美麗なジュエリーの数々に圧倒。王室と美術でたどるジュエリーの逸話を紹介する『世界の美しい王室ジュエリー』が本日発売!

株式会社二見書房
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株式会社二見書房は『世界の美しい王室ジュエリー』(著:槐健二)を2024年10月28日(月)に発売いたしました。

美麗なジュエリーの数々に圧倒される214個の逸話。
大英帝国王冠と王笏にセットされた、世界最大のダイヤモンド原石「カリナン」、日本で初めてクラウンジュエルを身に着けた昭憲皇后、ロマノフ王家の膨大なジュエリー、豪華絢爛なナポレオン3世とウジェニー妃の入ジュエリー、ヴィクトリア女王とモーニングジュエリー……

王室と美術から世界の美麗なジュエリーの数々とその歴史をひもときます。


本書表紙にも使用された「ヴィクトリア女王のサファイアとダイヤモンドの宝冠/1840年」

ロマノフ王家の大量のジュエリーコレクションのひとつ「ロシア皇帝アレクセイ・ミハイロヴィチの王笏と宝珠/17世紀」

著者紹介

株式会社ロイヤル・アッシャー・オブ・ジャパン
代表取締役社長
槐健二(さいかち けんじ)

1964年生まれ。大学卒業後、国内大手宝飾企業に就職。
1998年に宝石鑑定士(G.I.A. G.G.)を取得。
その後、株式会社ロイヤル・アッシャー・オブ・ジャパンに転職し、2019年に同社の代表取締役社長に就任、現在に至る。
40代より、仕事のかたわら、ジュエリー、西洋絵画、歴史を融合させた「名作絵画とジュエリー」を書き始め、ロイヤル・アッシャーの公式LINEのコンテンツとして現在、配信中。


大英帝国王冠と「カリナンII世」

目次

1章 美術とジュエリー
「ナポレオンの戴冠式」とティアラ
ナポレオンの妹が戴く女神ケレスのティアラ
ナポレオンの皇后とジュエリー
フェルメールの真珠の首飾り
2つの「女占い師」に見る宗教戦争時代のジュエリー
「真珠の耳飾りの少女」の真珠のイヤリングの産地
フェルメールブルーを生み出すラピスラズリ
ルネ・ラリックのアール・ヌーヴォー・ジュエリー
日本の影響を受けたアール・ヌーヴォー・ジュエリー
グルベンキアンとの友情から生まれたラリックの傑作
メキシコの女性画家フリーダ・カーロとヒスイ
革命家トロツキーにささげた自画像とジュエリー
花嫁に人気の星のモチーフのティアラ
アメリカのエイグレット・ティアラ
クリムトの描いたドッグネックレス
レンブラント、光と影のジュエリー〈前編〉
レンブラント、光と影のジュエリー〈後編〉
宝石による文字遊びとメッセージ・ジュエリー
「敬愛」を伝えるジュエリー
大航海時代の幕開けと真珠の発見
コロンブスの発見したメキシコ・アコヤガイ
エリザベート女王が身に着けたレインボーマベ真珠
グランドツアーで土産として好まれたジュエリー
イギリス人が愛したローマン・モザイク
『時事新報』新春号の美人画「ゆびわ(ダイヤモンドの女)」

ガーランド様式のティアラ
カルティエ/1910年頃

レースのような透かし柄で、花や葉をつなぎ合わせた花網模様が特徴のガーランド様式

2章 王室とジュエリー
史上最大のダイヤモンド原石
2年間金庫に保管されたカリナンの運命
カリナンカットに成功した伝説のダイヤモンドカッター
英国王室の至宝となったカリナン
大航海時代、ヨーロッパにもたらされたオリエントの真珠
アジアからのアコヤ真珠が描かれた肖像画
ヨーロッパ王室、そして大女優へ渡った真珠「ラ・ペレグリナ」
「王が動くとダイヤモンドが音をたてて鳴った」ルイ14世
ルイ14世のお抱え宝石商ジャン=バティスト・タヴェルニエ
ダイヤモンドコレクター・ルイ14世
ハプスブルク家の「世界最大のエメラルド」からできた器
ザクセン公国・アウグスト強健王が作らせたジュエリー工芸品
所有者を不吉な運命へと導く青いダイヤモンド
散逸したフランス王家のコレクション
ジュエリーデザイナーの元祖、宮廷画家ハンス・ホルバイン
ヴィクトリア時代後期に結実したホルバイネスク・ジュエリー
ダイヤモンドを贅沢に使った「ガーランド」様式のジュエリー
ロシアで流行したココシュニック・ティアラ
ロマノフ王家の膨大なジュエリーコレクション
エカテリーナ2世のジュエリーコレクション
エカテリーナ2世のオルロフダイヤモンド
ロマノフ王朝の栄華とともにあった天才宝石商
ジュエリー史上最高傑作と呼ばれたイースター・エッグ
スコティッシュ・ジュエリーの流行と19世紀のイギリス
ヴィクトリア女王が愛したスコティッシュ・ジュエリー
豪華絢爛なナポレオン3世とウジェニー妃のハイジュエリー
「華やかさ」と「退廃」が共存したパリとカテドラル・スタイル・ジュエリー
第二帝政期のパリに登場した歴史主義ジュエリー
奇妙で幻想的なアルフォンス・フーケのジュエリー
園芸ブームと花のセンチメンタル・ジュエリー
ピューリタン革命で処刑された王の死を悼むモーニングジュエリー
喪に服すヴィクトリア女王が身に着けたモーニングジュエリー
徳川昭武も視察したパリ万博の豪華なジュエリー
日本で初めてクラウンジュエルを身に着けた昭憲皇后

アングレーム公爵夫人のティアラ
1819年~1820年

ルイ16世の娘であるアングレーム公爵夫人のティアラは第二帝政時代にはウジェニー妃によって着用された

コラム

日本とジュエリー1.
 廃刀令以後、ジュエリー製作を担った彫金師と小林豊造
日本とジュエリー2.
 明治期の小説に登場するダイヤモンド
アール・デコとジュエリー1.
 女性たちが選んだ機能的でエレガントなジュエリー
アール・デコとジュエリー2.
 装飾小物入れ・シガレットケース
アール・デコとジュエリー3.
 女性が活躍する時代の象徴・腕時計
古代ローマとジュエリー
 史上最大のクレオパトラの真珠
日本とジュエリー3.
 明治期の女性たちに流行った指輪
日本とジュエリー4.
 明治時代に登場した宝石サロン
英国王室とジュエリー
 カリナンのお礼にエドワード7世から贈られた銀器
古代オリエントとジュエリー
 アレキサンダー大王の東征を経てヨーロッパへ広がった真珠
科学とジュエリー1.
 自然光と人工光で色が変化する宝石
科学とジュエリー2.
 19世紀の照明技術の発達とジュエリー
戦争とジュエリー
 戦争と愛国心が生んだベルリン・アイアン・ジュエリー
日本とジュエリー5.
 御木本幸吉と養殖真珠の発明
日本とジュエリー6.
 ミキモトの海外進出と国際真珠裁判
フランスとジュエリー1.
 フランス国家のジュエリーの系譜
フランスとジュエリー2.
 「パッサージュ」と「百貨店」の登場
日本とジュエリー7.
 正倉院にねむるジュエリー

書籍概要

タイトル:『世界の美しい王室ジュエリー』
判型:A5変形
ページ数:224ページ
価格:本体2,300円
著者:槐健二
ISBN:9784576240824
発売日:2024年10月28日

<WEBサイト>
https://www.futami.co.jp/book/6015

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