キリンのとびら高等部×桃山学院大学 キャンパスツアーを開催 フリースクールの高校生が初めて大学生活を体感!

特定非営利活動法人キリンこども応援団
PR TIMES

 特定非営利活動法人キリンこども応援団(大阪府泉佐野市、代表 水取博隆)では、「キリンのとびら高等部」において桃山学院大学(大阪府和泉市)とキャンパスツアーを企画し、桃山学院大学 和泉キャンパスにて2024年5月20日に実施いたしました。
 当日は、今春「キリンのとびら高等部」に入校したばかりで、それぞれのペースで今後の生き方・働き方を探求中である高校生が参加いたしました。

<桃山学院大学のキャンパスツアーに参加した子ども達・代表の水取>


<大学概要などの説明に真剣な表情で聞き入る子ども達>

 特定非営利活動法人キリンこども応援団は、安心できる居場所を通して子ども達が自らの希望を持ち未来に踏み出せるよう支援を行っており、子ども食堂「キリンの家」・フリースクール「キリンのとびら」・オンラインフリースクール「clulu」などの居場所を運営しています。

 2024年4月に開校した「キリンのとびら高等部」は、桃山学院大学とキャンパスツアーを企画し、2024年5月20日に和泉キャンパスにて実施いたしました。
 「キリンのとびら高等部」に在籍しているのは、中学時代に不登校を経験し、フリースクール「キリンのとびら」を卒業した子ども達です。現在は、「キリンのとびら高等部」と提携する代々木高等学校をはじめとした通信制高校にそれぞれ在籍し高校卒業資格の取得を目指すとともに、将来的に「進学」「就職」「起業(フリーランス)」など自分の生き方を自ら選択できるよう活動をすすめております。

 今回は「進学」にスポットを当て、桃山学院大学でのキャンパスツアーに参加し、実際の大学生活に触れることで子ども達の進路の選択肢を広げる機会となりました。
まずは、「大学ってどんなところなの?高校と大学にはどんな違いがあるの?」など大学概要をご説明いただき、その後キャンパス内を散策したり学内食堂を利用することで実際のキャンパスの雰囲気に触れることができました。子ども達は、普段なかなか訪れる機会のない大学内を初めて訪れ、キャンパス内を行き交う人の多さや充実した施設の数々に目を輝かせていました。

 桃山学院大学には、当団体が運営する子ども食堂「キリンの家」を利用していた子ども達も在学しており、当日キャンパス内で会うこともできました。キリンで繋がっている身近な存在の大学生が実際にキャンパスで過ごす姿を見て、子ども達が今後の進路をイメージする上での一つのきっかけになったと感じています。

 彼らは、空き家を活用した民泊事業の立ち上げ・運営に向け、現在CAMPFIREにてクラウドファンディングに挑戦中です。5月17日には、大阪府が開催したクラウドファンディングのキックオフイベントにも登壇し、民泊事業への挑戦について熱く意気込みを発表させていただきました。
 今後は、クラウドファンディングでご支援くださった皆さまへの返礼品の準備や民泊施設のロゴ作成など、子ども達の想いを込めた活動を引き続き進めてまいります。

<キャンパスツアーに参加した高校生のコメント>
・まずは、キャンパスの広さや人の多さに驚きました。なかでも、キャンパス内のキャペルやそこに置かれたパイプオルガンはとても素敵でした!また、桃山学院大学は、学内の国際交流がとても盛んと聞き、私は元々外国人とのコミュニケーションなどに興味があるので、とても魅力を感じました!今後、自分の生きていく道を選択する中でとても貴重な機会になりました。

<キャンパス内を散策する子ども達>


<キャンパス内にあるチャペルのパイプオルガンの音色に耳を傾ける子ども達>

<代表 水取のコメント>
・今回、「キリンのとびら高等部」の子ども達が「進学」という一つの選択肢を体感することができ、とても有意義な時間でした。ともに企画してくださった桃山学院大学に心から感謝申し上げます。キャンパスツアーに参加する子ども達は、初めて触れるキャンパスの雰囲気にとても生き生きとした表情でした。
今回のように、さまざまな「働き方」「生き方」に触れる機会を通じて、子ども達が今後歩んでいく道を広げ、“自分らしく自分のペースで”チャレンジしていけるよう取り組みを進めていきたく思っております。

キリンのとびら高等部×桃山学院大学 キャンパスツアー
日  時: 2024年5月20日(月) 10:40~13:00
       10:30~ 大学概要説明
       11:20~ キャンパスツアー
       12:00~ 学内食堂にて食事
       13:00  解散
場  所: 桃山学院大学 和泉キャンパス(〒594-1198 大阪府和泉市まなび野1-1)
参加者: 「キリンのとびら高等部」の高校生3名とスタッフ

キリンのとびら高等部について
「キリンのとびら高等部」は、キリンこども応援団の理念である「子ども達が未来に踏み出せる場所を創造する」を体現する場所です。フリースクールで繋がる子ども達の中には、得意なこと・苦手なことがはっきりしている子どもが多いですが、苦手なことを人に合わせて生きていくのではなく、得意なことで社会と繋がり自分のペースで輝きながら生きていってほしいと強く思います。

だからこそ、「キリンのとびら高等部」では、通信制高校である代々木高等学校と提携し高校卒業資格の取得フォローを行うとともに、仕事体験「キリンのとびラボ」において現役のプロのフリーランスの方や地域の経営者のサポートを受けながら、自分の得意を活かし仕事としていけるよう、さまざまな活動を3年間実施していきます。また、フリースクールキリンのとびらと同じく、スタッフの伴走支援・精神的なフォローも行いながら、子ども達とともに歩んでいきたいと思います。
子ども達が自分のペースで生き方・働き方を探求する3年間を過ごし、「キリンのとびら高等部」卒業時には「進学」「就職」「起業(フリーランス)」など自分の生き方を自ら選択できるようサポートします。

<キリンのとびら高等部の子ども達とスタッフ>

2024年度の挑戦
子ども達は、これから空き家を活用した民家事業の立ち上げ・経営に取り組みます。
当取り組みは、大阪府と一般財団法人村上財団による「NPO等活動支援によるSDGsの達成に向けた社会課題解決事業」の対象事業として採択され、5月17日(金) よりCAMPFIRE for Social Goodにおいてクラウドファンディングに挑戦しております。

CAMPFIRE for Social GoodクラウドファンディングHP(公開中)
<目標金額 500万円>7月15日まで支援受付
https://camp-fire.jp/projects/view/755630?utm_campaign=cp_po_share_c_msg_mypage_projects_show

■特定非営利活動法人 キリンこども応援団について
キリンこども応援団は、大阪府泉佐野市において、子ども第三の居場所(コミュニティモデル)「キリンの家」を運営しています。キリンの家は、小学校低学年~高校生の子どもを対象として、課題を抱えた子ども一人ひとりに寄り添った支援を行う居場所です。子ども食堂やフリースクール、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)などを展開し、子ども達が子どもらしくいられる居場所です。キリンこども応援団は日本財団の助成を受けて運営しています。

■法人概要
法人名:特定非営利活動法人キリンこども応援団
代 表:代表理事 水取博隆
設 立:令和3年10月26日
事 業:子ども食堂事業(さのだい子ども食堂キリンの家)、フリースクール事業(フリースクールキリンのとびら、オンラインフリースクールclulu)、フードバンク事業(フードバンク泉佐野)、パントリー(食材配布)事業等
※キリンの家は、日本財団「子ども第三の居場所」の助成を受けて運営しています
住 所:〒598-0055 大阪府泉佐野市若宮町9番3号
URL :https://kirin-npo.com/

■「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」は、すべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々の置かれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。同時に、学校や地域、専門機関と連携し、「誰一人取り残されない地域子育てコミュニティ」のハブとしての機能を担っていきます。現在全国に200ヵ所設置されています。(2024年2月1日時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place

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