運営するイノベーション創出拠点MUIC Kansai(以下 MUIC)の課題解決プログラムとして採択され、MUICの会員企業およびそのグループ会社である関西の鉄道会社5社と連携し、沿線の垣根を越えたエリア横断型の取組みとして実施いたします。

※ネイチャーポジティブとは:生物多様性の損失を止め、回復させていくことを意味し、社会・経済活動によって自然へプラスの影響を与えることを目指す概念。

アプリを通じて、参加者には関西の鉄道沿線を巡りながら楽しく生き物のデータを集めていただき、集まったデータと各駅の所在地情報などと組み合わせて分析を行うことで、各沿線の垣根を越えた生物多様性の見える化を目指します。また取得されたデータを活用した環境保全の仕組みを構築していくことで、沿線地域の価値向上を目指します。

「関西いきもの駅スポ」概要

– 実証期間: 2024年4月26日(金)~6月30日(日)
– 実施エリア:関西2府5県(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、奈良県、和歌山県、三重県)※一部愛知県内の沿線を含みます
– クエスト数:10個(沿線クエスト5個、生物種クエスト5個)
– 協力企業:以下5社(五十音順)
● 大阪市高速電気軌道株式会社
● 近畿日本鉄道株式会社
● 株式会社JR西日本イノベーションズ
● 南海電気鉄道株式会社
● 阪急電鉄株式会社

「関西いきもの駅スポ」の開催期間中、スマホアプリ「Biome(バイオーム)」では、鉄道各社沿線エリアで生き物を探すクエスト(※)10個が同時に配信されます。参加者は、クエスト達成を目指して生き物探しに挑戦します。クエストを複数クリアした参加者には、抽選で賞品の限定鉄道カードが贈呈されます。

※「クエスト」とは、Biomeに実装されている独自のゲーム機能で、テーマに沿ったエリア、生物の写真を撮影・投稿することでクリアできます。
参加方法

– 「Biome(バイオーム)」アプリをインストールする。
– ホーム画面で「関西いきもの駅スポ」のバナーをタップする。
– 「関西いきもの駅スポ」に(アプリ内で)参加する。
– クエストの条件を満たすエリア、生物を撮影してアプリに投稿する。
– クエストをクリアしてバッヂを獲得すると賞品に応募ができる。

【特設ページ 】
https://biome.co.jp/kansai-ikimono-ekispo-2024

【アプリ内に関するお問い合わせ先】
(株式会社バイオーム)app-support@biome.co.jp

生物多様性をめぐる近年の動向について
2022年12月に開催されたCOP15にて設定された世界目標や、2023年9月に最終提言されたTNDF(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures:自然関連財務情報開示タスクフォース)により、企業によるネイチャーポジティブ経営の重要性は年々高まっています。一方で、計画策定の基礎情報となる地域の生物多様性情報(=自然資本)はローカル性が強く、これらを網羅的かつ一元的に把握することは多くの企業における共通課題となっています。

こうした課題を踏まえ、いきものコレクションアプリ「Biome」と各沿線の広大なフィールドを生かし、多くの人々に楽しみながら生き物の発見情報を収集してもらうことで、沿線の生物多様性を明らかにすることができます。集積された生物分布情報を集約・可視化し、環境保全の基盤情報として活用することで、ネイチャーポジティブ社会を推進・実現するべく、共創に至りました。

実施目的

1. 鉄道×「Biome」による地域の魅力の再発見
参加者には鉄道沿線を回遊しながら生物データを収集してもらうことで、生き物の価値を感じながら沿線やまちへの愛着を醸成する、新しいネイチャーポジティブアクションを創り上げていきます。

2. 自然資本の可視化による沿線価値向上
自然資本の魅力を正しく維持・発信していくことで、関西における鉄道沿線の不動産や観光などの更なる価値向上につなげていきます。

3. 鉄道沿線の生物多様性の見える化
取得したデータから環境保全の仕組みを構築することで、自然や生物多様性の損失に歯止めをかけ、ひいては環境にとってポジティブな社会の実現を目指していきます。

4. 大阪・関西万博の機運醸成
万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」の下、人類を含むあらゆる“いのち”が輝く未来社会の実現や課題解決に向け、共創型の施策として取り組んでまいります。

いきものコレクションアプリ「Biome(バイオーム)」とは
国内のほぼ全種(約10万種)の動植物を収録したいきものコレクションアプリです。最新の生物名前判定AIを備えているだけでなく、図鑑・地図・SNS・クエストなどいきものにまつわるさまざまな機能を備えています。誰でも無料で使用できることから、多種多様な生き物の情報収集・調査・研究への展開も行っています。
– iPhone版  https://apps.apple.com/jp/app/id1459658355
Android版 https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.biome.biome&hl=ja

※本キャンペーンは当社の主催で行うもので、Apple Inc.およびアップル関連会社とは一切関係ありません。

【ご参考】
■ MUIC Kansai(ミューイックカンサイ)について

MUIC Kansai
株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループおよび株式会社三菱UFJ銀行が設立した、一般社団法人関西イノベーションセンターが運営する観光産業をテーマにしたオープンイノベーションの創出拠点です。2025年大阪・関西万博を見据え、大企業とスタートアップ、自治体等が連携し、観光産業の課題解決とともに新たな事業創出を目指した活動を行っております。
– 運営法人:一般社団法人関西イノベーションセンター
– 代表者: 理事長 早乙女 実
– 所在地: 〒541-0044 大阪府大阪市中央区伏見町3-6-3
– 開業:  2021年2月
– URL:  https://www.muic-kansai.jp/

■ バイオームについて

BIOME
– 社名 : 株式会社バイオーム
– 代表者 : 代表取締役  藤木 庄五郎
– 所在地: 〒600-8431 京都府京都市下京区綾小路通新町東入善長寺町143マスギビル       305
– 設立: 2017年5月
– 事業内容 :生物情報アプリ開発・運営、生物情報可視化システムの提供、環境コンサルティング
– URL:   https://biome.co.jp/

【本件に関するお問い合わせ先】
MUIC Kansai 問い合わせフォームよりお願いいたします
URL:https://www.muic-kansai.jp/contact/

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